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教師の立場として高校生の生徒に本を読む習慣を付けさせようとする場合
タイトル通りなのですが・・ 教師の立場として、高校生に読書を好きになってもらい 読書の習慣を付けさせようとするなら どんな働きかけをすれば良いと思われますか? 小さな子供なら、読み聞かせなども有効かと思いますが 高校生ともなるとどうなのでしょうか? 「自分の好きな分野の本を選んできて読みましょう」 では、ちょっと不足している様な気がします。 個別ではなく、一斉に沢山の生徒が相手だということもあり ちょっと悩んでいます。 読書離れを何とかしたいと思っています。 是非、色んな体験談や、ご意見をお伺いさせて下さい。 よろしくお願い致します。
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財団法人出版文化産業振興財団から出ている(通販のみ)「この本読んで!」という本の中に、読書アドバイザーお勧めで、「おはなし会プログラム」が載っています。 たとえば、2008春号では、テーマ/ON MY OWN 所要時間40分 1.ぼくを探しに 2.ビッグ・オーとの出会いー続ぼくを探しに 3.非・バランス 4.ダンデライオン 5.ぼくは悪党になりたい 6.森の絵本(対訳版) という形で、絵本は読み聞かせ、読み物については、一部を読んで本の紹介をします。 読む生徒も人に読んでもらうのは嫌ではないと思いますし(読書好きの大人も)読みながら紹介していくのは、読まない生徒にとっても第1歩として悪くないと思います。 仮につまらなそうな顔をしていても、騒ぎさえしなければ寝ても良しという姿勢で勧められると良いと思います。 どのようなものも万人に向くというものではありませんが、40分のうちのどこかで、何かしら感じると思います。 中学校で行った時は、斜に構えていた子が、終わるころには、見入っていたということもありました。 先生が、おざなりに読書のすすめというのでは難しいでしょうが、面白かった本などを定期的に紹介していくと、少しずつでも効果が出ると思います。 ご存じのように、一番つまらなくするのは、感想を求める(学習)ことでしょうね。勝手に出てくるまでは、垂れ流しも良いという覚悟でどうぞ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF
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大学受験をひかえている生徒に対してはかなり難しいことではないでしょうか。むしろ受験勉強の味気なさから小説を読みふけってしまうというような例を聞きます。読書の効用より受験でいかに点が取れるかのほうが切実なのではないでしょうか。ただ受験勉強に専念することもやはり勉強になって自分の進路を決めるための大切な手段となっています。余裕があったらいろいろな本を読むことは良いことであるというような結論になってしまうのではないでしょうか。
お礼
ご意見有難うございます。 そうですね。 仰る通り、3年生の受験を目前に控えた時期で、大学等の進学を目標にしている子供たちには、もしかして負担かもしれませんね。 でも、色んな高校があって、色んな子供がいます。 受験をしない子供たちも多くいます。 受験をする子供の中でも、1・2年生の時には 比較的、ゆったりと過ごせる子達も沢山いるでしょう。 受験勉強のなか読んだ本が、力を与えてくれ、勉強をする力を 更に与えてくれる事ももしかしてあるかもしれません。 読書の必要性について、ここで議論しようとは思っていません。 それに、私は受験勉強で忙しい子供に、本を読むように押し付ける気はないのです。 本が嫌いな子に読書を押し付ける気もないのです。 ただ、子供たちに本を好きになってもらう為に、 また、既に嫌いな子にほんの少しでも好きになってもらえるには どうすれば良いのかなと思って 御質問させていただきました。 受験生にとっては、読書を薦めることは迷惑だと感じる方も おられるという事は勉強になりました。 有難うございました。
- dqpq05
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読書は好きな方なんですね! 質問者様がこれまでに読んで、本当におもしろいと思った本、好きな本をただ紹介するというのはどうですか? 私が教師から感じていたことですが、「それらしい形式的な話」と「自身の体験に基づく、本当に思った話」というのは嗅ぎ分けられるものでした。 高校生にもなると、かなり本格的な読書好きっていますよね。質問者様が把握している以外にも、いてもおかしくないと思います。そのような人たちは特に厳しく反応すると思います。 読書の習慣が無い人に、読書に興味を向かせるというのは大変なことだと思います。少しずつきっかけを作っていくというのも一つの手なのではないかと思います。
お礼
dqpqさん、アドバイス有難うございます! 仰る通り、きっと生徒は教師の態度や 感じている事を 敏感に嗅ぎ分けることが出来ると思います。 表面上のものは、生徒の心には届かないでしょうね。 読書については、色んな考えの方がおられます。 押し付けになってはいけないし でも、伝えたい事はあるし・・・ 色々試行錯誤していきます。 有難うございました!
- na_na_ko
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ただの一般人ですが、高校生の頃 教師にどう言われたら本を読んだか考えました。 「この本はいいです。読みましょう」 →めんどくせー 従来どおりの押しつけ型ですね。 読書感想文の課題作ってなぜかつまらなく思えたものです。 「自分の好きな分野の本を選んできて読みましょう」 →は~い。分かりました。…とスルーしそうです。 押しつけ型よりはいいと思いますが、おっしゃる通り弱いですよね。 どういう単位で行うのか分かりませんが、例えば 「毎月一冊、先生に好きな本をオススメして下さい」 ってどうでしょうか。。生徒が推薦文を書くのです。 短くてもよくて、フリースタイルで。 ○文字以上とか無しで、キャッチコピーでもOK。 で、推薦文がよかった本を毎月、何個かランキング形式にして印刷物で発表。 載せるのは、本・推薦者・推薦文(長いものは要約)。 部門別があったら面白いですね。先生の趣味に偏らないし。 純文学、ミステリ、恋愛小説、ノンフィクション、 詩歌、エッセイ、時代小説、青春小説、 あとライトノベル、ケータイ小説、その他。 分け方が難しいかもしれないですが、 この本はどの部門に応募したらいいですか? という生徒の質問に答えるのもコミニュケーションになるかと思います。 とっかかりが大事なので、ラノベやケータイ小説を 否定したらいけませんよ。 面白い本を見つけたら「これ絶対オススメしよう!」 ちょっと難しい本も「頑張って読んだら先生ビックリするかな」 ランキングを見て「ふーんアイツが面白いというなら読んでみようかな」 って感じで広がりませんかな… あと、これは、という推薦文があったら 学期末、大賞として先生が読んでみて感想文を書くとか。 て、まあそれは教師ってお忙しいので大変かもしれませんが… 堅物の先生が、ちょっと過激な描写もある 恋愛小説の感想文書いてたら盛り上がりそうです。
お礼
アドバイスを有難うございます。 なるほど、すごく面白そうなやり方ですね! 余計に読書嫌いするの本意ではないので 押し付けがましくないやり方を考えていましたので とても参考になります! このやり方は、読書についてだけではなく そこから、色んな場面で生徒と関わりを持てそうなのも とても良いですね! 一人ひとりの生徒を知るきっかけにもなりそうです。 とても参考になるご意見を有難うございました。
- hyakkinman
- ベストアンサー率16% (738/4426)
金八先生にでもなれば・・・。 クラスに問題が起きた時の「解決のヒント」でも書いていない限り、「読書」はしません。 「読書感想文の恐怖」を体験してきた高校生にとって、「実用性」の無い「作り話の世界」の強要は、「いじめ」以外の何物でもありません。
お礼
そうなんですよね・・・ きっとそう思っている人が沢山いると思います。 別に金八先生になるつもりはありませんし なれるとも思っていません。 そんなふざけた気持ちではないのです。 人生において大切なものを本から得た人も いると思うのです。 (実際に私は色んなものを貰いました) 読書感想文は私も嫌いでした。 でも本を読むことを嫌いになって欲しくないなというのが 私の個人的な考えなのです。 ”何が何でも読書”というのではなく 読書も選択肢の一つにおいておいて欲しいなと思うのです。 もちろん、これは私の考えで あなたに押し付ける気持ちは毛頭ありません。
- dqpq05
- ベストアンサー率33% (361/1089)
質問者様は普段、またこれまでにどのような読書の仕方をしているのですか? 質問者様へ意見を言うにしても、質問者様がどのような本との付き合い方をしている人なのか分からないと不明瞭な意見しか出ないと思います。 以下を補足して頂けますか? ■読むジャンル ■好きなジャンル ■これまでの読書との関わり方 ■現在の読書との関わり方 ■読書は好きですか?嫌いですか? ■質問者様は、読書から何を得られると感じていますか?
補足
ご意見、有難うございます。 補足させて頂きます。 読むジャンルや好きなジャンルは、一貫してこれというものはないかもしれません。 例えば、生き方について・趣味について・知識として調べたい事について(テーマは色々です)・・・その時その時で、自分の中から湧いてくる欲求について書かれているものを、次々読みます。 特に、エッセイや哲学までも含めて、人生に関するものが 好きです。 その中で何かを得ようとします。 だから、私にとって本は色んな意味での先生でもあります。 読書との関わり方も、一定してこれというものはありません。 求めるものが沢山湧いてきている時は 手当たり次第に図書館から借りてきて読みます。 読まない時期もあります。 読書は好きです。 寝る前の読書の時間は、至福のときです。 読書から得られるもの・・ 私にとって読書は、時には生きる指針の1つです。 色んな人の生き方・考え方を知ることが出来る。 世界が広がるような気がします。 こんな感じで宜しいでしょうか? どうぞよろしくお願い致します。
お礼
RAKUDAMAMAさん、貴重なアドバイスを有難うございました! 紹介して頂いたページを拝読いたしました。 とても興味深い内容でした。 ブックトークについて、勉強してみようと思います。 本当に助かりました。 有難うございました!