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科学について聞きたいことがあります。
「気体には質量がある」と学校で教わったのですが、具体的には目に見えない気体にもそれぞれ質量があると証明するにはどのようなことを調べれば一番いいのですか? あと、シュタールの唱えた「フロギストン説」によって物質中のフロギストンが放出されたと言われていますが、結局この説は誤っていたんですよね? ならこの「フロギストン説」が否定するにはどんなことを証明することが必要だったんですか? それぞれどんな過程で証明されたか気になって… どうか教えてください。
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- mazeran
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「気体」は物質の三態変化の一つなので、低温にすると液体になり、さらに低温にすると個体になります。このときの質量を確認すればよいのではないでしょうか。(証明とまでは行かないかも) フロギストンについては、質量保存則に反して燃焼すると重くなると言う事実から考え方が淘汰されたと学生時代に習いました。 燃素が出て行くわけだから軽くなると言うフロギストン説。しかし実際は酸素と化合してその分重くなったわけです。
- pascal3141
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難しく考えないで、ゴミ袋にいっぱい空気を入れて、キャッチボールをすれば受けたときに反動を感じるでしょう。ゴミ袋だけのときより大きいはずです。つまり空気に質量があるからです。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
精密な秤が必要ですが栓を抜く前のビールの重さを計ります 栓を抜いて泡が出なくなったときの重さを計ります 酸素やアセチレンなどのガス容器の重さを充填時と放出時で比較します 鉄が錆びるのはフロギストンが逃げ出すからだと説明されていたのに鉄が錆びると重さが増える この現象についてフロギストン説の支持者たちは「フロギストンは負の質量を持つ」と説明しました これは木などが燃えると残った灰は軽くなっていることと矛盾します プリーストリーが脱フロギストン空気を発見しラボアジェがこれが元素(酸素)であることを発見した 燃えるのはフロギストンが逃げ出すのではなく酸素と結合する反応であることを証明した 燃える前の燃料と空気、燃えた後の残留物の総質量に変化がない 人間の体の中でも同じ現象が起こっていることを実験で証明した ボアジェのこのような定量的な研究が重なってフロギストン説は否定されました 重要なことは質量や体積の変化に注目した定量的な実験をしたことです
- kuzuhan
- ベストアンサー率57% (1585/2775)
目に見えるものの一例を参考までに。 中学・高校の理科で習ったかと思います。 上方置換法と下方置換法を用いて気体を試験管にためるという実験をしたかとおもいますが、これこそが「気体に質量がある」よいう参考例です。 上方置換するものとしてはアンモニア、下方置換するものとしては二酸化炭素が上げられます。 シャボン玉による実験が参照URLにてされていますので、ご参考までに。