Te-Shoさんの仰る通り、遺伝子的には全く同じ個体が形成される事となるので、一卵性双生児間に於ける移植と同様に、移植による拒絶反応に関する心配は不要の物となりますね。
ただし、日本国内に限らず、世界中における医療倫理の観点から、ヒトのクローンが認められる可能性は低いと考えられます。
ただクローンの技術的進歩から考えると、なにも“ヒト”を創り出す必要が必ずしもあるとは言えませんので、部分的な分野に関しては認められるとも考えられます。
つまり必要な臓器あるいは細胞のみをクローニングすればよい訳です。
現在の所、再生力の強い“細胞”に関しては可能となっていたと思います。
これを“臓器”の形になるまで体外に於いて成長させる事が出来るのであれば、完全な“ヒト”を創り出し、そこから臓器を取り出すよりは、倫理的に見てもそれほど問題があるとは言い難いかもしれませんから。
もっともヒトのクローニングは禁止されましたので、動物実験等を繰り返す事により研究を重ねる事にはなるでしょうが。
近年、分裂はしないとされていた中枢系の神経細胞も、実は分裂すると言う報告もあったと記憶しておりますので、脳の増量…と言うか置換…と言うか…を行う事によってアルツハイマー等の忘却性疾患や、脳損傷による運動系の再構築等も可能になると考えられます。
また事故等により身体の一部が機能不全に陥った場合、それに替わる器官として構築も可能となるでしょう。
ただしこれは危険な面も持ち合わせています。
つまりちょっとやそっとの怪我や疾病では、ヒトは死ななくなりますので、命の価値…と言うか、重みが軽く扱われる危険性も見え隠れします。
その辺りがこの方面の技術的進歩の逆風になっていくであろう事は明白ですし、また軽く扱うべき問題でもないので、いたしかたのないところ…と言えるでしょう。
…なんだか何が言いたいかわからない文になってしまいましたねw
失礼致しましたww
お礼
技術の発展に伴って新たな問題も生じてしまうのは仕方ないことなのでしょうかね。。。生命そのものと、生命への敬意が対立している問題だけに臨床応用されるまでに時間もかかりそうですね・・・。 参考になる意見、ありがとうございました!!