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前置詞+関係代名詞
英語のやり直し独習をしていて、文法テキストの関係詞セクションを学習中です。なかなか自分だけで解決できないので、レベルの低い問題なのかもしれませんが、よろしくお願いします。 英訳する問題で 和訳:この本は読みたい人だれにでも貸します。 わたしの間違った解答:I will lend this book whoever wants to read. テキストの正解:I will lend this book to whoever wants to read it. "to whoever wants to read it" の部分がうまく解釈できなくて困っています。 1) "to whoever" の to は、どこから移動したものなのでしょうか。 "whoever wants to read it to" ということでしょうか? 2) whoever = anyone who と考えて、"anyone who wants to read it" となりますから、who 以下が anyone にかかっているという解釈で良いのでしょうか。そうなると、前半は "I will lend this book to anyone" ということ? 3) 最後の it は it = this book という解釈で合っていますか?
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なるほど。たしかに「前置詞+関係代名詞」という構文はわかりにくいところがあります。テキストの回答をじっくりと分析してみましょう。 >I will lend this book to whoever wants to read it. 分析文: >I will lend this book to you. つまり、whoever(だれでも)を you(あなた)に置き換えてみるのです。つまり、「to」は新しく加わったものであり、「どこからか?」でないことがわかると思います。 ×) I will lend this book you. 上の文が駄目なのは、「I will lend this book.」だけで完全な文になってしまっているために、「you」を新しく加えるためには、前置詞が必要なのです。だから、「どこへ?」を意味する「to」が必要であり、新しく加えただけと考えるのです。 さて、この文では、「だれでも(へ)・・・」ということですから、 >to whoever wants to read it. 意味は「だれでも、この本(this book)を読みたい人へ」ということです。 ですから、次のように考えてください。 >I will lend this book to you (= whoever wants to read it.) 「あなた以外」の「だれでも」読みたい人は・・・という意味になっているのです。「whoever」は「you」と同じ代名詞なので、「to whoever」とする必要があるわけです。また、「whoever wants to read it」だけで、完全な文になっているのも気をつけてください。もし、私の説明だけではわかりにくかったら、他の専門家の回答をも見て理解してください。
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- Ganbatteruyo
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アメリカに住んで40年目になりました。 私なりに書いてみますね。 文章の形に大きな要因となっているのが動詞なんですね。 その同士で文章の形が変わって来ると言う事なのです。 これをわざわざ分類して(例外がある事を無視して)、そして、その分類に番号をつけ、それを文型と言う名前をつけ、これを知っていると英語を知っていると思わせようとしているのが文型知識と呼ばれるものです。 番号をつけると言う事はその順序までも覚えなくてはならないように洗脳させようとしているのです。 無視してもいいことです。 無視できないのがこの動詞と言うものが「どう使われる」と言うことなんですね。 今回の場合、lendと言う動詞なのです。 この動詞を「誰に何を貸す」と言う表現をしたい時に二つの形で言う事が出来るのですね。 それが、 lend+人+もの、にするか lend+もの+to+人と言う形にするかなのです。 つまり lend anyone this bookか Lend this book to anyoneにできるわけですね。 しかし、このあとに読みたい人となるので、lend anyone this book whoよりanyoneとwhoをつなげたlend this book to anyone who wantsの方が分かりやすいわけです。 この使い方さえ覚えればいいのです。 難しいですか? これを文法用語を立て続けに使って説明しようとする文法学者さんたちはここにこれは文型#ですので、と言う言い方をして、この番号を知っているか知っていないかで英語力がいかにも違ってくるような言葉遣いをするわけですね。 (確かこれは文型63だったかな。<g> うそです。この数字は気にしないでください。 いやみにいっただけですので) これと同じ言い方をするのがgiveと言う動詞ですね。 >lend+人+もの、にするか >lend+もの+to+人と言う形にするかなのです。 >つまり >lend anyone this bookか >Lend this book to anyoneにできるわけですね。 のlendをgiveに変えて give+人+もの、にするか give+もの+to+人と言う形にするかなのです。 つまり give anyone this bookか give this book to anyoneにできるわけですね。 となるわけです。 これで二つの動詞をうまく使えるようになりましたね。 どうか忘れないでください。 I "lend" you a useful lesson (I "lend" a useful lesson to you)で「お貸しした」のです。 私に返す必要はありません。 いつか他の人にも「貸してあげてください」。 車の運転練習に私の古い車をお貸ししますが、もう私はいらないので誰か練習に必要な人に貸してやってください、と言うのと同じです。 一旦要らなくなった道具は他の人には必要な時はありますね。 あげてその人にとどまることなく次に分け合っていくのが「教え」なのですね。 練習しなくても良いくらい分かればいいのですから。 と言うことで「文法用語がなくても身につけることの出来る勉強方法」と言う車を早くいらなくなってくださいね。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
どうもありがとうございます。 文型や仕組みにまどわされて、ややこしく考えてしまっていました。 lend+人+もの lend+もの+to+人 この2つを良く覚えておきます。 lend anyone this book who lend this book to anyone who この2つの結果になることがわかって、すっきりしました。 いちばん基本的な部分が理解できていなかっただけでした。わかりやすく解説していただき、ありがとうございます。いつか誰かに貸してあげられるようになりたいと思います。
>1) "to whoever" の to は、どこから移動したものなのでしょうか。 I will lend this book to 人. のパターンです。 2), 3) は解釈のとおりです。
お礼
どうもありがとうございます。 lend to 人 というパターンがあるのですね。 "lend to" で調べてみたのですが、to の後には動詞が続くものかと勝手に解釈してしまっていました。もっとよく調べてみます。ありがとうございます。
お礼
どうもありがとうございます。 "I will lend this book you." が間違いになるという点で、すっきりしました。「(人)へ」という部分で to が必要になるんですね。 "I will lend this book to you."で、you の「人」に当たる部分に "whoever wants to read it." が入るのですね。 前置詞+whom、whomever などと混同してしまって、後半の文が目的語抜けになるのか完全な文になるのか、まだ覚えきれていなかったようです。 わかりやすい説明をありがとうざいました。