円高ドル安と石油価格

質問

経済学超初心者で簡単な質問で申し訳ないです。

現在ドル安が続いており、１バレル辺りの価格が非常に高くなっているので、石油価格が沸騰していると色々なＨＰで読みました。
実際日本の石油価格も沸騰してます。

しかし、現在円高だとも聞き、それだと１バレル辺りの価格は円で考えると安くなって、日本では石油価格が低くなるのではないですか？

日本でも石油価格はドルによって決まるものなのですか？

この辺がよく分かりません。

初心者で簡単な内容と思いますが
すみませんが回答お願いします。

回答No.1

tanuki4u · ベストアンサー

算数だと思います

http://www.yamaguchi-rea.co.jp/PDF/FINANCE/F04.pdf
21世紀に入って　円は130円から100円　対ドル相場で　25％の値上がり
原油の方は　30→100超える三倍以上。

元の値段　÷130　×　３以上　だからあがっています。

と、思ったら、下記のデータがありました

http://www.kakimi.co.jp/4kaku/4genyu.htm

お礼

ありがとうございます。
ｐｄｆファイルとＨＰとても参考になりました。

原油価格が三倍以上も上がっているから結局円高でもあがってしまうのですね。

ありがとうございました。

回答No.2

omeger

円高か円安の判断は、これまでドル相場で行うのが通例になっていましたが、
実際にはこれには問題があって、
↓のような時は、ドル・円レートだけで円高かどうかを判断できなくなります。
・ドルが他の通貨に対して下落している時や、
(例えばユーロや他の通貨が上がって、ドルと円が両方下がっている)
・アメリカのインフレ率が日本と違う時
(インフレ率の高い国は、貨幣価値が下がって名目の所得は伸びるが、実質が伸びるわけではない。
例えば数年前までトルコは毎年何割も物価(と賃金)が上がっていたので、
為替レートが落ちないとおかしいことになる)
ここ数年、ドル安が進行したためと、日本のインフレ率が低かったため、
長期的な推移で見ると、今年は円高なのではなく、
依然円は過小評価されている(つまり円安水準)にあると考えられます。
円安を背景に、ここ数年は日本の経常収支黒字は急速に拡大して景気を支えましたが、
代わりに輸入品の仕入値は高くなっています。

総合的な為替レートを表す参考に、対複数通貨、インフレ調整済みで定めた
実質実効為替レートというのがあります。
こういった尺度で見ると、日本は2000年より3割位「円安」になっていて、
ユーロ圏は2000年から3割位「ユーロ高」になっているようです。
オーストラリアなんかはもっと通貨高が激しいです。

・実質実効為替レート(相対的消費者物価指数)(OECDより)
日本 (1994)104(1996)88(1998)84(2000)100(2002)84(2004)86(2006)73(2008年6月)68
アメリカ (1994)85(1996)86(1998)98(2000)100(2002)106(2004)96(2006)93(2008年6月)84
ユーロ圏 (1994)119(1996)122(1998)115(2000)100(2002)106(2004)123(2006)120(2008年6月)129
イギリス (1994)84(1996)82(1998)100(2000)100(2002)98(2004)97(2006)96(2008年6月)86
カナダ (1994)109(1996)107(1998)100(2000)100(2002)96(2004)113(2006)126(2008年6月)133
オーストラリア (1994)107(1996)115(1998)104(2000)100(2002)102(2004)124(2006)128(2008年6月)145

つまり、アメリカの原油高騰の「一部」は「ドル安」のためであり
これを補正すると原油価格の変動がいくらか穏やかになります。
これはユーロ圏やオーストラリアなどの一部の地域であてはまり、これらの地域の原油高騰は、
日本やアメリカから見た原油高騰よりも、上昇幅は穏やかにはなります。
もっとも石油課税の関係で欧州のガソリン代は元々から高いですし、
今年の原油価格(ドルベース)は、対前年同期比で2倍近い異常な推移となっており、
上昇幅が緩和される幅は限られています。
一方、円の総合的な為替相場は実質的には安くなっており
日本の為替レート変動は原油高をむしろ助長しているともいえます。

お礼

むむむ、難しいですね・・・。
とりあえず石油価格の以上な沸騰が重要点なのですね・・・

もっと経済学学んでから読み返します；