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どうして天皇が亡くなられた時は「崩御」を使うのに、皇太后の場合は「ご逝去」になるのでしょうか?
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- kawakawa
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産経新聞では「崩御」になっていましたよ。 やはり、正式な日本語として、「崩御」を使うべきでしょう。「ご逝去」は一般の人の弔電にも使うことばですよね。 国民の象徴としての天皇家に対しては、「崩御」であるべきです。 産経以外の新聞での用語の使用法は問題があると思います。
- danjiri
- ベストアンサー率44% (28/63)
正しい用語は「崩御」です。ただ、この言葉は、「天皇」=「神」、敬うべきものという考えから生まれ、使われている用語ですので、戦後は敢えて使用しない、敬遠するというメディアも多いようです。実際にA新聞等は昭和天皇のご崩御の際にも、「崩御」ではなく「逝去」という用語を使っていました。特に今回はたぶんに「過去の人」的判断が働き、「逝去」という言葉を使った社が多かったようです。個人的には、「象徴天皇」として尊敬の念を抱いても良いと思いますので、新聞紙上等でも「崩御」で良いと思います。
- sets7
- ベストアンサー率25% (12/48)
岩波辞典によると、崩御は 「天皇、皇后、皇太后、太皇太后の亡くなる事の尊敬語」とあります。 ちなみに今日の新聞によると、鎌倉節長官は 「皇太后陛下は崩御あらせられました」と発表しています。 でも、新聞の一面はどれも、ご逝去ですよね。 私が個人的に思うには、天皇が現人神だった時代は天皇やその一家の人が 亡くなると、「崩御」という言葉をうやうやしく使っていたのでしょうが、 天皇が象徴に過ぎない今の時代には(日本は神の国ではない!) 亡くなると元号が変わる天皇とちがい、皇太后の死は「ご逝去」の方が 国民感情から言っても、しっくり来るのではないでしょうか。
- chu-sun
- ベストアンサー率48% (84/174)
広辞苑によると、皇族及び3位以上の貴族の死は「薨去」となっていました。「逝去」は一般的な「死」の敬語表現であり、この場合、厳密には正しくない用法になります。なお、「崩御」「薨去」「逝去」「死」の使い分けは、中国の礼儀を定めた本に載っていたと思いますが、出典は覚えていません。