コホート研究と症例対照研究について

質問

コホート研究と症例対照研究について、簡単にご説明下さい。
前向き研究がコホート研究、後ろ向きが症例対照研究ということでいいのでしょうか。

回答No.1

kgu-2

レポートのような気がしますので、簡単に。そうでないなら、ご事情を書いてくだされば、続きをかくかも。
　症例対照研究は、患者と正常人を比較する研究です。過去の事例についての調査なので後ろ向きの研究ですが、後ろ向きはこれだけではありません。
　コホート研究は、まず2つの群にわけます(この群をコホートといい、ローマ時代の軍団に由来するとか)。動物実験を想定して下さい。例えば、リンゴが体に良いか調べるときには、対照群は普通に普通に育て、リンゴを食べさせる群(実験群)はそれ以外にリンゴを食べさせます。両群の差異をチェックしてリンゴの良否を判定します。人の場合は、リンゴを好きな人の群とそうでない人にわけて、調査します。現在の疫学では、コホート研究のみは前向き調査と言われ、管理栄養士の国家試験では、何度か出題されています。