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「フリー・チベット」の真意は?
新聞やニュースでよく「フリー・チベット」を聞きます。 直訳すると「チベットに自由を」になるでしょうが、 この「自由」の意味はなんでしょうか。 チベットを独立国家として認めよう なのか、 チベットにもっと言論、宗教の自由を認めよう なのでしょうか。
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多くの抗議団体が叫んでいる「フリー・チベット」はチベットの独立を含んでいるようです。 ただ、これは勝手にその団体がそうしたいと言っているだけで、当のダライ・ラマ14世の主張ではありません。 ダライ・ラマが要求しているのは自治です。 というもの、ダライ・ラマも完全な国家としての独立はチベットのメリットにならないということが分かっています。 チベットは経済的には中国国内にあることによって恩恵を受けて発展してきています。チベットが経済的に豊かになって発展したせいで商業化して、チベット旅行の楽しみがなくなったという観光客の無責任な批判があるくらいです。 仮にチベットが独立したとしても国家運営が成り立ちません。独立はチベットの民を苦しめることになります。 抗議団体の中にはこのようなチベットの苦悩を分からずに勝手なイデオロギーで国家としての独立と叫んでいます。これは、親から虐待を受けている子供を裸で外に放り出して「親の虐待から子供を自由にする」と満足するような行為で、全くチベットのことを考えていない行為です。そうではなく、どうやって親の虐待(中国の弾圧)を止めるかが問題なのです。親の保護まで無くしてしまえば、それこそ死んでしまいます。 独立を要求する過激な抗議団体の人達の行動はただの自己満足や自分たちが人権派だと主張したいだけであって、彼らはチベットがどうなろうとどうでもいいのです。良識ある人であれば、チベット独立など叫ばないでしょう。
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- huanglutan
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これらのご質問を回答する前に下記の背景を勉強する必要があると思います: 実にいまのチベット民族は次のように三種類に分けられています: A:ダライ・ラマ・グループ その背景1:殆ど1959年以前の貴族と高級ラマ その背景2:歴代ダライ・ラマの認可は全て中央政府から降りる。近代は蒋介石、毛沢東でした。 その背景3:高度自治を求める。独立を求めない。 B:海外に住んでいるチベット人(よくフリーチベットを叫ぶ人々) その背景1:前貴族の一部とAの第2世 その背景2:長期的に西方に住んだので現代西方民主思想を持っている。但し逆にチベットの歴史と近代史をあまり知らない(或いは知らんブリ!) その背景3:政治的、思想的に完全的なチベット国家として独立したい C:いまチベット地域に住んでいるチベット民族。 その背景1:1959年前の奴隷。大体全チベット人の90%ぐらいになる。 その背景2:暗黒な奴隷制社会をしっかり覚えているのでチベットの独立を求めるどころか、元に戻ることが怖いので漢民族中央政府に強烈に依存している(1959年前奴隷一人の価値は草一本に等しい。欧州の中世期より残酷でした)。
- mmm001
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『チベットを独立国家として認めよう なのか、 チベットにもと言論、宗教の自由を認めよう なのでしょうか』 どうも、中国は言論、宗教の自由はカルト活動でない限りはを認めるのではないでしょうか 〔法輪功は現日本で連続してる機会残虐事件を韓国から満州へきて カルト活動を初め他と同時に 中国でも事件が連続し、 コキントー氏は逮捕請求してますが、 先に、ブッシュの元にグリーンカードで永住権を得ています だからこういうテロ活動のカルトは認めないでしょうが) さてチベットの独立国家としての歴史は、 大変、侵略性の強い歴史のようで、 ここを調べだすと ユダヤ政商ロスチャイルドなど可愛いもの、新参者に思えてくるので、 そう単純に考えてはならないのかもしれません・・ 日本の日清戦争なんかも 無関係ではないようで・・・ ともかく・・ご参考に (1)巨大資本主義により、 世界征服を考えるのは、 大昔、、ゾロアスター教のペルシャ時代からあった強者の征服欲でしょうが、 大英帝国のイギリス支配(ロスチャイルド系)は 中国という広大な地域には 租界という一部の地域しか支配しようとはしなかった・・ (支配管理できない広大さということと、 地球上の農地の割合を考えていた:以下) (2)それに対し、 中国大陸自身の中の 満州民族の祖先である女真や靺鞨(勿吉)の民族性と歴史を 今のコキントーさんたち中国国民は 中国は恐れているのではないでしょうか? 日本の倭寇をも従えた元寇や明治政権での日清戦争の首謀者が 日本人として『天皇陛下、万歳!』と叫んで 開戦へ突っ走っていった政治権力者たち・・ 明治期、大阪三島郡に住み着き、苗字を二反長として アヘンの品種改良技術者?そして皇軍派の進出にともない 中国、朝鮮、台湾へもアヘン栽培を増やしていった政商・音蔵(1875~1950)、 陸軍上原勇作大将、東部都督部、陸軍皇軍派の支持のもとで 野方村(後に中野町)字上高田の【上高田救命院】で 渡辺政雄(ニセ従兄弟の医学者、一世?)を住まわせて 薬草栽培と実験をさせている 渡辺は、京都の下宿で、 天津南海中学から留学してる周恩来、呉達閣とも交流し、 彼らの親友の王希天を紹介され、 関東大震災のあと、死んだことになってるが、 牛炭疽菌の増産(死牛肉毒ガス・・狂牛病?)実験を指導をうける 上原陸軍大将・・・・S8(1933)11/8:天寿全う II西園寺内閣時の陸軍大臣、 VII教育総監、参謀総長 父:薩摩藩士。 妻:野津道貫 (薩摩藩士、西洋人との混血?明治陸軍、教育総監、第4軍司令官 東部都督 )の娘 明治末~:20年間、陸軍のトップ(陸軍大臣)のまま軍令系統にあり、 立法や政治に関与し 陸軍統制派の田中義一、宇垣一成と激しい対立〔田中、宇垣は東京裁判で実刑〕 『王希天の「上原閣下は日本人ではない」のことばを 渡辺政雄が「ユダヤに加わっているとの意味だ」と説明している。 「当然、甘粕さんも同じ、ということだ」とも言った。』 しかし・・ 統制派=ロシア正教と連携 皇道派=(日本系)新興財閥・・実態は満州民族とリンクする アジア麻薬マフィア資本 トルコ系イスラム教徒〔ロシア革命で満州経由で日本の渋谷に亡命した トルキスタンらも 出兵はしないが、 政治家へのロビー活動は カトリック系宣教師らよりもずっと、発言実効性がある 戦後、カトリック宣教師らは、戦時中、幽閉され 敵国宗教というので敵視され、差別待遇を受けてるが 戦後、戦争を支持した事を後悔反省するが、 イスラム教徒らは弾圧を受けたと非難攻撃・・??コレ、、オカシクナイ? つまり・・満州関連のイスラム教徒とはイスラムの形式をまねたカルトで 彼らは信仰の着ぐるみを着て、 政治テロ活動を移民としてし歩いてる・・??てことはないかという確認・・ (2)中国の広大さ、土着性の強い民族が多くかかえている点を無視して 一括りにすることの危険性・・ 上記(1)の、巨大資本で世界征服を狙ってきたアジア系、カトリック&ユダヤ系、イスラム・ペルシャ系巨大資本家らさえ、 自分たち巨大資本同士でのサバイバル競争の中で、 中国に関しては、アヘン戦争での不平等条約で自由にできたものの 管理上と上記理由で 占領ではなく、 港の近くの都市の租界( foreign settlements)制度で支配権を確立している 台北、高雄、 南京、上海、漢口、青島、大連、瀋陽、ハルビン、西安、 北京(中華民国時:北平(~清国時:薊県、古代:漁陽)、 天津、重慶、広州 安徽省・・・内モンゴル:自治区 直轄市:北京 特別行政区:香港 雲南省・・・広西チワン族:自治区 直轄市:天津 特別行政区:マカオ(~1999年まで:ポルトガルの植民地、カジノ) 海南省・・・新疆ウイグル:自治区 直轄市:上海 河南省・・・チベット 直轄市:重慶 河北省・・・寧夏回族:自治区 満州・・・遼寧、吉林、黒竜江〔日本の右翼組織、黒龍会の故郷〕 アルタイ語のツングース系 江戸時代、清朝が興り、中国語に混じる 満州民族の女真は、百済の扶余とは哲学が真っ向から対立 どんなに、親交政策を尽くしても、 なお、侵略しかけ占領を試み、征服欲が異常に強く、 しかも、ターゲットをつぶすためには ターゲットを分裂(不審や浮気?お酒などにのめり込む、後継者問題など ケンカ、組織を煩悩に満ちさせナンセンス化させる 大衆に支持されてる政治権力なら 封建的とか非民主主義的、などと不信感を煽り 大衆の治安を不安定にさせテロ発生しやすくする 例:明、西夏)させ、 百済の扶余・・・原住民:扶余族(ツングース族) 扶余族:穀物を生産果物は余り育たない地に定住し、 勇敢だが他国へ侵略せず、 歌舞飲酒を好み、 慎み深く誠実 テュルクとツングースの混血 B.C. 238 ~ 494年:満洲地域で国家を形成していた 4~7C:朝鮮半島の韓国の地域に、「百済」国(首都:扶余) 前漢時代:現北鮮部の玄菟郡に属す ロスチャイルドどころか、 彼らは 女真や契丹として政商?のようなことをして、 西夏の初代皇帝〔名君)ながら まずは、宋唐と仲たがいさせ、 戦わせ、 両者を弱め、 つぎは、名君に女性や酒で跡継ぎや夫人と不仲にさせ 廃人にし 息子に暗殺させ、 その息子も父親殺しとして処刑し、 2才の赤ん坊を皇帝跡継ぎにしています・・ 日本の江戸幕府でも 家康だけが 辛うじて 爆弾ももってる茶屋四郎次郎に攻勢政策を立てることができても 子育ては お福など〔光秀の親戚)に大奥で 思うように便利な君主に育てられている・・ と・・ 大変なわけです・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変なわけですね。歴史が苦手で、あまり分からなくて、印刷してじっくり読むようにします。
非チベット人の人権団体は安全圏にいますから中国に遠慮する必要がありません。 チベットにいる人たちは中国に遠慮して建前はいろいろ仰いますが本当は独立したいに決まってます。 ですから、彼らの気持ちを代弁しているわけです。 人権に本当に配慮すればチベットの独立という意味でフリーチベットを主張するのは当然のことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり独立主張も捕らえられますよね。自分はダライ・ラマさんのチベットは独立しない、中国に留まる決断にすごく共感を持ちます(チベット人じゃないのにそう言うのも変だけど)。ほかの回答者からも言ったように独立はチベットのためにならないです。でも全世界でFreeTibetを叫んでいるし、真意は訳わからなくなりました。東アジア地域の紛争は日本にとって他人事じゃ済まなくなります。じゃ人権は無視していいのではなくて、その以前にまだやることがあるでしょうと言いたいだけ。
- tyr134
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色々な情報が錯綜していますので、判断するのは難しいですが。 まず、チベット族と言っても一枚岩では無いようです。 チベットの独立を求める勢力、ダライ・ラマ14世を中心に「高度な自治」を求める勢力、事なかれ主義で中国に迎合する勢力、、、。 と、まぁ多種多様なので、主張する人・団体によって変ってきますね。 で、件の「フリー・チベット」ですが、欧米で活動の中心的な役割を担ってるのは国際的NGOの「国境無き記者団」なようです。(ニュースでよくみる「五輪の輪に見立てた手錠」も彼らのデザインみたいですね) この団体は、文字通り「報道記者」からなる団体です。 フランスで設立されて以来、世界中の報道記者らが参加し、「報道の自由・言論の自由」を求めて活動しています。 で、今度のチベット問題に関しても「人権侵害」を理由に中国政府を非難しています。 実は、「国境無き記者団」と中国は、ある意味で犬猿の仲です。 というのは、中国は報道規制を敷いていますので、「言論の自由・報道の自由を制限する国」として、批難の対象となってるからです。 例えば、「報道の自由度ランキング」というのを毎年だしているのですが、これでも169カ国中165位に位置づけるなど。(因みに、日本37位) http://www.rsf.org/article.php3?id_article=24025 また、「インターネットの敵」として中国のネット検閲を批難するなど。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/08/news054.html このように、「報道の自由」を基軸として人権問題などに結構過敏に反応します。 で、今回もいち早く反応して欧州を中心に活動してるみたいです。 彼らは「チベットの独立」は求めていないと思われます。 むしろ、「人権・報道・言論」を中心に据えてる印象ですね。
- 参考URL:
- http://www.rsf.org/
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですよね。国境なき記者団ような団体はFreeChinaは本音でしょう。そういえば理解はできます。マスコミがチベット問題に大騒ぎ出した時に、もっと中国の農村部に目を向けて、彼達にどんな悲惨な生活現状があるを知ってほしいです。一例ですが、10歳前後の子供たち人身売買に合い、炭鉱に売られて、一日十数時間の重労働、逃げようとしたら殴られ、病気になったら野原にそのまま捨てられ、言論や報道の自由以前に、彼らは生存に精一杯です。この様な報道を見るたび涙がでます。こんな状況の中国に、「人権・報道・言論」を求めることは早すぎないでしょうかとずっと思います。「人権・報道・言論」は大事です。なくてはならないです。しかし向こうは人権の最初の部分生存権の勝ち取りに戦っているのです。メタボ検診を飢餓者に言っていると同じ、早すぎませんかと思います。
おっしゃるとおり、聖火ランナーに対する抗議活動を繰り広げている団体や中国国内に居住するチベット族の主張と、それにダライ・ラマ14世のコメントには若干ニュアンスの差が感じられます。 抗議団体と言ってもそれぞれ主張に差があるでしょうが、やはり 「自主独立」 がその根幹にあるように思われます。 ただ、現状でいくら独立を叫んでも、たしかに国際社会に対するアピールにはなりますが、あの北京政府がスンナリ認める事は絶対ありませんよね。 もし認めた場合は、台湾を始めとして、今度はウィグル地区や内モンゴル地区に独立運動が展開され、収拾がつかなくなる事態になるはずです。 現北京政府が最も恐れているのはそれです。 従って、ここ数年、あるいは数十年のスパンで考えた場合、チベットの自主独立は不可能な主張となり、北京政府と無用のトラブルを続けるだけの事になります。 ダライ・ラマ14世はそこまで考えておられるはずです。 「理想が高すぎて不可能な要求よりも、現実的で手が届く範囲での要求」 ・・・ これが猊下のお考えだと思われます。 「北京政府をこれ以上挑発しても何ら得るものはない、それより高度な自主を国際社会に訴えようではないか」 そう考えて、不本意ながらも 「中国は五輪を開催する資格がある、自分も強く支持する」 とコメントと出したように思います。 無論、本心では一刻も早く独立したいと願っておられるでしょうが、「極めて残念ながら時期尚早」 と結論づけられたように感じられます。 今要求出来るのは、チベット民族の尊厳と信仰の自由しかないのでしょね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 それなら中国政府はダライ・ラマさんは一刻も独立を放棄していないと言うのも理解はできますね。でも仮にそうであっても、対話ぐらいはいいではないですかね。非暴力を主張する人と対話を拒んで、暴力を主張する人(テロリストという?)を生み出す恐れがあるからです。 チベット民族の尊厳を中国の漢族が貶していていると言う論調も聞きますが、本当はそのような人はいるかもしれませんが、「漢族」や「中国」と概して言うのは公平さが欠けていると思います。正直多くの「漢族」は民族問題に無関心で、というより、関心する余力がないです、自分の生活が精一杯の状態ですから。 信仰の自由についても、チベット族のお寺は人口に比例すると、漢族よりもはるかに多いとのデータもあるようです(寺はあるが、活動ができるかどうかは分りませんけど、でもそれは漢族にも同じ状況ではないでしょうか、どんな宗教であれ、反共産党と見なされるとたちまち取締されますから)。 チベット族だから、特段な圧政というよりも、少数民族に多くの優遇政策があることは現状ではないでしょうか。漢民族の経済活動により、チベット族はその恩恵を受けてないといっても、恩恵を受けていない漢民族はその数百倍にいるでしょうよね。 どれを見ても、なぜ今がFreeTibetなのか、分りません。 今の状況は中国のナションナリズムを煽って、チベット族と漢族の対立感情を煽って、中国にも、チベットにもメリットはないはずです。非暴力、対話を求めるダライ・ラマは本当ならこの状態は一番見たくないではないでしょうか。
- mat983
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指導者のダライ・ラマ氏はチベット独立を求めていません。 「高度な自治」を求めています。 自由とは人権の自由を求めるものです。
補足
ご回答ありがとうございます。 ダライ・ラマさんは「外交、防衛」を中央政府に任せ、その他を全て自治政府に(高度な自治)、現段階は中国に留まることはチベット人にとって恩恵があり、独立は要求しないと言っているようです。恩恵があるから独立しない、恩恵が感じられなくなったらどうするのでしょうか。デモなどを見る限り、チベット支持者たちはチベットの旗(国旗?独立国家ではないから国旗とは呼べないかも)を手にして、FreeTibetを叫んで、どうしても独立要求に見えるのは私だけでしょうか。チベット政府が独立を求めないとしたら、FreeTibetのFreeは人権の自由であるはず、でも国境なき記者団の論理で行くと、先に「FreeChina」ではないでしょうか。なぜ今が「FreeTibet」なのか真意が分りません。
- Bayonets
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一番の要求は「チベット人の存続」でしょう… 中国共産党はチベット人の浄化をすすめていますから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 浄化の定義はよく分りませんが、これから勉強していきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 まったくその通りだと思います。会って話をしたいほど賛同です。^^;