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職業としての大学教員について
大学生です。 先日、講義で担当の教官が >私は水木金にしか講義をもってきないから、毎週月火は休みで4連休なんですね。だから、ゴールデンウィークだからといって、特に何も感じません。 >大学の教員というのは、世間一般の職業と比べて決して高級とりじゃないけど、いい職業についたなぁとつくづく思います。 と話していました。 しかし、大学の博士課程の先輩から話を聞くと、 >40代で教授になれば安定するけど、それまでアルバイトとかしないとやっていけない。研究者の道は大変だよ。 とか話していました。 前者は、人文科学の教官、後者の先輩は自然科学なので、一概に比較はできないとは思いますが、やはり、教官の言葉は、いろいろ苦労して学者として一人前になったから言えることですか? それとも、どこも大学の先生というのは、そんなに休みが多いのですか?
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大学教員の苦労自慢を始めてもしょうがないので、およそ大学教員にいえるかも知れないことを書き込みます。 大学教員が雑用と思いがちな仕事の中に、授業とか大学事務系の会議があります。それは仕事とわりきってやるしかありません。 そういう意味で、その担当教官は毎週月火は休みと言ったのではないでしょうか。 では、その休みに遊びまわっているかというと、そうではなくて自分のやりたいこと=研究をやっているのではないでしょうか? 学生とかは勉強や研究がある日は休みじゃないと感じるはずです。休みの日は遊んだり旅行したり「好きなことをやる」と思います。 大学教員は「好きなこと」が研究なので、研究だけをやっていい(やれる)時間は休日のようなものだ。ということではないでしょうか? 大学教員は、事後とする時間が長いとか、論文を書かなきゃいけないとか、給料が低いとか、否応なしにやらされるとか、きついきついって言う話とか、 普通の人には、何かネガティブなことが多く聞こえますが、嫌なら辞めればいいわけで(いろいろあってそうはいかないとか個別にはあると思いますが)、要は自分の好みにあった仕事であるのです。 私も巷が休んでるときに実験しますが、やはり好きじゃないとやっていないでしょう(時にしたくない時がないかといったらウソになりますが)。 その担当教官は自分が好きな研究をやれる日(授業という雑用がない日)を、ウケがいいように「休日」といっただけだと思います。 授業を雑用と思う大学教員には批判がくると思いますが、面倒なものです。
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- piyoco123
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大学教員です。 確かに休みはないです。 研究を「仕事」としてみるならば激務でしょう。 給料は思っているほど低くはありませんが、 時給にしたらさみしいことになります。 ただ、研究は楽しいので私は仕事とは思っていません。 ぶっちゃけ趣味です。 遊びながらお金がもらえる、そういう意味で「いい」職業に就いたと思っています。 今の休日は子供と遊べるので楽しいですが、 独身時代は暇だったので苦痛でしかありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 研究が趣味ですか… 私は勉強は嫌いじゃないですが、できることならやはりやりたくないです。 趣味と考えられるくらい好きなことがあるっていいですね。
- drTT_2007
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その方のことは分かりませんが、自分について書きましょう。まず、勤務時間について。講義以外のあき時間は全て卒論の相手、4年生の実験指導です。その他学科の教員としての雑用があります。 しかし、なるべく夜7時には帰るようにしています。 7時半帰宅、夕食、入浴、家族との団欒を済ませ9時半就寝。あれらくだなと思うでしょう。 朝2時半起床、これから、実験データ整理、朝まで論文書きです。 要は、人が寝ている間(邪魔されない時間に仕事をしています。 大学では、一番早く帰る教員、しかし、なぜか、学科で一番論文を書いている教員といわれています。 サラリーマンより楽か否か。私はかつてサラリーマンもやっていました。確かに楽といえば楽です。でも、今の方が収入は少ないですが、実質仕事をしている時間は長いです。正月も、盆も休みなしでやっていますから。 こう書くと、好きだからやれるなどと安直な答えがくるかもしれませんが、本人にいわすれば、世界を相手に競争しているというのが実感です。
お礼
回答ありがとうございます。 「世界を相手に競争」ですか。そう考えると、サラリーマンよりも、なんというか、スケールの大きな仕事ですね。 講義をしてくれる教官への見方が変わりそうです。
- pullmandsg
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嘘ではないが、あまり間に受けないほうがいい発言と認識しておいたほうがいいでしょう。 大学の先生は講義をしていればいいというわけではなくて、研究活動をしなくてはいけません。「4連休」はそれに割り当てられるべき時間です。この先生の場合は悪びれもせず言っているという事は、週4日遊び暮らしているというよりは、週3日のノルマ以外は、研究活動として自分のペースで働ける事を指して「4連休」と言っているとみるのが適当でしょう。残業漬けのサラリーマンに比べれば楽だと思いますが、結構机に向かって作業している時間は長いのかもしれません。 勿論、地位を固めてしまえば、研究をしているふりをして(形だけの論文を毎年執筆する)本当に休んでばかりという事も可能かと思いますが、どこでも可能というわけでもありません。研究の他、大学経営、学会運営、政府の委員会出席、大学院生の個人指導とかの仕事を任されて、もう地位的には安定しているのに、一日20時間以上働いているんじゃという先生を何人か見かけたことがあります(早朝の数時間以外はいつでもメールの返事が返ってくる)。色々仕事を任されて忙しい先生は特に理系、若手に多いです。年配の先生は自分の意志でやっているケースが多いのですが、若手の場合(文系、理系ともに)否応無しに働かされているケースが多くて気の毒な感じがします。
お礼
回答ありがとうございます。 一日20時間ですか!?やっぱり好きじゃないとできない仕事ですね。 大学の先生は、仕事と休暇の区別がはっりきしない仕事ということなんですね。
- Evreux
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忙しさについてですが、大学にもよりますし、学部にもよりますし、分野にもよりますし、人にもよります。 大学の中で何か当番などの仕事を割り当てられている人はその分忙しくなるでしょう。 また、学生・院生を持っている(研究指導など)方も忙しいでしょう。 お給料に関しても、博士から研究員とか助手になる人でバイトは学内のもののみという方もいます。 別に親に頼っているわけでもなく、自分でなんとかできているようです。 手取りは多くなくとも、困るほど少なくはないようでした。これも人によりけりかもですが。 また、論文をあまり書けない分野(新しいことを書きにくい、一本書くのがすごく大変など)は出世が遅くなりがちらしいです。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり人によりますよね。 先生方にしてみたら、研究以外の仕事(教育や大学事務)は忙しくなるからやっぱりやりたくないんですね。
お礼
回答ありがとうございます。 大学教員の給料は低いとよく聞きますが、やはりそうなんでしょうか? 私のイメージからすると、大学の先生というと、社会的地位も高いし、それに応じて給料も、それなりに高いように思うのですが… 好きな研究をする時間を休みとするか、仕事とするかということですね。 教官の話を聞いたときは「楽でいいなぁ」と思ったのですが、休みと勉強やバイトは完全に切り離したいと考えてる私などには不向きかもしれないですね…