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断熱材これで大丈夫でしょうか

建築条件付の木造在来3階建てです。建物の契約はまだです。 仕様書に屋根、外壁の断熱財はグラスウールで、厚さが50mmとあるのですが 妥当でしょうか。 床や天井の断熱材の記載がないのですが、断熱材入れるものですよね? どのくらいの厚さがあれば快適に暮らせるものでしょうか。 宜しくお願いします。

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回答No.2

「快適に暮らせる」というのが、人による差や気候条件などで変わってきますので、一概に決め付けられるわけではありませんが、最低、次世代省エネ基準をクリアすることは必要でしょう。 グラスウール10kを50mmでは、次世代省エネ基準を満たすことも出来ませんし、一般と比較しても最低レベルでしょう。 断熱材の材料コストそのものは、それほどしませんから(施工費の方が大きいはず)、断熱材とサッシの断熱性能アップをお勧めします。 性能アップ分のコストアップは、冷暖房費用ですぐ回収出来るだけでなく、快適性のアップにもつながります。 また、窓から冷えで足元が冷えますから、サッシの断熱性能は、非常に重要です(高性能サッシでも壁の断熱性能より一桁悪いです)。 東京のIV地域での次世代省エネ基準は、熱損失係数Q値2.7W/m2K以下、相当隙間面積C値5.0cm2/m2以下です。 例えば、 壁:グラスウール10k 100mm 天井:グラスウール10k 200mm 床:押出法ポリスチレン3種 50mm以上 で、サッシ(ガラス)の断熱性能も注意すれば、このレベルはクリアするものと思います。 本当に「快適に暮らせる」となると、次世代省エネ基準を上回るQ値1.5W/m2K以下、C値1.0cm2/m2以下くらいを目安とすると良いでしょう。この場合、 壁:高性能グラスウール16k 100mm 天井:高性能グラスウール16k 200mm 床:押出法ポリスチレン3種 90mm くらいで、サッシも断熱フレームにLow-Eペアガラス以上の断熱タイプ(熱貫流率2.5W/m2K以下くらい)が必要となるでしょう。 これくらいのQ値、C値ですと、東京の気候で、効率の良いヒートポンプ熱源(エアコンを含む)で全館24時間暖房がリーズナブルなランニングコストで可能になってきますので、どこも一日中寒くない家が実現出来ます。ヒートショックの死亡者数は、交通事故の死亡者数より多いので、全館24時間暖房は、決して贅沢ではないと思います。 全館の暖房コストは、(日射取得などと除けば)家から逃げる熱に比例しますから、(C値が十分小さければ)このQ値に比例することになります。 また、未だに関東以西の工務店・建築士などは、気流止めを施工しない(断熱材が効かなくなる、結露の元となる)、防湿気密シートを施工しないのを当たり前と思っているところが、非常に多く、細心の注意が必要です。「気密が悪い=隙間風」ということで不快ですし、壁内に水蒸気が入ると結露の元ともなり耐久性を著しく落とすことにもつながります。 それから、和室の畳の下の断熱材が無いとか、土間の断熱、気密断熱タイプの床下点検口や天井点検口を使っているかなども注意が必要です。 是非こちらをご一読ください。 http://www.ads-network.co.jp/advise/15.htm 断熱材の種類と厚さは、この住宅金融公庫の工事仕様書の7.9(断熱材の種類は、7.3.2)を参考にしてください(断熱以外も一通り読むと良いでしょう)。 http://www.itcprince.jp/17140653jikugumi.pdf

blueY
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。大変参考になりました。 サッシはアルミと樹脂の複合サッシ(居室のみですが)にする予定ですが断熱も等級を上げるように要請して見ようと思います。

その他の回答 (3)

回答No.4

>サッシはアルミと樹脂の複合サッシ(居室のみですが)にする予定ですが リビング以外は単なるアルミサッシでは、後悔する可能性が非常に高いです。 すべてのサッシを断熱サッシ(熱貫流率が表示されているもの)にすることを強くお勧めします。 アルミは、非常に熱を伝えやすい物質です。すなわち、冬はガンガン冷えますので、不快なだけでなく、非常に結露しやすく、サッシ回りの木もカビたり腐ったりすることにも繋がります。 これで困っていたり後悔している人も大勢います。また、インナーサッシを検討する人もいるほどです。 一例ですが、下記をお読みください。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1214108952 http://npo.house110.com/J110/txt2100/j2132.shtml 他にも「ペアガラス アルミサッシ 結露」でGoogleで検索すれば、たくさんの事例がヒットします。 後戻りは出来ませんから、単なるアルミサッシを使うとどうなるのかということを、是非とも知っておくべきでしょう。

blueY
質問者

お礼

すべての窓ということは廊下やトイレとかもですよね。 見積もりとってもらいます。 ありがとうございました。

  • ekka
  • ベストアンサー率31% (6/19)
回答No.3

まず、グラスウールの場合、厚さだけでなく密度も性能に影響しますから、その仕様も確認してくだい。密度が高い仕様でも、グラスウール50mmは薄いとおもいます。このような数値がでた時点で、私ならこの業者と契約するのは、かなり慎重に考えると思います。 天井、床に断熱材を入れるのが当然だと決めつけてはいけません。 屋根の断熱材の記載があるのなら、それは屋根断熱といって、その場合は天井には断熱材が無いのが普通です。屋根断熱は、勾配天井かロフトのある仕様に行われることが多いです。この場合でグラスウール50mmでは断熱材が薄くて、屋根下の階が暑くてたまらないという事になると思います。推定ですが、その業者はコスト的に50mm厚しか入れられないような構造になっているのではないかと思います。その場合なら、グラスウールではなく、ネオマフォームのような薄くても高性能の断熱材の使用を検討しましょう。屋根断熱は、屋根下で断熱材を支えなくてはいけないので、天井断熱に比べて施工にコストがかかりますので、理由もなく屋根断熱にはしないです。天井断熱であれば、天井裏にグラスウールを並べて置くだけですから、コストは低いですから。今回、あえてコストのかかる屋根断熱になっている理由は、隣家へ配慮等で建物の高さをできるだけ低くしたい事情があるのではないでしょうか。3階の隅のほうは天井が低く、屋根の頂点部のみが十分な高さのある、高さの低い変則的な勾配天井になっている建物をみた事があります。屋根の三角部分が3階部分の大半が収まって、3階の外壁が1メートルぐらいしかない、一見して2階建てみたいな。 床の断熱について、床下に断熱材を施工する方法の他に、基礎の部分に断熱材を貼り付ける方法もあり、後者であれば、床の断熱材はありません。 いずれにしても、断熱材はすべてぐるりと空間を取り囲まないと意味がなく、切れ目があればそこから熱が逃げますので、中途半端に施工された断熱材は全く意味がなくなります。断熱仕様によって住み心地が左右されますから、そこはしっかり確認してから契約しないと、後悔します。また、屋根と壁、床と壁の接合の部分ですきま風が入って断熱性が低下することはよくありますので、そこの構造についてもしっかり確認が必要です。 高い買い物ですから、契約は慎重に、疑問点は業者との間で十分議論をした上で契約しましょう。

blueY
質問者

お礼

ありがとうございます。 ロフトはなく勾配天井でもないのですが、屋根の欄に断熱材の記載があるので屋根断熱なのでしょう。トップライトがある所があるので。 でも50mmではやはり薄いのですね。ネオマフォーム調べてみます。 床の断熱と共に業者に確認してみます!

回答No.1

普通断熱材は外部に面する部分だけですがお客様の希望によりあちこちに入れる事も有ります、また厚みは色々有りますが50mmは違法では無いですが確かにもう少し厚い方が冷暖房の熱効率が良いと思いますが、但し、そのぶん追加料金が掛かりますので気おつけてください。床や室内とかに入れる場合は防音効果の為に入れる事が多いいです、屋根は絶対入れないと室内の熱効率がかなり悪いです。追伸:1F床下は郊外に建てる時には断熱材を入れると床下からの冷え込みが改善されます、全て追加だと思いますけど。注意:建てている時に監督さんや職人さんに色々頼むと後で追加料金が請求されますので注意して下さい。

blueY
質問者

お礼

契約前に断熱のこと、きちんと話をつめていこうと思います。 ありがとうございました。