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偏差値30未満から45までアップさせるには・・・
ほとほと困っています。 現在私は個別指導形式の学習塾で中学三年生の男の子を指導している大学一年生(浪人したので年齢は20歳)の女性です。 私の生徒は、一次方程式はおろか、四則演算もろくに出来ない状態です。 受験予定校は、偏差値が45前後でして、本県にある、男子生徒が入学可能な高校は、最低でも38ほどが必要とされています。 現在の彼の偏差値は約25ほど。どのように学習を進めるのが彼にとってはベストでしょうか? 現在は、四則演算を中心に、たくさん演習をさせています。が、そろそろ受験対策もしたいし・・・。私としては、文字式、一次方程式、出来れば二次方程式のみ学習して完璧にして、図形問題は捨ててしまおうかな、といった状況です。それともいちおう全体に目を通しておいた方がよいのか・・・。 みなさんの御意見お待ちしています。
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学校によって大幅に異なるのですが. 私の地区の高等学校で.子供が通っていた学校の場合には.偏差値40がびみょうなラインです。 この場合.小学校6年程度までの問題が全問正解できれば.偏差値45程度になりますので.単に「うかればよい」くらいならば.小学校4.5.6年用の問題集(特に問題数の少ないものを選択)をそれぞれ1週間程度で.全問回答できる程度の速度で1回溶かせ.間違えた部分だけを1週間程度で練習させると.大体偏差値45程度の学力となります。中学校1年程度が全問正解ならば6-7割は正解ですので.特に学校を選ばなければ.高校は楽に入れます。 >四則演算もろくに出来ない状態です。 計算間違いが多いのであれば.最初に全部計算した後.もう一度最初から計算して「2回計算してみて同じだったらば正答だと思って解答用紙に書け」と指導すれば良いでしょう。計算間違いの場合には.同じ所で同じように間違うのはまれですから。 なお.子供の大学入試対策として.小学校5.6年中学校1.2.3年の内容だけ(この先は時間がなくて不可)練習させたところ.センター入試現代国語の5割程度は正解となりました。
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- Paul03141983
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私も大学一年でして、これまで何人か生徒を教えてきました。中学生の学ぶ数学は多岐にわたっていますし、かつすべてそれが系統立っているので、どれかひとつを捨てるというわけには行かないでしょう。ましてや、公立高校受験を考えているのなら、尚更です。 どんな科目を勉強するにしても、まずは基本をしっかり押さえるべきだと思います。数学でいうなら、教科書の練習問題レベルの問題をまずはすべてクリアーすることを目標に勉強を進めていくしかないでしょう。生徒さんがまったく現時点で数学ができていないというなら、明らかにそれは基本的な知識が欠如していると考えるべきです。ですから生徒さんが基本を身に着けるまで、根気よく接してあげる必要があると思います。 偏差値は、僕の経験上、あまりあてにならないと思います。偏差値を気にするよりかは、まず基礎学力の向上に努めるべきだと思います。 受験当日まで基礎問題を何度も解いて合格した中学生を何人か知っていますが、彼らに共通しているのは、皆最後まであきらめなかったことです。 生徒さんにとっても、あなたにとっても今は大変だと思います。ですが、最後まで諦めず、基礎を確立してください。
お礼
ありがとうございました。 今の彼の状態だと、まずは「足し算っていうのはネ・・・」 からはじめなくてはならない位ですよ。冬期講習を利用して、根気強く取り組んで行こうと思います。
- nozomi500
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まず、 「偏差値25ほど」というのは、正規分布に近い成績のちらばりであれば、「完全に最低レベル」ということですね。 本人のためを思えば、一浪させて再来年までに実力をゆけるほうが将来のためかな?と思います。人生は長いけれど、勉強に費やせるのは若いうちだけだから。 「四則計算」ができる、というのが、単に計算式をこなせる程度、ということであれば、それで高校に進むのは、原付の免許で普通車を高速で走らすようなものじゃないかと思います。 正直な話「受験対策」が必要な高校では、無理なんじゃないかと思います。「偏差値40」ほどの成績、ってのは、「対策」でとるもんじゃなく、「日常」でとれなきゃどうしようもない。 まず「かけざんのしくみ」です(九九ができたら掛け算が出きる、と思っている子が多い)。 「1あたりの量」×「いくつぶん」=「全部の量」をしっかり理解すること。 わりざんは「1あたりの量」を求めるものと「いくつぶん」を求めるのと2つがある。かけざんとわりざんは同じ物なんですね。 これをおさえれば「1あたり」が決まっていて、「いくつぶん」が変化することで「全体量」が変化していくものが「一次関数」になります。 これはさらに、微積分にも発展していけます。 ちょっと「文字」を使うようになった生徒って、すぐ「A+B」「A×B」とか式にしたがるけれど、じつは「A」は「長さ」で「B」は「体積」だったりする。 「メートルたすリットル」「メートルかけるリットル」って、何を意味するんだ?そんなところから、基礎固めだと思いますよ。
お礼
ありがとうございました。 その通り、彼は完全に最低レベルに属していると言えます。 私が彼を受け持つようになったのは、夏休みあけからですので、その前はどうだったか分かりません。だんだん下がってきたのか、元からこんなものなのか・・・ せめて今年度の初めから受け持っていたのなら、もう少し成績を向上させる事も出来たかもしれませんがいかんせんもう時間がない・・・。本人の実力をもう一度確認して、もう一度指導内容を検討してみたいと思います。
- anaank
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こんばんわ。心労お察しいたします。できない生徒にできるようにすることは、喜びでもあります。しかし、限度があるのも現実です。 その生徒さん、どこから躓いてしまったんだろう?もうおわかりのことでしょうが、やはり、基礎に戻って、何度も何度もしつこいくらい、これでもか?と学習させる事が大事ではないでしょうか? あと、本人にどこまでが理解できていて、どこまでがわからないのか?全部わからないでは話にならないので、やる気を出させて、できるだけ簡単な問題をなぜ、こうなるのかを楽しみながら教えられたらいいでしょうね。 完璧を目指さず、やればできるんだという、達成感を持たせてみてはいかがでしょうか?
お礼
>できない生徒にできるようにすることは、喜びでもあります。しかし、限度があるのも現実です。 全くその通り。宿題くらい・・・せめて宿題くらいプリント失くさないでやってきてよぅ!!といったところなんですよ。 先日も授業があって、彼が解答する様をじっと見ていたら、四則演算の約束事が、1問解くたびに忘れられていくのです・・・これは辛抱強く、指導を続けるよりほかないな、と再認識しました。
- shota_TK
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「図形を捨てる」のは何故でしょうか?苦手なんですか? よく、数字は苦手だけど、図形は得意っていう学生がいますよね。 あと、四則ができないのに方程式は無理ですよね。分数の足し算あたりから地道にやるしかないのでは?ご両親とも相談して、場合によっては一浪覚悟で将来の計画を立てるべきではないでしょうか。私の知人にも、高校浪人をした人がいますが、国立大学を卒業して、立派にやっています。今、焦って高校に入っても、ついて行けないと思います。 それから、数学以外はどんな感じなんでしょうか。数学以外の教科に見るべきものがあるなら、高校進学はあきらめて、その能力を活かせる仕事に就く、というのも立派な選択だと思います。
お礼
ありがとうございました。 ええと、図形問題を捨てようと思ったのは、彼が公式や条件を覚えない生徒だし、配点の事を考えると(私の県では確か図形問題は選択制で、低配点だったと記憶しています)捨てておいた方が無難かと判断したためです。 私の説明が不十分だったのかもしれませんが、 四則演算→文字式→一次方程式・・・(以下略)といったように学習を進めようかと思っています。 御両親はなんとしてでも高校には現役で入れたいそうです。 数学以外の教科もあまり芳しく有りません。
- tnt
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偏差値45だと難しいかも知れませんが 38なら....という学習方法です。 数学の場合、公立高校の入試問題でも、 結構小学校で教える内容がおおきなウェートを占めています。 3桁のかけ算、簡単な図形問題、鶴亀算です。 文章題でも、設問に4つ問いがあれば 内2つは小学生レベルで答えられる筈です。 というわけで、小学校6年生用算数ドリルをやることを お勧めします。 数問やらせたら、それと同等(もしくは簡単)な問題を 宿題としてやらせる、という感じです。 今は四則演算をさせているとのことですから、 小学校レベルができてから、一次、二次方程式を 教える事になるのでしょう。 中学校の図形は捨ててかまわないと思います。 他の教科は大丈夫ですか? もしも3教科で済むのでしたら、 あとは国語の現代文の回答の探し方を教え 英語の定型文の暗唱だけやらせても 効果があるかもしれません。 本人に危機感が無いのはやむ終えません あるぐらいならとっくに勉強しているはずですから。 本人のタイプがわからないのですが、私が伝えるのは、 とにかく言われたとおりにやりなさい。 そうすれば、きっとうまくいきます。 これだけですね。 もう、わからない授業でボーっとしているのに 慣れてしまっているはずなので、 それは私の前では通用しないよと言う事だけを話してから、 できるかできないかギリギリの問題をどんどん出していって 興味を継続させるしか無いと思っています。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。 高校入試でも小学校の学習内容がとても重要になってくるのですね。小学校の学習内容が彼はきちんと理解できていないのかもしれません。四則演算の優先順位も分からないような子でしたから・・・ 本来だったら公○式などに通っていただくのが、この生徒にはベストなんでしょうが、そんな事、アルバイト講師の私からは言えません・・。できるかぎり沢山等質の演習をさせて、根気強く勉強していきたいと思います。 ありがとうございました☆
- michaela
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難しいですね~。 私も個別指導の塾で教えていて、同じように悩んだことがありました。 「いいかげん焦れよ!」っと思うのですが、なぜか本人より教えてるほうがかなり焦るものです。 おそらく塾で三者面談のようなものがあるのではないでしょうか? その場合、親御さんに現在の偏差値と予定校の偏差値をしっかり把握していただいて、冬期講習として毎日来るように仕向けるということしかできないですね。 四則計算は山のように宿題にして、方程式などを塾で教えて…というのがベストでしょう。 が、数学だけが問題なのでしょうか…。 たいていそういう子は英語も…というパターンが多いのでは? どっちにしても、本人に自覚(もういい加減時間がない!!)を持ってもらうしかないと思います。 私は日々いろいろな方向で言いました。 「ホントに高校行きたいなら、人生のうちの3ヶ月ぐらい死ぬほど勉強しろ!」と。 あとは、できたらめちゃめちゃ誉めまくる。というのも、本人は内心かなり嬉しいようで、ちょっと頑張っちゃったりしますよ。 出来ない生徒というのは、「どーせ、先生は昔からできる生徒だったんでしょ!自分は違うんだ。だから、先生みたいにできないのが当たり前」というひがんだ考えをしてしまうことが多いように感じました。 自分の失敗談や、「あ、こういう問題、私が中学のときニガテだったんだ~」って同じ視線に立って友達として話して、解けたら誉めてあげるのはどうでしょう。 問題としては予定校の過去問で点数になりそうな単元2つ3つに絞って、ローテーションでその2,3単元をひたすらやりまくることで、問題のイメージを叩き込めば、そのうち正解率はあがります。1つをひたすらやると、慣れてしまって、他のものも同じじゃないかと思ってしまったり、逆につまらなくてボーっとしてしまいがちですし。 本人を飽きさせずに一緒に走って上げましょう。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。 三者面談は既に終わっていて、冬期講習も参加が決定しています。これはホントに冬が勝負だなぁ、と言ったところです。 私は彼の数学・理科を担当しているので英語・国語・社会はよく成績が分かりませんが、数学の解答作成などを見ていると、漢字は書けないし書き順はめちゃくちゃなので、おそらく国語も苦手と思われます。 本人は、家庭でも学習はしていると言っているので、危機感がゼロ、というわけではなさそうなのですが、基礎力がなくて本当に困っています。 冬は私も死ぬ気でビシバシ行こうと決意しました。ありがとうございました!
お礼
ありがとうございました。 小学生用の問題集を解かせる・・・なるほど、と思いました。冬期講習までにやってみたいと思います。 同じように、小学校で指導を受けているはずなのに、どうしてこんなにも能力に差が出てしまうのでしょうか。教育現場では出来ない子供はズンズンおいていかれてしまうのでしょうか。こういった子供たちをフォローアップしてあげるシステムは公立校には必要ないのかなぁ・・・。 受験までもう少し、頑張ってみます!