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ガラスのヤケについて
ガラスがアルカリなどで白や虹色(?)に変色する「ヤケ」という現象がありそうですが、化学的にはどうなっているのでしょうか?
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ここでいうガラスが普通のソーダ石灰ガラスとします。「やけ」は、下図のようにガラス表面にできた水和珪酸の膜だと思います。これは、ガラス表面付近のアルカリ成分(例えばNa+)がアルカリ水溶液中のH+と交換してできるものです。 なお、ガラスの化学的耐久性を試験するのに、試料表面の侵食の深さすなわち膜の厚さを干渉計を用いて測定する方法があります。 OH- OH- Na+ Na+ 液相 --------------- OH OH | | ガラス相 -O-Si-O-Si-O- | | O O | |
- 参考URL:
- 成瀬省、「ガラス工学」、共立出版
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- kenji-osak
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回答No.1
ガラスが薄く皮がむけるように溶けているのではないでしょうか。 溶けたガラスの厚みが、波長レベルで変化すると虹色に反射するような きがしますが。
お礼
わざわざ調べていただいてありがとうございます。大変ためになり、分かりやすかったです。