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田植えの株数

田植えの苗を植えるピッチは昔は正条植え(尺角植え)で30センチ角(ピッチ) で坪あたり36株で植えていたように聞きました。 ところが機械植えですとピッチ18×30で坪当たり60株以上の植え方です。 しかし最近?になって疎植とか言いましてやはり坪あたり30株程度で植える機械 があるようです。 田植機になった時に植え幅が18cm未満(株数が激増)になったのはどんな理由だったのでしょうか。

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  • t-rac
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回答No.2

(これはあくまで私の想像です) 昔はすべて手植えでした。(ちなみに、私の住んでいる地域では、1人が植えれる面積は5a程度だったそうです) なので、出来るだけ株数を減らした方が、楽で良かったわけです。 つまり、言い換えれば「手抜き」。 頭の中では多く植えたいんだけど、手抜きした方が楽でいい!こんな考えだったのでしょう。 そんな中、「田植機」が登場した事によって、頭の中に描いた株数(80株程度)を植えれるようになった訳です。(これが30年ぐらい前かな) でも、最近の研究によって「過疎植え」にしたほうが病害虫に強く、苗の量も軽減され、それなのに収量は同じ。 こんなメリットだらけです。 デメリットをあえて言うなら、過密植え派の人から反論される事ぐらいでしょうか。 過密植え派の人間は、おバカさんなので「収量は株数に比例する」って思っているかわいそうな人達なのです。

noname#81304
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり経験値は正しかったわけですね。 私も疎植にしたいのですが、過密植えかつ補植派の年寄りともめております。

その他の回答 (2)

  • usokoku
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回答No.3

1番です。一応、指標だけ書いておきましょう。 しゃっかん植えは、1点植えるときの苗の分量が通常の植え方(二-三本、ないし、5-7本)に比べて二-三本多いです。ですから、植える苗自体の分量は、条件によっては、二倍ほど異なります。 次に、1本あたりの分けつ数は、ほとんど変わりません。ただし、通常植えの場合には、単に葉が出たたげの場合もあります。 異なるのは、芽1本あたりの葉の重さです。根がかなり伸びます。 つまり、窒素とカリをかなり多く施肥します。 ところが、湧水の多い水田や漏水の多い水田では、肥料分が水で流れて出してしまいます。つまり、慢性的に肥料不足で、しゃっかん植えをした場合には肥料不足に陥りやすくなります。 あまり雨が降らない梅雨まで(水田から肥料が流出するのに雨が多く降ってから1ヶ月くらいかかる)に可能な限り肥料を稲が吸いとり、梅雨明けには、肥料が切れてもあまり困らない様にする、という栽培になります。 だから、湧水田や漏水田を一切持っていない「一部の農家」からは支持があるのです。ところが、これら水田を持っている農家からはまったく支持されません。根が張る前に肥料が流れ出てしまいますから分けつが悪く、かつ、出穂数が少ないのですから、まったく取れないことが予想されます。 それから、うちのように、(化学)肥料代をケチりにケチって燐やカリの慢性的不足状態で作付している場合には、肥料が不足していて、分けつが悪いのでしゃっかん植えをしても取れません。稲の根から出るぶしつを使った土の分解によるカリを主要な肥料源としていますので、根が広がった範囲しか肥料を吸収しませんから。 コシヒカリの場合には、7月以降窒素肥料が切れないと味が悪くなります。

noname#81304
質問者

お礼

 詳細なご説明ありがとうございます。 親が老齢で今年から手伝う事になったのですが、元々坪当たり何株とかいう基準も無くて田植機の購入時の設定のまま使用していたようです。 ですから苗が余るの、密度が濃いのと毎年大騒ぎでした。 そこに田植機を買い換え時、業者に坪当たりとか疎植とかいわれても理解 不能のようでした。  ご意見を参考にさせていただいて少し疎植に挑戦したいと思います。 ちなみに当地方は”はつしも”です。

  • usokoku
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回答No.1

地域差でしょう。 私の地区では、5寸間隔、畦幅1尺で、機械植えになったときもほぼ同じ寸法でした。 しかし、最新技術として、しゃっかん植え(30*30cm)が1975年頃に導入され一部の人から強い支持を受けています。

noname#81304
質問者

お礼

 ありがとうございます。 私のところでも坪70株以上で植えていますが、ピッチが狭い狭いといわれます。必ずしも狭いわけではなかったわけですね。 よ理解できました。