こんにちは。
クローン人間はまだ無理のようですが、そのうち実用化されるでしょう。
将来は少子化国で人口不足をそれで補おうなんて発想も、まんざらSFの世界だけの話じゃなくなるんじゃないかな?
>道徳的・・・医学が発達してくる段階ではいろんな問題がありました。
例えば、原因となった菌を確定するための人体実験もやられましたし、ジフテリアの最初のワクチンは、あまりの死者の数の多さに比較対照(効果を判定するために投与しないグループ)をとらずにやったために、医学的には有効だったのか結論を出せなくなりました。
移植が実用化されてからは臓器売買の問題や、先日、アメリカで報道された、死亡者の姿を整える(エンバーミング)業者が勝手に死亡者から骨などを取り出して売りさばいていた事件が発覚、これが原因と考えられる発病例まで出ました。
日本でも薬害事件は何度も繰り返されてます。
薬害エイズ事件が有名ですが、過去にも似たような事件として、古くは、ポリオ生ワクチン事件、スモン病等も行政が国内業者の在庫が片付くまで、有害な薬や効かない薬を放置したという点で全く一緒です。
最近は昔の予防接種によるC型肝炎も騒がれています。
開発される技術は命を救う為ではあっても、現在の社会ではその中に利潤が生じ、売買行為が介在せざるをえないので、医療技術は全てそういう側面を持っているといえます。
医療をお金で買う、という問題もあるでしょうね。
現在はどんな貧乏人でも高度医療がビシバシ受けられるという状態ではありません。
それどころか、保険改定で自己負担分が増えて、受診抑制が広まっています。