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分子生物学てなんですか?
最近よく聞く、分子生物学とはどんな学問ですか。 従来の微生物学とどのように、違うのですか。 水環境、水処理、土壌汚染にどのように使われるのですか。
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環境中に排出される化学物質の中には,毒性が高くて分解され難く,しかも,生体内に濃縮・蓄積されやすいものが少なくありません。環境中の自然の浄化作用を高めるため,微生物が生産する酵素を利用した環境に優しい浄化技術の研究を行っています。さらに,遺伝子組み替え技術を使って,より活性の高い酵素を大量生産する研究も行っています。この記述のように遺伝子組み替えを前提とした研究です。 細菌・微生物だけに限らず、すべての生物の生命の根元を分子レベル(遺伝子・DNAレベル)で研究するのが分子生物学です。前述のように「環境」に配慮した生命体を作り出すこともこの学問の一つですが、「環境」に対しては必ず「作用」と「反作用」を生じます。いま、問題になっている遺伝子組み替え作物です。このように、どうすれば期待する性質のものを生み出せるか、またこれが自然界にどのような影響を与えるかなどを研究しています。
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従来の生物学は、生物の個体そのもを研究することでした。 私がおもうに、生物の体内では生命活動に際し、様々な生化学反応が行われています。それらを分子レベルで解析していこうとするのが分子生物学だととらえています。 広辞苑では「生命現象を分子的側面から解明する生物学。特に遺伝子の働きに関係する核酸や蛋白質の構造・生成・変化などを、分子のレベルで解明する研究が中心。今日の生物学の基礎となっている。」 となっております。 分子生物学になると、生物学と言うよりは化学のような気がするのは私だけでしょうか。 環境系では http://home.hiroshima-u.ac.jp/~mbiotech/ohtake_lab/polyp.html なんか、こんなこともあるのねって感じです。
- CUSQUENA
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分子生物学は、生命現象をミクロな視点から明らかにしようする学問です。 従って対象はすべての生物に及びます。 微生物学などの分類とは全く別の分類と考えた方がいいと思います。 つまり、微生物学が「何を調べるか」であるのなら、分子生物学は「どうやって調べるか」ということです。 生例えば環境浄化に役立つ微生物を遺伝子組み替えで作ったとします。 ここで遺伝子組み換え技術は、分子生物学の知見によって生み出されたものと言えるでしょう。
直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? このページの中で特に ◎http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/mcb_theater/Default.htm (分子細胞生物学シアター) 蛾お勧めです。 いろいろなリンク先がありますので参考にして下さい。 「水環境、水処理、土壌汚染」に関しては、「微生物処理」で使用される「微生物」等の遺伝子組み替えに関与してくるでしょう? 補足お願いします。