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風の歌を聴けの主人公の作中の日々について
主人公が1970年8月8日(土)に何をしたという風に、 自分なりに考えてみたのですが、どうもうまくいきませんでした。 そこで、これで矛盾はないとのお答えをお持ちの方、 あるいは解説されたサイトをご存知の方、教えてくださいませんか? 8月12日水曜日 女の子が倒れていた 8月15日土曜日 ラジオ 8月18日火曜日 Tシャツ届く 8月19日水曜日 レコード買いに行く 私の考えではここら辺は確実なのですが、 19日の後に女の子から電話かかってきて、バーに行って、 その後何日か空いてまた会うとなると、どうも26日を超えてしまいます。 よろしくお願いします。
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どの作品だったか忘れてしまったんですが、日にちが合わないという話があった気がしますよ。 確認のためネット検索してみたら、2ちゃんねるの記事が引っかかって、書きあがったものがあまり良くなかったので、章の順番をバラバラに入れ替えてみた。だから時間の軸が不規則、という書き込みをしている人がいました。 2ちゃんねる情報は用心して読まなければならないのだと思いますが(苦笑) この書いたものをシャッフルした話は春樹氏本人が対談かエッセイで語っているのを読んだことがあります。 その影響で日数があってないのかな? それと、春樹氏もたまに何か間違えるときがあるらしいです。 直せる部分は直すらしいですけど。 もうちょっと調べたら参考情報がありました。 加藤典洋さんの「村上春樹論集(2) 」に「夏の十九日間――『風の歌を聴け』の読解」という評論が収録されているようです。 http://item.rakuten.co.jp/book/3735482/ どこかの人の考察。 http://members.jcom.home.ne.jp/then-d/html/wind_song.html ちなみに私は日数を数えてみなかったので、小説を読んだときには全然気づきませんでした。
お礼
丁寧に調べていただいてありがとうございます!! いずれにせよ日にちがあわないようであるということですね。 鼠とのからみはシャッフルは当然あるだろうとは思っていましたが、 ラジオを軸にして女の子との話は時間を矛盾させる理由? が感じられず、何か解決法があるのではないかと思っていたもので。。 これだけ数字が羅列されている話で、 日にちに矛盾がしょうじているということは、 あえてそうさせているとしか思えません。 それはなぜかを考えてということでしょうか。 個人的には、8月8日以前の部分も書かれてはいるけど、 その部分はまだ話が始まっていない部分とすることにしました。 後日談があるように、前日談というものがついていると。 そうすると矛盾は生じません。 かなり強引ですが・・・