宇宙の膨張と大規模構造に関する質問です。
宇宙の膨張と大規模構造に関する質問です。
地球から数十億光年離れた銀河からの光は、数十億年前にその銀河から発せられた光であり、数十億年前の過去の姿を今見ているということを前提にした質問です。
遠くの銀河からの光を観測しその赤方偏移から宇宙はビッグバン以降(加速)膨張しているとのことですが、上記前提の通り遠くの銀河からの光は過去の光なので過去には(加速)膨張していたが、現在に近づくに従って膨張する速度が遅くなっている(近くの銀河の後退速度は遅い)という解釈はできないでしょうか。また銀河同士が衝突した形跡のある「衝突銀河(楕円銀河)」が多数発見され、隣のアンドロメダ銀河も約30億年後には我々の銀河系と衝突するとのことです。局所的には青方偏移も見られるとのことですが、ビッグバン以降空間が膨張している中でこのようなことがあちこちで起こるものでしょうか。
またスローン・ディジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)等での数十億光年の範囲の宇宙の大規模構造観測結果によりますと、宇宙は内部に空洞(ボイド) を作る泡のような構造をしているということですが、そもそも数十億光年離れた銀河の光は数十億年前の光ですので、今はその銀河の位置も違っているでしょうしすでに銀河自体無くなっているかもしれないと思いますが、そのことも考慮したうえで泡構造になっているということでしょうか。
どなたかお教えいただけますようよろしくお願いいたします。またこれらのことが解説されている書籍・文献等ご紹介いただきたく、よろしくお願いいたします。
お礼
ありがとうございました。