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行政書士は、具体的にどのような将来が待っているのでしょうか?
行政書士をめざそうとおもっているものです。 ただ、行政書士の仕事内容などはサイトでの情報でわかるのですが、現実的に、行政書士をもっている方々は、資格取得してから長い将来、どのようなふうに生きていくのでしょうか? 私はそういった知識がないので、いわゆる、普通の会社に就職して、勤勉に働いていれば、30代をすぎたころから徐々に給料もあがり、そして60代で退職と、その後は退職金と年金で、シルバー向けのバイトもしながら生きていく・・・という父親のような生き方しかわかりません。。。 行政書士をもつと、やがて独立される方もいるようですが、それは全体で何割くらいの方なんでしょうか?(独立する場合は、社員を使わずに自分ひとりだけで、事務所を作って、成り立つものなのでしょうか?私は仲間集めとか、ひとの先頭に立ってバリバリやるという性格ではないので、自分以外の人間と独立をともにやっていくというのは難しい気がします。) 私はあまり冒険的なことが苦手なので、独立してすべて自分できりもりするよりは、どこかの組織に所属して、サラリーマンのような人生のほうが安心な気がするのですか、その考え方は、行政書士をもつものとして、いいことなんでしょうか? また、行政書士の資格をもって、そういった仕事のある会社に入ると、月給はどのくらいで、出勤はどのくらいで(いわゆる土日祝日が休みのような形なのでしょうか。それとも、不規則だったり、土日に出勤もあるのでしょうか?平日が休みで、むしろ土日に出勤とかそうゆうことは私は特に気にしないのですが、実際どうなのかが知りたいとおもいます。) また、一般の会社にあるような出世(役職とか給料があがるとか)はあるのでしょうか?退職年齢や退職金もあるのでしょうか? 多岐にわたった質問で申し訳ありませんが、資格取得前に、やはり将来のビジョンを明確に描いおくべきだとおもいますので、回答でお力をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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官公庁への許可申請・届けの代理だけではなく内容を証明する書類の作成も業務内容であり、平成20年7月1日から改正行政書士法が施行され、聴聞・弁明手続の代理が明確に位置づけされました。 これにより、行政処分に不服があるときには代理人として行政書士が聴聞・弁明手続を行うことができました。(今までは弁護士のみしか許可されていませんでした。) 聴聞・弁明手続の代理等に関する行政書士法の一部改正について - 日本行政書士会連合会 http://www.gyosei.or.jp/topics/topics_0.html#94 飲食店の営業許可をとっても、お客に直接調理器具を使わせるような店舗(焼き肉屋など)だと保健所からの許可だけではなく、消防署からの許可が必要であり、さらに深夜にお客へアルコール類の提供をするときには、警察から許可が必要です。 このように依頼者から見ると一つの営業をするのにも関わらず日本では複数の法律で規制されていることが大変多いのです。 だから、行政書士は仕事のやり方によってはまだまだ将来性があるものです。 > 行政書士をもつと、やがて独立される方もいるようですが、それは > 全体で何割くらいの方なんでしょうか? 多分ほとんどですね。 だって、よく考えてみてください。 普通の会社では貴方が担当した仕事で売り上げた金額から経費を引いた金額がそのまま貴方の収入額にはならないはずです。 だからこそ、法律で資格を取らないと業務自体を行うことができない難関である国家資格を取得するのです。 > 独立する場合は、社員を使わずに自分ひとりだけで、事務所を > 作って、成り立つものなのでしょうか? それは、仕事量が少なければ仕事の仕方(留守番電話や携帯電話、電子メールなどを活用)で社員を使わなくても事務所は成り立ちます。 > 私はあまり冒険的なことが苦手なので、独立してすべて自分できりも > りするよりは、どこかの組織に所属して、サラリーマンのような人生 > のほうが安心な気がするのですか、その考え方は、行政書士をもつも > のとして、いいことなんでしょうか? せっかく、法律で独占的に業務を行うことが保障されている資格で国家資格を取得したのにも関わらずに、どこかの組織に属するということは、その組織に利益を摂取されるということですが。。 > また、行政書士の資格をもって、そういった仕事のある会社に入る > と、月給はどのくらいで、出勤はどのくらいで(いわゆる土日祝日が > 休みのような形なのでしょうか。それとも、不規則だったり、土日に > 出勤もあるのでしょうか?平日が休みで、むしろ土日に出勤とかそう > ゆうことは私は特に気にしないのですが、実際どうなのかが知りたい > とおもいます。) 行政書士事務所に入社すると、月給はかなり安いです。平均16万円位です。理由はその事務所のノウハウを盗んで独立をできないようにするためだと思われます。 休みは、事務所がどの位の顧客を抱えていて一人当りの仕事量によってだと思います。 一般企業もそうですけど、役員は楽しているけど、平社員だけは忙しいのは、同じだと思います。 > また、一般の会社にあるような出世(役職とか給料があがるとか)は > あるのでしょうか?退職年齢や退職金もあるのでしょうか? はっきり言ってこういう概念自体がありません。 資格を持っているのにも関わらずに雇われている自体が仕事ができない人間だと行政書士の世界では判断されていますので、出世などの概念も退職年齢も退職金もありません。 まず、行政書士の資格を取ることとご質問者様の人生観と合うか良く考えた方が宜しいかと思います。
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- funouhan
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行政書士は、サラリーマンとは全然違います。 行政書士の場合は、他の事務所で働き その後独立する人もいるそうですが 自分が聞いた中では、やはり少なく難しいと聞きます。 行政書士は、書類作成の代書屋ですが やはり業務内容も競争率も高く 他の分野を競合する事務所の方が依頼数は高いらしいです。 行政書士は基本的に土日休み場合が多いです。 役所などは、土日休日が多いからです。 ですが仕事面で言えば中でのサラリーマンより 外回りのサラリーマンと考えた方がいいです。 営業として何件も回ったりするそうで 事務所から独立するにしても、それなりの顧客管理が なされていないと難しいです。 もし可能であるならば他の資格を取ったりして 競合とした方が視野は広がると思います。
ANo.2です。 決して行政書士試験合格=行政書士ではありません。 あくまでも、行政書士会に登録しなければ、行政書士として名乗ることも行政書士として業務を行うこともできません。(第1条の2、第1条の3、第2条、第6条、第8条、第16条の5、第19条の2) 行政書士法 http://www.houko.com/00/01/S26/004.HTM 行政書士試験合格はあくまでも行政書士になれる資格(正しく『行政書士有資格者』と言います)を得ただけです。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
資格はあくまでもきっかけに過ぎません。 代理行為に必要なだけです。 あとは、業務知識やスキル次第ではないでしょうか? 就職口も一般の会社の社員で資格を保有している方もいますし、開業される人もいます。また他士業の事務所へ勤務し、他士業の補助者をしている場合もありますし、共同経営とする場合もあるでしょう。 個人事務所などはピンきりです。民間会社も担当業務や業種によっても変わってきますが、資格手当が出る程度ではないでしょうか? 独立し成功すれば会社員で稼ぐより高報酬になるかもしれませんが、簡単ではないでしょう。私は零細会社の役員を複数兼務しています。資格はまったくありませんが、所属会社の登記から許認可、社保や税務のすべてを専門家を使わず私個人で対応しています。 今後は弁護士や会計士が増えることになるでしょう。それぞれの資格者で本来の業務での報酬に満足できなければ、税理士登録や行政書士登録を行い、業務を増やすことでしょう。したがって、専門分野があやふやな行政書士はやっていけないでしょう。開業行政書士として他の行政書士と差別化できる専門分野や他資格保有による隣接業務の一括請負などを持たない限り、よほどの人脈が必要でしょう。
- outerlimit
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行政書士は 簡単に言うと 官公庁への許可申請・届けの代理ができるだけです 今の行政手続きは、全てが本人申請が可能で、簡明になっています この傾向は今後も進むものと考えられます (今から50年前は 運転免許証の更新申請さえ 行政書士に依頼しないと まともに受理してくれませんでした) ですので これからの行政書士の需要は あまり一般的でない申請や届に限定されてくるものと思われます そうなると、資格よりも関連知識や人脈ノウハウが重要になります 資格だけで通用するとは考えられません それよりも 法務部門で通用するだけの知識を身につけたほうがよろしいでしょう なお、司法書士は 登記関係の代理、相続に関する手続き、小額の訴訟に関与できますから、行政書士よりは出番は多いでしょう
お礼
回答ありがとうございました! 私は体が弱く、また高卒だったために、ここでしっかりとした資格をとって持ち直して働いていかねばと思っていたしだいです。 司法書士のことも考えていましたが、試験のレベルが高いことも有名ですので、まずは行政書士をとって、ゆくゆくは司法書士もとれたら・・とは考えておりました。 しかし、行政書士一本では、なかなか大変になってくる未来がまっているんですね。現実的なことを教えていただき、ありがとうございました!
お礼
非常に詳しい説明をいただき、本当にありがとうございました! このような説明をいただかないと、行政書士の資格取得の意味がわからないままでいるところでした。。。(資格をとることが目標になって、そこでおしまいになりかねないようなことにもなりますので・・・) このような現実的な情況が(よくもわるくも)あることをふまえて、将来のことを考えていきたいとおもいます!