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透明度について

繊維関係の開発を担当しています。 質問があります。 配向度の低いPPS繊維と配向度の高いPPS繊維を同一温度で熱処理した場合、 配向度の低いPPS繊維は透明度が低くなり、配向度の高いPPS繊維は透明度を 維持します。 おそらく結晶化度のアップが要因だと考えますが、なぜ、配向度の低い繊維 は透明度が低くなり、配向度の高いPPS繊維は透明度を維持できるのでしょ うか

みんなの回答

  • astra0641
  • ベストアンサー率64% (34/53)
回答No.2

屈折率の異方性が絡んでいる可能性が大です。 高分子の結晶は屈折率異方性があります。一方、遠心度が低い繊維では非晶部分があまりはいこうしておらず、結晶の屈折率と非晶部分の差が生じ、そこで散乱を起こすので白濁します。 一方、高配向のものでは、非晶部分も高度に配向しているため、屈折率の異方性が結晶と類似した値になっていて界面での反射が小さく、散乱が少ないのだろうと思います。

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回答No.1

偏光板という言葉を知っていますか。 配向度の低いPPS繊維は、複数の偏光板を異なる角度で重ねており、 配向度の高いPPS繊維は、複数の偏光板を同じ角度で重ねているのと同じです。

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