- ベストアンサー
飢餓・飢饉の時の山で採集する食べ物
飢饉の時の食事について教えてください。昭和の初めまで、飢饉の時には、人は山へ行き、ナラ等の様々な木の実、ワラビの根等を採り食べていたと聞きます。各種の資料に載っています。また、縄文人もこのような物を食べていたと言うことです。質問です。クリを除き、多くの物はすぐには食べられず、あく抜き等の様々な処理-物によっては一ヶ月ぐらいかかるという-を行って食料としていたようです。これはどのような処理を行ったのですか。当然物によって処理は全く異なる思います。これらを具体的に書いてある、HP、書籍等はありますでしょうか。かなりていねいに再現できるように書いてある物を望みます。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 『食物本草』を一度ご覧になってください。大抵の図書館にはあると思います。 また『救荒食物』でネット検索するだけでもいろいろヒットすると思います。 小生もいろいろ読み漁り、実践してみた時期があります。 下処理もモノによって様々。水に晒す、煮て灰汁を取る、磨り潰す、乾燥させる、陽にあてる…先人の知恵には頭が下がります。 救荒食物で他に有名なのはヒガンバナ、トチの実、リョウブ。場所によってはアカマツの皮も食したようです。
その他の回答 (6)
- joxter
- ベストアンサー率55% (85/152)
ここはご覧になっていますでしょうか? http://www.sansaiya.com/kinomi/tochi/tochi.html
お礼
回答ありがとうございます。 私もこれは「発見」いたしました。親切に写真も入れてあり、ありがたい限りです。このHPの作者は「謙虚」なのか、これで作り方は決定、とか言う感じでは書いていません。まだまだ、細かいことが必要です、と言うスタイルで書いてあります。 しかし、いずれにせよ、HPの紹介ありがとうございました。トチは技術としては、昔の人にとってはかなり難しかったと思われます。また、ワラビの根は労働として大変だったと聞いております。クズはわかりません。カタクリはそれほど大量に手に入る物ではなかったようで、あまり重要視されていないようです。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
全集日本の食文化(第11巻) 非常の食 雄山閣 5040円 ISBN:9784639015987 近世土佐救荒食物史考 救荒食・非常食の工夫 伊豆諸島の救荒食 というのが掲載されています 土粥というのがあったそうですね、これも救荒食ですかね。 東京の五反田で土料理を出すお店もあるとか。
お礼
回答ありがとうございます。 これこそが私が求めていた本???でしょうか。 どんな内容であるか、ぜひ確認したいのですが、 いかんせんお値段が。なので、どこか公共の図書館にでもありそうですので、そこで確認したいと思います。 ありがとうございました。
- thorium90
- ベストアンサー率20% (365/1769)
補足します。 クズ、ワラビ類で良いのなら 山野草などの書籍や検索で精製等の方法は得られます。
- thorium90
- ベストアンサー率20% (365/1769)
山で採集できる食べ物は クズ、ワラビのレベルまで入れたら 軽く100種類以上あります。 木の実だけでも同じくらいあります。 かなり狭い範囲の情報を信じるべきではありません。 クズ類と同レベル(←スーパー等で売っている)の食用可能な物質なら 結構簡単に検索できるHPや廃盤にもなっていない書籍から かなり多く探せますが 趣旨がわからないので具体的に適合する情報が どれに掲載されているかはわかりません。
お礼
再び回答ありがとうございます。どうも趣旨がずれているように感じます。「食べ物、食用可能な物質」ではなく、飢饉の時の食事です。「救荒」への対応です。相当広い物を食べていたようですが、また、その一方でかなり絞られていたようです。 農学者として著名な中尾佐助氏の本ではワラビの根を食べることについて「ワラビの芽も、このかぎられた地域で賞味されるだけである。セイヨウではワラビの根にあたる救荒植物はスギナ類で、、、東洋ではまったく問題にしていない。救荒植物は、なんでもできるかぎり利用するというわけではなく、それぞれの地域の文化複合の一つとしてそれが定まっているものである。」となっています。それなので、縄文人が食べ、長い日本の歴史で救荒植物とされてきた、「代表的」な物について知りたいと言うことです。
- thorium90
- ベストアンサー率20% (365/1769)
処理は発酵、臼で挽いて何度もさらしてでんぷんだけ利用 他いろいろです。 物によって様々で そのたびに少量を食べて毒見しながらの試行錯誤です。 地域差もありますので 全てがわかる人はどこにもいません。 自分で体験するか、時間をかけて想像するしかないです。
お礼
回答ありがとうございます。 たしかに 「全てがわかる人はどこにもいません。 自分で体験するか、時間をかけて想像するしかないです。」これはもっともですね。ただ、日本では、かなり限定されているようで、ワラビの根、クズ、数種類の木の実等のほんの5-10種類ぐらいに限定されているようです。
- usokoku
- ベストアンサー率29% (744/2559)
具体的に書いてあるサイト・書籍は知りません。 ただし、20-30年前にNHKの放送で、 原則として1回ゆでれば食べられるようになる と放送していたのを覚えています。注意点は、鍋による加熱ではなく、輪切り孟宗竹に水などを入れて加熱していますので、再現条件に注意が必要です。 有名人では、宇都宮大学の教授が付近の分布調査を行い各種山野草を採取して、煮て、贈答品として持ち歩いていた、という有名な教授がいたはずなのですが、氏名を忘れました。 当時(1970-1980年頃)の業績を調べればわかるかもしれません。
お礼
回答ありがとうございました。うーむ、具体性、再現性ということでは??? あく抜き等の処理をきちんとやらないと厳しいようです。どうも一度ゆでただけでは、これは間違いないとおもっていますがねえ。 どなたかご存じないでしょうかねえ。一度山菜採りの本の後ろの方に載っていたのを見たことがありますが。
お礼
回答ありがとうございます。ネットでトチの実を調べると、相当に、相当に大変、とどこも書いてあり、あまり確定した、細かい記述は探せなかったです。『食物本草』ありがとうございます。近日中に調べてみます。 知りたいのは、根では、クズ、カタクリ、ワラビであり、実では、トチ、ドングリ類各種、オニグルミ(脂肪分が強いので、乾燥させて脂肪を取り除いたのか?とある) 以上の数点です。