- ベストアンサー
尖閣諸島について。
ある地図に 尖閣諸島に私有地がある旨が記載されているのですが どういう経緯で私有地になっているのですか? プライバシー等差支えのない範囲内で教えていただければ幸いです。 無人島だと思っていたのですが 島民の方がいらっしゃるのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
島民は今はいません。 明治時代、無人島だった尖閣諸島を開拓したいと、実業家の古賀辰四郎氏が政府に申し出ました。明治政府はこれを受け入れ、古賀氏に尖閣諸島の30年の無料貸与を決めます。そして開拓が始まります。 古賀辰四郎氏は開拓途中の1918年に亡くなりますが、開拓事業は息子さんの古賀善次郎氏がつぎました。 鰹節工場などが作られ、小さな村もできたようです。 そして無料貸与の期間が過ぎると、善次郎氏は政府に島を買い取りたいと申し出、政府は有償での払い下げを決定します。それが1932年の事で、ここから尖閣諸島の私有が始まりました。 しかし、1940年に善次郎氏は開拓事業を断念し島は無人になります。 1972年、善次郎氏は南小島と北小島を実業家の栗原国起氏に譲渡します。 その後、善次郎氏が亡くなると、残った島も善次郎氏の奥さんが栗原氏に譲渡しました。 その後、日本政府は栗原家から島を有料で借り受け、今日に至っています。 こちらのサイトが参考になると思います。 http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page005.html ウィキも参考になるかと・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E9%A0%98%E6%9C%89%E6%A8%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C
お礼
とても参考になりました。ありがとうございました。