回答ではありませんが...
ミツバチは、赤外光はもちろん、赤も見えません。橙色~緑までのスペクトルは区別が出来ず、そのほかに青、300nm位までの紫外線、この「3原色」を見ています。遠距離では匂い、近くでは視覚を使って行動している事が知られています。
特に視覚が良く発達しているのは蝶で、「5原色」を識別します。大体のところ赤・緑・青・紫・紫外線であり、ヒトが赤・緑・青の3原色しか区別できない(他の色はこれらの混合として見ている)のに比べて遙かに豊かな色覚を持っていると言えます。
一般に、昆虫は赤外線や赤は苦手で、紫外線の方が得意のように思われます。実際、花弁や蝶の羽が(ヒトが見る可視光の波長では同じに見えても)紫外光で見ると花の中心部が暗い、蝶の雄と雌で羽の模様が違う、など、紫外線を手がかりにしたパターンが非常に多い事は良く知られています。ミツバチの場合には花弁の中心部の、紫外線で見ると暗い部分を目印にしている事が分かっています。
この事から考えると、ミツバチに運んで貰う種類の花粉の場合には、(どうせ橙色~緑までのスペクトルは区別できないので)むしろ紫外光で見て暗い、というミツバチにとって目立つ「色」をしているんじゃなかろうか、と思われますが、実際にはどうなんでしょうね。NHK技研が紫外光テレビカメラを作って面白い映像をいろいろ撮影しています。
で、風媒花がなぜ黄色い花粉か。なんででしょう?
お礼
大変助かりました. 風媒花の花粉についてもやっと分かりました. といっても私の思いこみだっただけのようですけど。 ありがとうございました.