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アメリカ大学院 博士課程
こんにちは。 現在文系大学院の2年になるものです。 大学院を卒業後はアメリカの社会科学系大学院の博士課程に進学することを考えています。アメリカ大学院の博士課程は勉強量がかなりあり、実際にドクターを取得できるのは入学者の半分以下というような話も耳にします。 かなりの勉強量があり、厳しいことは覚悟していますが、実際にはどのくらいの勉強量なのでしょうか?毎日の勉強量など。。 曖昧な質問で恐縮ですがドクター取得者様などの回答お待ちしております。
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- jpintexas(@jpintexas)
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こんにちは。現在、アメリカ大学院博士課程(文系)に在籍しているものです。同じく2年目になります。私は人文系の専攻です。 基本的にアメリカ大学院で一番大変なのは、英文学術系論文やBook chapterなどのアーティクルをはじめとする読書課題で、最低でも毎週100-150ページ以上にわたります。私の学科のクラスでは、200ページ以上になることがしばしばあります。 さらにクラスディスカッション、英文ペーパー、試験、オーラルプレゼンテーションなども課題として含まれるので、全般的に英語運用力が要求されます。ペーパーはBook Reviewや批評レベルのもので5-10ページ、リサーチペーパーで15-25ページの英文エッセイを書くことを要求されます。社会科学系は、人文系と違い、分野によって異なると思いますが、日本の大学のようにただ受身になって聞いているだけでは評価されません。 ドクターで関門になるのは、Comprehensive ExamでWritten ExamとOral Examの2種類あります。前者は記述で3-5問出題され48時間以内に、各自で25-30ページずつ回答するというものです。後者は、回答したエッセイに関する口頭試問を後日受けるというものです。ちなみに試験は、dissertation committeeというあなたの立てる博士論文の審査員会から出題されます。多くの博士課程の学生が頭を悩ませているのが、このCompで、パスできないと、最終的に大学から退学勧告が出されることになります。一度でパスできなかった人のために再試験を設けている大学が殆どですが、学部ごとによって方針が異なるので、実質的には一発勝負です。
- ohioan4506
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こんにちは。日本とアメリカで大学院を経験しています。 アメリカでは専攻を少し変えて社会科学系の修士に行ったのですが、登録する授業(コース)は各学期で3つでも、1週間に2回あるものと、1週間に1回ですが、3時間の授業(半ばで15分ほどの休憩あり)というのもあり、それぞれ、毎週決まった曜日までに課題を提出することになっていました。授業には博士課程の学生もいたので、課題は修士の学生と同じでした。 課題は指定されたジャーナルの文献や教科書の章を読み、要約だけでなく、批評をしたペーパーを提出することで、文献もそれぞれの授業で100ページはあったので、留学した当初は膨大な文献を英語で読むことに慣れていなかったので、大変な思いをしたことを覚えています。周りの日本人学生もリーディングに関しては同じような経験(文字を目で追うだけで内容が頭に残ってないとか・・・)をしていますが、自分の専門だけに、そのうち慣れてきます。 アメリカの大学・大学院では、学期ごとに最低限の成績を保たないといけないことと、博士課程の場合、大学院によっても異なると思いますが、コースワーク(必須科目と選択科目)を取り終えた後、Preliminary Examinationというのがあり、それに通らないと、次に進めないことになっています。それに通ると、doctoral degreeのcandidateとなりますが、candidateになれると、dissertationを終えれば、ドクター取得となるので、そこまでくれば少し安心、という感じです。 なのでドクター取得まで至らない、というのはPreliminary Examinationに通らなかった場合と考えていいと思います。私がいた大学院のPreliminary Examinationは、決められた場所でその専門分野のdepartmental committeeから出された試験問題を8時間で解く、というものです。 博士課程の場合は、他にも学部レベルでのティーチング・アシスタントがちゃんとできたか、とか、そういうのも条件に入っています。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 大学院留学経験者様からの貴重な意見をもらい大変参考になりました。 当然ですが英語がある程度わからないと厳しそうですね。 日本の大学院と違ってある程度の成績をキープしなければならないのですね。参考になりました。