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ハイブリッドカーはどうしてなかなか普及しないのですか??
ハイブリッドカーは環境にやさしいし、燃費もよくて、発進、加速もスムーズだと聞きますがなぜあまり普及していないのですか?? 給油も既存のガソリンスタンドでできて、モーターは必要に応じてエンジンで充電しながら走行するらしく、新たなインフラも必要としない、まるで完璧な車ではないか、と思ったのですが・・・ 値段は確かに一般の乗用車と比べて2割ほど高いらしいのですが、それだけが理由なのでしょうか?? 誰か詳しい方教えてください!!よろしくお願いします。
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#13です。 バッテリー価格情報ソースのサイトですが、これは駆動用バッテリーではないと思うのですが…。 誤解があったので訂正しますが、5年10万キロ保証、38万円等、#13で話題にしているのはなのも通常の車のバッテリーではなく、駆動用バッテリーです。もしトヨタやホンダで設定価格を変更していたら私の情報不足なので指摘願います。 また、定速走行で燃費上昇の要素が無いとのことですので解説します。 特徴が特に大きく出るのがTHS2型のプリウスなのでプリウスを具体例にします。(プリウスだけの特徴ではありません) これも誤解が多いのですが、プリウスの燃費が良さの中でストップ&ゴーの際による回生ブレーキの充電の恩恵はそこまで大きくありません。 ニッケル水素バッテリーの充電効率があまりよくないので仮にモーターだけで走行すると回生を行ってもバッテリーはグングン消耗され、満タン状態からでも2キロ走れれば良いほうです。そのため減速時にNにして回生できなくしても普通車並みの燃費には落ちませんし、運転の仕方によってはその状態でもカタログ値近くの燃費をマークするのも不可能ではありません。 燃費の良さのポイントの一つはモーターの出力特性です。エネルギー変換によるロスで燃費悪化するという話はありますが、これは普通車のトランスミッションでも同じで、1速2速で加速するくらいなら電気エネルギーに変えてでもモーターを使っておいしい回転数でエネルギー発生させて電気エネルギーで駆動した方が高効率です。 もう一つのポイントはエンジン出力を捨てられることです。プリウスに使われているアトキンソンサイクルエンジンは1500CCですが、燃費に特化しており、単体での出力は軽自動車並みです。普通車のエンジンにパワーが要求されるのは発進時、加速時に余裕を持たせるためであり、巡航中は半分のパワーも使っていません。普通車は加速のために巡航中の燃費を犠牲にする設計をするしかありませんが、プリウスはパワーが必要な時にバッテリーから電力を使えるのでエンジンで巡航している時も無駄が少ないのです。(三菱のGDIが理論燃費はいいものの、ドライバーがアクセルを踏みましてしまって燃費が他の車より悪化させていたのをカバーしたものと考えてください) そして#15の方の回答にある常時アイドリングストップです。 プリウスの場合、正確には67キロ以下に限定されますが、エンジン出力が必要無い場合は暖機中を除き、アイドリングストップが入ります。 私を含め多くの人が経験している事実として、トラックの後ろで60キロ前後で巡航した場合のプリウスの燃費はカタログ値である35を超える数値を簡単にたたき出します。 ちなみに、蓄電におけるメリットを考えると逆行するような運転がプリウスのユーザーサイトに有効な運転方法として紹介されています。 バッテリー温存法等と名づけられていますが、これはバッテリーの充電におけるロスが大きいのでバッテリーを極力使わずに走行するという方法です。 プリウスは常にバッテリーの充電を一定にするようにプログラムされているのでバッテリーを消費するほどエンジンが発電しようとする傾向があり、バッテリーから電力を取り出すほど後の充電ロス分燃費が悪化します。そこで加速時や巡航時になるべくエンジンをかけるようにアクセルを調整することでエンジンからの発電で直接モーターを駆動させ、燃費を伸ばそうというやり方です。 #15の方の回答にある「滑空」も基本的には同じ考え方で、回生ブレーキやバッテリーは無いよりは有ったほうがいいのですが、結局これも運動エネルギーを電気エネルギーに変えた後、充電ロスを伴ってバッテリーに蓄えられるため、回生させるよりも純粋な運動エネルギーとして移動に使った方が燃費が良くなるという考え方です。(もちろんすべて惰性で運転するのは周りの迷惑になりますから回生使いますが) 長くなりましたが、以上の理由から巡航時の燃費は非常に良いのです。
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「2割高」…十分すぎる理由でしょう(笑) スーパーで売ってる食料品ならまだしも、自動車ですよ? 2割と言ったって、金額にすれば数十万単位で違ってくる。 日本人は贅沢だから、まだ走れるのに手放す人がほとんどですし。 まだ乗れるのに数年数万キロでポンポン買い換えるから、1つの車に金かけるのは損。 と言う事は?わざわざ高いハイブリッドを買う理由がない訳ですよ。 皆を振り向かせるには、せいぜい「5%以内」が限度じゃないですか? 5%程度であれば、振り向いてくれる人も出てくると思います。 それにほら、環境問題ってのは「総論賛成、各論反対」ですから… 今まで環境対策の掛け声はたくさんかかったけど、何一つまとまった事ないし。 「エコ!エコ!」と騒いでるの家電量販店の店内が、寒いぐらいエアコン効いてたり…ね(笑) ガソリン高いって騒いでるけど、その割には自動車は全くと言っていいほど減らないし。 ごめんなさい、ちょっと話ずれましたね…
- negitoro07
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全体の割合としては、まだ少ないけど、それなりに増えていると思います。 石油価格も高騰しているので、今後ますます増えるはずです。 トヨタが好調なのは、そのためです。 昨晩のワールドビジネスサテライトという経済ニュース番組でも、ハイブリッド車向け電池の需要は右肩上がり、メーカーは電池工場の拡張をしていると言っていました。 それに、まだ古い車を持っている人は、それが使えなくなるまで買い替えませんよね。今は知っている車を見ても、ハイブリットが少ないと感じるのはそのためです。 また、ハイブリッドじゃなくても、小型車の需要も増えています。 特に年配の人はお金があっても小型車を買うし、若い世代でもコンパクトカーで済ませてしまう人が多いようです。そのため、一時のSUVブームには陰りが見え、自動車会社も焦っているそうです。その中で、最新技術が詰まっており、価格の高いハイブリッドなどのエコカーは、自動車メーカーにとって生命線かもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、小型車でも燃費はいいし需要が伸びてるようですね。
- mshrgp7213
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こんにちは まず、車種の選択肢が少ないですよね。 現実には難しいでしょうが、各メーカー現行車種全てにハイブリッド仕様車があれば、乗る人は増えるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに調べてみると車種は少ないですね。 今後増えることを期待したいです。
簡単な話です。 車自体の値段が高く、その値段に見合った性能が無いからです。 差額を50万円として、をガソリンに換算して、燃費の違いの差額に当てたとして、それだけ乗るかどうかを計算してみればよいのです。 現実的には、まずもとが取れません。 環境にはやさしいとなるかもしれませんが、買う人自身の 「お財布へのやさしさ」は無いんですよ。 それなので普及しないだけです。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、確かに環境への優しさはあっても買う人自身のお財布への優しさはないみたいですね。 僕はちょっと簡単に考えすぎていたみたいです。自動車の二割増しと、いうのはアイスクリームの二割増しとは違って結構な負担ですね。 ハイブリッドカーが普及したら環境問題も少しは改善されるのかな~と思っていましたが、世の中そんなに裕福な人ばかりではないし、なかなか難しいですね。 とりあえず、歩く、電車などの交通機関を使う、夏は扇風機で我慢など、身近なところから始めたいです。
- 植松 一三(@jf2kgu)
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後現在のバッテリーでは5年ぐらいするとバッテリーの乗せ替えが必要だそうです
補足
さっそく回答ありがとうございます。 そうなんですか、それは知らなかったです。 あと、ハイブリッドカーは確かに地球温暖化や大気汚染にを抑えるのには貢献するけれども、脱化石燃料の問題については考慮されていないんでしょうか?? 全然趣旨の違う質問ですみません。
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お礼
回答ありがとうございます。 環境問題ってホント難しいですね。