- ベストアンサー
海外小説で見かけるしぐさ
よく海外小説を翻訳したものを読むのですが、どうしても想像できないしぐさがあるので、教えてください。 例えば、人が驚くとか、他の人に合図を送るなどのときに、 「目をぐるりと回した」という言葉がよく出てきます。 日本の小説ではあまり見かけないしぐさだと思うのですが、 具体的には「目玉」をぐるっとまわす、ということでしょうか? つまり、そのしぐさをする本人が視線を一周させる感じですか? 目を見開く、ならわかる気がするのですが。 海外留学や英語の表現には縁がない生活なので、実際にこういうしぐさをしている人を見たことがないので不思議で。 (日本人でもしているかもしれませんが。) このしぐさを読むたびに想像できなくてやきもきしています。 どうぞよろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アメリカに住んで40年目の終わりに近づきました。 このカテで書き始めて8年目に入りました。 これは、二つの使い方があります。 一つは相手に向かってやる時と、そこに居合わせている第三者に向かってするときですね。 目を回す、と言っても日本語の目を回すと言うのではなく、ちょうど目の前に虹が左端から右端にかけてかかっているのを顔はそのままにして目だけで虹を追う、と言う感じかな、rolling eyesと言うジェスチャーなんですが、相手にするときは、冗談ぽく、またかよ、まさか、と言うようなあきれているようなフィーリングを持っているよ、と言うことを相手に伝える時に使ったりするわけですね。 その相手には直接言えないけど隣にいる友達には伝えたい、退屈している、またばかげたことを言っているぜ、また嘘だぜ言っているの、また知ったかぶりだぜ、なんて言う事を、これらをいつもやっている人の事をお互いに知っている時のコメントみたいなものですね。 もっとも、このほかのフィーリングを出す事がありますが、実際には、あきれていると言うことがコアになって人によって若干意味合いを違えてわざと使われている、と言っても良いと思います。 このフィーリングをまず感じながら状況にあわせていくことでこのジェスチャーの幅の広い意味合いを「英語としてではなく」ボディーランゲージとして徐々に身につけていけば良いわけです。 ここに英語の勉強は文化の勉強でもあるわけだからラジオなどの音声だけではなく、テレビやDVDなどの教材を重要視すると、音声→文字文章→文法→理解、と言うような実際に使われている状況とそれに対してのジェスチャー・顔つきなどと一緒に覚えてください、と私は言うわけです。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
その他の回答 (2)
- mahonia
- ベストアンサー率50% (62/123)
小説に出てくる状況にもよるのでそこだけを取り上げて絶対にこうですというのは難しいのですが・・・。 たぶん原文では rolled one's eyes(upwards)となっているのだと思います。 驚いたというか呆れたときに、目玉のみを上方向に動かして(顔は動かさずに上を見る感じ。)、不同意の気持ち(はぁ、何を言っているのかしら~というような)を表すときに見せるしぐさでしょうか・・・。 (左右に動かしているのは見たことないですが、人によってはするかもしれません。) 他の人に合図を送るのに目をグルリと回わすというのはよくわからないのですが、例えば上記のような状況の場合、その場に居合わせている第三者に目を回して呆れている(驚いている、納得がいかない)気持ちを示したりすることを言っているのかもしれません。 または、言葉に出さずに相手に場所を指示したいときなど目玉をまわして方向を示しますよね・・・、そのようなことを表現したいのかもしれません。 目を見開くのは、どちらかというと単純に(目の当たりにしているもの、耳にしたことが信じられずに)驚いているだけだと思います。 海外ドラマ(特にコメディ系)などを見てみると、そのような表現を見るかもしれません。
お礼
恥ずかしいことに原文では海外小説を読んだことがないのですが、 rolled one's eyesをなるほど、と思いました。 目をぐるりと回す、しか言いようがないですよね。 質問文にも表現できなかった疑問を解いてもらい、 すごくすっきりしました。 詳しく教えてくださって、ありがとうございました。
- MARCH_HARE
- ベストアンサー率50% (4/8)
驚くというよりも呆れている感じでしょうか。 「目を見開く、ならわかる」とのことですが、実際、「目を見開く」に近い仕草だと思います。目を大きく見開いた上で円を描くように瞳を動かしているわけですから。 ちょっと古いシットコム(たとえば「奥様は魔女」とか)やコメディ洋画なんかでよく見かけるので、その種のものをチェックしてみれば、なんとなく理解できるかもしれません。
お礼
「奥様は魔女」の雰囲気を何となく思い出しました。 コメディものだとしぐさがちょっとオーバーで、わかりやすい感じだからということですよね。 とても参考になりました、ありがとうございます!
お礼
とてもわかりやすく教えてくださって、ありがとうございます。 「虹が左端から右端にかけてかかっているのを顔はそのままにして目だけで虹を追う」を読んで、具体的に想像できました。 自分の中では「ぐるりと目が回った」ら、失神直前のような緊急事態に感じられて納得がいかなかったので・・・。 意味も納得できました!あきれているというフィーリングだったのですね。それなら文の中ですっきりつながります。 アメリカ生活40年、こちらのカテで8年、長いですね! 今後もご活躍を期待いたしております。