※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:焼ならし、焼なましについて)
焼ならし、焼なましについて
このQ&Aのポイント
鋼の熱処理に関する質問です。焼ならし、焼なましの順序や目的、温度などについて教えてください。
焼なましでも組織の均質化が可能なのに、なぜ焼ならしが必要なのかについて教えてください。
焼鈍しと焼ならしの温度差について教えてください。焼ならしではAcm線以上で行われる理由は何ですか。
鋼の熱処理について質問です。
質問1
例えば、棒材を切削加工して所望の形状を得る場合、
各種熱処理と切削加工を行う順序は以下のようで正しいでしょうか。
(1)まず、棒材(素形材)の組織を均質化するため焼ならしを行う。
(棒材が押し出しで造られているため)
(2)被削性を高めるため、焼鈍しを行う。
(3)切削加工を行う(機械加工)。
(4)焼入れ、焼戻しを行う。
質問2
焼なまし、焼ならしについて質問です。
ある書籍を調べたところ
それぞれの主目的は、焼なましが鋼の軟化、焼ならしが組織の均一化
であると書かれていました。
ところが、焼なましでも組織の均質化ができるとも
書かれていました。
焼なましでも均質化が可能であれば、焼ならしという行為が
なぜ必要なのかを教えてください。
(組織の微細化は焼入れすれば可能なのではないかと思うのですが)
質問3
過共析鋼での焼鈍し、焼ならしの温度について質問です。
焼鈍しでは処理温度がA1線以上であるのに対し、
焼ならしではAcm線以上であるのはどういう理由なのでしょうか。
お願いいたします。
お礼
ご回答いただきましてありがとうございます。 とても参考になりました。 これまで何冊か本を読んで調べましたが、 各種熱処理の温度がなぜその領域に設定されているのかを 記述したものがなかなか見つけることができませんでした。 そのため、参考URLはとても助かりました。