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細胞内共生の第二段階を経て進化した褐藻の分子系統学的解析

褐藻類は形態上の特徴として4重膜を持つため、二次共生型であるということは理解できたのですが、果たしてこれは分子系統学的にはどのように解析された(どのような遺伝子に着目して解析されたのか)が分かりません。 参考URL等ござましたらどなたかご教授ください。 よろしくお願いいたします。

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  • liar_adan
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回答No.1

走塁の第二段階の細胞内共生については、 『多様性の植物学 (2)植物の系統』(岩槻 邦男 ,加藤 雅啓 編. 東京大学出版会) http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%A4%8D%E7%89%A9%E5%AD%A6%E3%80%882%E3%80%89%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%81%AE%E7%B3%BB%E7%B5%B1-%E5%B2%A9%E6%A7%BB-%E9%82%A6%E7%94%B7/dp/4130642383/ の第5章「細胞内共生と系統分化」(原 慶明)に記述されています。 その中で表示されている分子系統樹は以下の3篇に依っています。 ・核由来のリボソーム小サブユニット遺伝子(rRNA)と 葉緑体由来のルビスコ大サブユニット遺伝子(rbcL) McFadden, G. I., P. R. Gilson and R. Waller. 1995. Molecular phylogeny of Chlorarachniophytes based on plastid rRNA and rbcL sequences. Arch. Protistenkd. 145 : 231-239 http://cat.inist.fr/?aModele=afficheN&cpsidt=3545800 ・クロララクニオン植物のヌクレオモルフと、他の植物の核由来のSSU rRNA遺伝子 Ishida, K., R.R.Green and T.Cavarier-Smith. 1999. Diversification of a Chimaeric Algal Group, the Chlorarachniophytes: Phylogeny of Nuclear and Nucleomorph Small-Subunit rRNA Genes. Mol. Biol. Evol. 16 : 321-331 http://mbe.oxfordjournals.org/cgi/content/citation/16/3/321 ・単細胞紅藻類に焦点をあてた紅色植物の核由来の18SrRNA遺伝子 Yokoyama, A., K. Sato and Y. Hara. 1999. The generic delimitation of Rhodella (Porphyridiales, Rhodophyta) with emphasis on ultrastructure and molecular phylogeny. Hydrobiologia : (投稿中) http://www.springerlink.com/content/r3k70445w13387k1/ スペルミスがあったらご容赦。

gekiotikun
質問者

お礼

ご親切にどうもありがとうございます。 図書館にて書籍入手することができました。 参考URLもありがとうございました。 お礼が遅くなってしまって申し訳ございませんでした。

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