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高校生の読書と東大

4日前に祖父のお葬式で2年ぶりぐらいに従兄弟と対面しました。 東京大学の文一に合格したらしいのですが、私が「高校生のうちにやっておくべきだった事とはなんですか?」 と聞いたら「読書かな」と返答されました。 皆さんも(大卒限定で)そう思うことってあるんでしょうか? それと、「コレを読んでおいてよかった!」と思う本があったら紹介して欲しいです。

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noname#66971
noname#66971
回答No.1

六大学文学部日本文学科卒30代♀です。 私は字が読めるようになってから自他共に認める読書魔というかある種活字中毒で1年間に200冊以上読んでいた時期もありました。 高校生までに限って言うとミステリーから純文学・エッセイ・エンターテイメントetc何でも手当たり次第読みました。 学生なのでもっぱら図書館利用で、今のようにネット検索(例えばアマゾンなどで既読者のコメントを読む・おおまかなあらすじをつかむ)ができなかったので、開架式の地元・学校図書館を活用しました。 赤川次郎にアガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、カトリーヌ・アルレー、フランソワーズ・サガンetcは図書館で見つけてよく読みました。あとは宮本輝や連城三紀彦、井上ひさし、佐藤愛子(エッセイ)、田辺聖子(エッセイ)etc 海外の古典的小説は(ミステリーも含め)その時代背景などを知ることができ、そこから派生して当時のファッションや文化に関する本に手を伸ばしたりということもありました。 その他は国語の教科書に載っていた作家や試験に出題された文章で興味を惹かれた作家のものを読みました。芥川龍之介・夏目漱石・太宰治・横光利一・小林秀雄etcでしょうか。 高校生活の最後に出会ったのが三島由紀夫で、これは(私にとって)ちょうど読むべきときに抜群のタイミングで手に取りました。 nihouohinさんの従兄弟の方も「時間のあるときに読んでおくといろいろな方向性が見えてくるよ」という意味も含めて上記のようにおっしゃったのかもしれませんね。 当時購入して今でも手に取ることが多いのは 横光利一「春は馬車に乗って・日輪」 三島由紀夫「盗賊」 田辺聖子「文車日記-私の古典散歩」 などです。 最後の田辺聖子氏の本が最終的に大学で古典専攻をするきっかけとなりました。 最後に。著名な作家でもいわゆる代表作・名作と言われているものにとらわれないほうがいいのではないかと思っています。 長文失礼いたしました。

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