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あまつさえ
あまつさえ、という語を辞書で引くと副詞とあり、「その上、悪いことには」という意味があります。が、「そのうえ」を辞書で引くと接続詞とあります。 どうして「あまつさえ」は接続詞ではなく副詞に分類されているのでしょうか。副詞ということは、何かしらを修飾しているのだと思うのですが、以下の文では、何を修飾しているのでしょうか。 雪崩が起きて外界と連絡がとれなくなり、あまつさえ停電になった。
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あまつさえ=「その上、悪いことには」 そのうえ=なんらかの方向性が一致する説明を、追加するための言葉 であり、前者には悪いという特有の意味がありますが 後者にはありません。 この違いにより品詞が異なります。 「方向性の一致」は逆接・順接・並列・などど同列の 「接続詞の働き」です。 「雪崩が起きて外界と連絡がとれなくなり、あまつさえ停電になった。」 では「あまつさえ」は直接には「停電になった」を修飾しています。 停電以前に連絡がとれなくなっており、 連絡不可とは別に停電被害があることがわかります。 もし、停電により連絡不可となったならその文章は間違いで、 正しくは 「雪崩が起きて停電となり外界と連絡がとれなくなった」 となります。
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接続詞の定義を見ると解ります ( ^^ ● 単語・文節・文をつなぐ ● 自立語 ● 活用しない ● 主語・述語・“修飾語”にならない > 以下の文では、何を修飾しているのでしょうか。 「停電になった」を修飾しています。
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- sanori
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こんにちは。 確かに第一感、両者は同じ品詞に統一したほうがよいような感じがしますね。 「あまつさえ」は「あまりさえ」から来ています。 「あまりさえ」だと接続詞っぽくないですよね? 一般に、「○○さえ」という言い方はは用言の修飾なので、副詞ととらえることが妥当と考えられます。 >>>以下の文では、何を修飾しているのでしょうか。 「なっ(た)」です。
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回答ありがとうございます
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