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民執法123・124条の動産執行について

いつもお世話になります。今回も条文の解釈についてご指導願います。 民執法123・124条、動産執行について。 第124条 「123条第1項及び第3項から第5項までの規定は、債権者又は提出を拒まない第三者の占有する動産の差押えについて準用する。」・・・とあります。「占有する動産の差し押さえ」とは、「その動産の占有権の価値を換価の対象としてとらえる」という解釈でしょうか。つまり当然ながら、その動産の所有権まで奪えるものではないという事でしょうか。もし所有権まで奪え、その動産を売却できるとなると、第三者のその動産に、事前に担保権などが登記されているという前提でしょうか。 参考に第123条を記載します。 「債務者の占有する動産の差押えは、執行官がその動産を占有して行う。2 執行官は、前項の差押えをするに際し、債務者の住居その他債務者の占有する場所に立ち入り、その場所において、又は債務者の占有する金庫その他の容器について目的物を捜索することができる。この場合において、必要があるときは、閉鎖した戸及び金庫その他の容器を開くため必要な処分をすることができる。3 執行官は、相当であると認めるときは、債務者に差し押さえた動産(以下「差押物」という。)を保管させることができる。この場合においては、差押えは、差押物について封印その他の方法で差押えの表示をしたときに限り、その効力を有する。4 執行官は、前項の規定により債務者に差押物を保管させる場合において、相当であると認めるときは、その使用を許可することができる。5 執行官は、必要があると認めるときは、第3項の規定により債務者に保管させた差押物を自ら保管し、又は前項の規定による許可を取り消すことができる。」 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • tk-kubota
  • ベストアンサー率46% (2277/4892)
回答No.1

それで、festival-tさんは、123条は理解しているわけですよね。 わからないのは、124条のようですが、これは、第三者の占有する物の準用規定です。 ですから、難しく考えないで、第三者の占有する物の場合は、「提出を拒まなければ差押えできる。」と云うことです。 もともと、動産は占有しておれば、占有している者が所有者、と云うことになっていますから、差押えは、「執行官が持っていってしまう」わけです。(これが123条1項です。) でも、実務では、123条4項で競売の日まで債務者に使用させているわけです。(東京地裁の地下には、差押物保管室もありますが) 従って、「占有権の価値を換価の対象」でもないし、「所有権を奪う云々」でもないし、「担保権云々」ではないです。

festival-t
質問者

お礼

ありがとうございました

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