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人見知りの意味

人見知りの見知りとは 『見て知っていること。見おぼえ。 面識があること。また、その人。』 とあります。 となると人見知りは 『人と面識がある』とかそう言う感じの意味になると思うんですが、 辞書で人見知りを調べると 『子供などが見慣れない人に対して不安を感じたり、恥ずかしがったりすること。』 と書いてます。 何故人見知りの意味がこのようになったんですか?

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  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.4

こんにちは。昨年の5/4のご質問以来ですね。 1.「人見知り」という単語はおっしゃる通り、「人」+「見知り」の連語になります。 なお、「人見」+「知り」という連語は単なる推測で根拠はどこにもありません。どの辞書にも「人+見知り」の解釈で出ています。 2.「見知り」は「見知る」の名詞形で、「見知る」は平安時代から使われている古い動詞で、意味も現代語と同じになります。 例: 「恨み言ふべきことをも、見知らぬさまに忍びて」(源氏物語) 3.「見知る」の意味は (1)「見て理解する」「見て区別できる」 (2)「人とつき合う」「交際する」「面識がある」 となります。 4.「人と面識を持つ」という意味なら「人見知る」でいいわけです。それが何故「人見知り+する=人見知りする」という補助動詞を使って連語になっているのか、その意義を考えると謎が解けてきます。 5.「人見知りする」とは「人見知り」している状態を表しています。この「見知り」は3の(1)の意味で使われており、「人を判断する」「人を理解する」状態に言及しているのです。 6.例えば見知らぬ人に初めて会って、その人がどんな人かを判断し理解しようとする、その「検査」「検定」「チェック」「確認」の様子を表している言葉なのです。 7.その状態では、まだその人を信頼できるとは認めておらず、心理的には「安定」「確定」の状態ではありません。「人見知りをする」とはその不安定な心理状態から「はにかんだり、きらったりする」といった現象が起きることに言及しているのだと推察されます。 8.わかり易くまとめると、「人見知りする」とは、「初対面の人をどんな人か判断している時に、その不安定な心理的様子が表面に現象として出てしまう状態を表す」ということです。 大人より子供に「人見知りする」ことが多いのは、大人は「不安定な心理的状態を隠す」訓練ができているからです。 以上ご参考までに。

sumeshi12
質問者

お礼

覚えていただきありがとうございます。 詳しく書いていただき感謝します。

その他の回答 (4)

回答No.5

こんにちは ( ^^ 「人を見る」という言葉があります。これは「人を見て物を言う」のように、相手が誰であるかによって言葉使いや態度を差別することを指します。「人見知り」もこれと同じで、相手によって “見知る” かどうかに差を付けるわけです。では、「見知る」とは‥? 国語辞典を引くと「見知る」には、「交際して相手をよく知る」という説明が載っていますが(* goo辞書にはないですね‥)、その用法に該当するのは、テレビドラマなどでよく耳にする次のようなあいさつです。 「以後お見知りおきの程、よろしくお願いします」 この場合の「見知る」は、単に「顔と名前を覚えてください」と言っているのではなく、「懇意にしてください(仲良く付合ってください)」ということです。「人見知り」の「見知り」も意味的にこれと同じです。 人見知りをするとは、初対面の人と親しくなることを拒むことを言うわけですけれど、これは人を見て(知った相手かどうかで)態度を変える(差別する)ことに他なりません。すなわち、知己には愛想が良く振舞うが、“余所者” には掌を返したように冷淡な態度をとるのが人見知りの本質です。 ちなみに、普段は誰が来ても尻尾ブンブンを振って歓迎する犬が、見慣れない人物を見た途端に狂ったように吠えまくることがよくあります。そんな時、買主は困惑の表情でこう言います。 「ごめんなさい、この子人見知りが激しくって‥」 【以下余談】 辞書では「子供が‥」という説明が定番になっていますが、人見知りをするのは決して子供に限りません。 社内異動で新しい職場に移った時など、妙に無愛想な人が必ず一人や二人はいるものです。でも彼(女)等がそういう性格なのかと言えば、他の人には愛想よく接しています。 「何か、嫌われるようなこと言ったかしら‥?」 とあれこれ頭を悩ませるわけですが、何ヶ月か経ったある日、あれほどツンツンしていた人が突然ニコやかに話し掛けて来たりして驚かされます。つまり、単なる人見知りだったんですね (笑)

sumeshi12
質問者

お礼

詳しい解説、本当にありがとございます

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.3

以下のURLを参考にしてみてください。   http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q117316611 「人見」+「知り」という組み合わせです。「人見(ひとみ)」というのは、「他人の見る目。他人の見る感じ。ひとめ。よそめ」を意味します。「人見知り」と言うのは、「人見を知る(感じる)」ということです。妙に他人の視線が気になったりして、ついもじもじすることは、性格にもよりますが、性別年齢関係なくあります。見られていると意識するとついつい力が入ったり、舞い上がって変なことをしてしまうのは大人でもよくあります。そういうことを意味するのです。

sumeshi12
質問者

お礼

結構人見知りって深い意味をもっていたんですね

回答No.2

『人と面識がある』ということを指す言葉は、「顔見知り」です。 これは、文字通り、その顔に見覚えがある→知り合いだという意味です。 一方、「人見知り」は、その人が見知っている人か否かを判別できることを指します。ここから一歩進んで、子どもが見知っている人に対しては安心感を抱き、見知らぬ人には不安を感じるという意味に発展したわけです。

参考URL:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1414556544
sumeshi12
質問者

お礼

丁寧に説明していただきありがとうございます

回答No.1

人見知りという言葉は、やはり「人を見知る」という言い方から出たと考えてよいのではないでしょうか。これが「人見知りする」と、わざわざ「名詞+する」の形でしか使われないのは、「人を見知る」の表現が本来の意義を失ったからだと思います。 古語の「人(を)見知る」は現代風に言えば「ある人のキャラがよく分る」という意味です。人は生まれて半年ほどすると、よく知らない人の顔を見て泣いたり怯えたりするようになります。これを「人を見知るようになる」と表現することが出来ます。 この場合の「人」は単なる人間や人という意味ではなく、「ちはやぶる人を和(やは)せ」(万葉集)などという場合の「ひと」で、自分と社会的に対立する一個の人格、敵という意味です。 そこで「人見知り」という表現は、嬰児、せいぜい幼少年までの年少者が見知らぬ他人に尻込みする場合に用いられて来たようです。もちろん本来の「人(を)見知る」はそのような場合に限定されず、他人の立場や性質などをよく識別すること一般を意味したようです。

sumeshi12
質問者

お礼

そのような意味だったんですか、ありがとうございます

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