まずは分かりにくい濃音から説明しましょう。
5つの濃音(kk,tt,pp,ss,tch)に母音(a)をつけて
練習してみましょう。
kk-a:『キッカケ』の『ッカ』だけを発音する感じ
tt-a:『メッタニ』の『ッタ』だけを発音する感じ
pp-a:『サッパリ』の『ッパ』だけを発音する感じ
ss-a:『キッサテン』の『ッサ』だけを発音する感じ
tch-a:『サッチャン』の『ッチャ』だけを発音する感じ
この感覚がつかみにくいようなら、それぞれ最初の
音だけを落として次のように発音してみては?
kk-a:『キッカケ』の『ッカケ』だけを発音する感じ
tt-a:『メッタニ』の『ッタニ』だけを発音する感じ
pp-a:『サッパリ』の『ッパリ』だけを発音する感じ
ss-a:『キッサテン』の『ッサテン』だけを発音する感じ
tch-a:『サッチャン』の『ッチャン』だけを発音する感じ
発声するときに手のひらを広げて口元に近づけてみて
ください。手のひらにほとんど息(空気)の振動を感じないなら成功です。
次は、激音です。
激音には4種類(ch',k',t',p')ありますが、
分かりやすくするために(p')の発音から始めましょう。
日本語で『あの人はパッとする』『あの人はパッとしない』などといいますが、
このときの『パッ』という音が一番近いのですが
これでもだめです。また手のひらを口元にあてて発音
してみましょう。手のひらをあてて『パッとする』と
発音すると手のひらにかすかに息(空気)の振動を感じた
はずです。しかし激音の(p')を発音する場合には、
感覚的に日本語の『パッとする』と発音したときの2倍
以上の空気の振動を手のひらに感じるくらいに意識的に
大げさに息を吐き出しながら『パッ』と発声してください。同じ要領で(ch'-a, k'-a, t'-a)の3種類の発音
にもトライしてみましょう。
いずれも日本語の『チャ』『カ』『タ』『パ』よりも
つばきが飛ぶくらいに大げさに吐き出す空気の量と
スピードも日本語の音の2倍以上になるくらいの意識で
発音してみてください。
こんな感じで分かってもらえましたでしょうかねぇ・・・
お礼
補足説明ありがとうございます。 >息を出さない<意識せずに息を出す<強烈に息を出す >---濃音-----<--日本語の促音---<---激音--- すごくわかりやすいです。メモしました。 >実際問題濃音も激音も日本語の促音では代用できまん。 >それくらい全く違う別の音なのです。 まぁ、外国語ですから、日本語とは違うという認識 で、日本語の音にはない音と言うことで、 イメージし、貴殿が言うように、 全く別物とし、解釈します。 小生の手元にあるハングル解説本にはこのような 記述がないので、参考になりました。 どうもです。