• ベストアンサー

胃ろうのメリット・デメリットを教えてください

私の父は以前脳梗塞で右半身が完全に麻痺し先日脳出血で左半身にも麻痺が見られるようになり寝たきりの状態で長期療養病院に入院しております。 栄養は現在は鼻からチューブでとってますが、先日病院から「肺炎になるリスクがあるから」という理由で胃ろうを勧められました。 嚥下のリハビリも行ってますが、水分が肺に入らないようにするのが上手くできないらしくなかなか思うようには進んでいないようです。 ただ家族としては、時間がかかってもいつかは口から食べられるようになることを望んでおります。 このような状況では、やはり病院が言うように胃ろうにするのがよいのでしょうか?いろいろなサイトを見ると父のような長期療養の場合は胃ろうを勧める記述が多いですが、素人の考えでは一旦胃ろうにしてしまうともう口から食べられる希望がなくなってしまうのではないか、、、という気がしてしまいなかなか前向きに考えられません。 病院のスタッフからは「喉にチューブの違和感がある鼻からの経管栄養よりも胃ろうの方が嚥下リハビリがやりやすい」と言われていますが、実際のところどうなのか経験者の方・専門家の方にも是非ご意見をいただければと思い、掲載させていただきました。 どうぞよろしくお願いいたします。

みんなが選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nyantan
  • ベストアンサー率67% (135/200)
回答No.1

はじめましてこんばんは。 質問者様はお父様思いのお優しい方ですね。 お気持ちお察しします。 実は私は病院で勤めており、脳疾患の麻痺のある患者様がほとんどです。 ですから毎日片麻痺の患者様と接しているのでご参考になればと思い 書き込みさせていただきました。 まず、わたしの勤めている病院では 患者様から「食べる楽しみ」を奪うのを避けています。 たとえどんなに時間がかかっても(これは看護する側は大変ですが) 口から食べる楽しみって、本当に大切なんですよ! ただし誤嚥が原因で肺炎になる恐れもあります。 誤嚥で死に至ることも多々有るので、 リスクを負いたくないから胃ろう(PEG・ペグ)という方向に行くのもうなずけます。 食道に問題がある場合など本当に必要な胃ろうももちろんありますが、 多くの場合は「そのほうが医療側の管理が楽、事故が少ない」 という消極的な理由だと思います。 わたしは個人的に胃ろうは反対です。 そしてわたしは自然死を希望しているので、 鼻チューブも嫌です。 できれば最後は自宅に戻って、家で死にたいと思っています。 まずお父様本人の意思を尊重してはいかがでしょうか? 質問者様やご家族の気持ちがすすまないのであれば、 医師のいいなりになるのではなく、自分達の希望を言ったほうがいいです。 もし、何かあった時、絶対に後悔します! 実はわたしの祖父も胃ろうにしたのですが、 その日の午後に亡くなりました。 以前から祖父はそこまでして生きたくないと言っていたので、 わたしは大反対したのですが、 両親が医師がすすめるからと胃ろうに踏み切りました。 今でもすごく後悔しています。 まずはお父様本人の希望を伺っては? それが一番です。 鼻チューブも苦いですけれどね・・・。 鼻チューブがかなり負担になっているなら胃ろうのほうがいいかもしれません。 中には胃ろうをしても、再び元気になって経口摂取が可能になり、 胃瘻が不要になって抜く方もいらっしゃるようです。 医師からはどう言った説明がなされてるのでしょうか? お父様のお年がわからないので適切なアドバイスはできないのですが、 嫌な話、将来のことも考えておいたほうがいいです。 胃ろうの患者様ですが、介護施設など入所を受け入れてくれる施設って ほとんどありません。 もし仮に入所がOKだとしても、 胃ろうがあると施設などではお風呂にさえ充分に入れて貰えません。 胃ろうの問題は賛否両論があり、 延命に次ぐ問題だと思っています。 個人的にはお父様が判断能力があり決断できるのであれば、 ご自身に決めていただいくのが一番いいように思います。 あまり参考にならない意見で申し訳ありません。

その他の回答 (2)

  • ren06
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.3

メリット ・栄養状態が保たれる→リハビリするためには、体力をつけるために必要な栄養補給が必要です。 ・点滴、栄養チューブから解放される→栄養注入時以外は、つながれていない。 デメリット ・胃ろうを作る時に出血・感染などのリスクがある→抗生剤の投与を行います。内視鏡をつかって胃の中から覗きながら行うため、出血は稀だと思います。その人の臓器の場所や、胃の病気をしているとできない場合や、時間がかかることもあります。 個人的には、最終ゴールを食べるということにするのなら、今は過程ということを考えメインの栄養は、胃ろうからの方がいいと考えます。 坐って食べるためには、腹筋も背筋も必要です。歩くため、坐るための一見関係のないリハビリをする中で、頚周囲の筋肉も鍛えられ嚥下するための筋肉が自然と鍛えられます。 あとは、地道にアイス(氷)マッサージなどで、唾液を出して、飲みこむ練習や、とろみをつけた水や半固形食(ゼリーなど)で練習していきます。 病状によっては、耳鼻科などでの嚥下機能の評価も必要です。(座位になれないと評価が困難です) 一般の病院でも、看護師はリハビリしていますが、より専門的なリハビリ病院もあるので、胃ろうだけ作って転院するという選択肢もあるかもしれません。 練習する過程で、肺炎のリスクは常にあります。 鼻からいれているチューブも、そのリスクはあるし、嚥下しづらいと思います。   全ての栄養を口から補給するのは、水分も含めて大変なことです。 胃ろうを作れば、栄養補給をして、リハビリも継続しながら、その一部分を口からというように、病状や、本人の状態から選択できます。 胃ろうを造るからといって、どちらに栄養を選択するかということではないです。

  • USB99
  • ベストアンサー率53% (2222/4131)
回答No.2

胃ろうを造っている側ですが.. 胃ろうを作っても期待するほどには嚥下性肺炎の確率は下がりませんし、合併症の発生もあります。ただ、胃ろうを作っても経口で少量だけ食べて必要なカロリーは胃ろうからとっている人もいますし、必要がなければ抜去すれば自然に閉鎖しますし、経口摂取を希望している事と胃ろうの造設とは直接関係ないと思います。ただ、合併症の問題はあります。 現在、経口摂取できているのなら別ですが、主なカロリーを鼻からのチューブに頼っているのであれば胃ろうを造るのはしかたがないかと思います。鼻からのチューブを長期におくことは、抜かないように手の抑制とか必要になってリハビリの邪魔になりますし副鼻腔炎も起こります。私が担当医でも胃ろうを勧める症例かなと思います。 ただ、ある意味で末期医療の側面もあり#1さんのような考えの方も少なくはないので患者さん自身のお考えがもっとも重要である事はいうまでもありません。

関連するQ&A