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位相の遅れについて…
位相の遅れについて質問します。 三相交流を整流器によって直流に変換して直流負荷へと電力を供給しています。 直流に変換してと言っても、脈流のある直流なわけですが、 この脈流のある直流を、誘導分のある負荷とつないだとき、やはり 電流は電圧に比べ位相は遅れるのでしょうか? またそれを「遅れ」いうのでしょうか? 整流前の三相部分・整流後の直流部分どちらも遅れが生じるのでしょうか? 頭で考えてもぐるぐる回るだけで、いまいちまとまりません。 申し訳ありませんが、よろしくお願いします!
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三相部分の遅れについて 負荷が抵抗負荷でない限り、遅れ又は進行の状態は発生します。 補正の方法ですが 通常は受電した地点に補正するコンデンサー(最近インバータなんかがはいってきて・・・)を入れ込める構造になってます。 全体の負荷の進行状況を見ながら(大きい所は系統別に)補正はできます。 よほど個別の力率が悪い時は個別にいれますけど
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- ikkyu3
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No.1の追記をします。 >交流分と直流分に分けて考えます。 と前回書きました。 三相整流回路で誘導負荷の前に並列にコンデンサを入れたときも同様に直流と交流に分けて考えます。 この回路の整流波形は、全波整流か半波整流かで変りますが高調波と直流分を多く含んだひずみ波と考えられます。それで交流と言っても高調波があります。従って詳しくは、波形を分析して直流分と各高調波成分とを分けます。(たぶん、整流回路やひずみ波交流関係の書籍で調べられるでしょう。) 力率の定義は、有効電力の皮相電力に対する比率です。 そこで直流と各高調波を別々に回路を解き実効電力と皮相電力を求めます。 ちなみにLとCは高調波の周波数によってインピーダンスが変わります。 別々に求められた結果を重ね合わせて、得られた実効電力と皮相電力から、力率を求めます。 結果は、誘導分に対してコンデンサが十分に大きければ、力率100%よりも進み力率になる可能性もあります。
お礼
返事が遅れ大変もうしわけありませんでした。 ご丁寧な解説で大変助かりました。
- nrb
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受電が3相200Vタイプの直流電源装置のことですか これだとほとんど直流でですけど 整流前は交流ほぼ100%←ここですか 整流後コンデンサーを利用して直流にちかい状態となり 上の脈流ぶんをカットし直流へ 負荷に応じてシリコンダイオウドを入れて電圧調整します シリコンドロップタイプの直流電源装置 48V50Aから200Aなどの機械 GSやサンケン電気、ユアサなんかのメーカですよね
お礼
そうですね。確かに、平滑フィルタなんかを入れると、 ほぼ直流になるようですね。 ところで、そうすると負荷の部分は電流の遅れはなくなるとは思いますが、 脈流部分はコンデンサが電流を補完するので、 三相交流部分(整流器の電源側)は遅れ力率にならず、 力率は100%のままである。というように理解してよいのでしょうか? 私の質問の仕方が悪いのですが、 直流電源装置に並列に進相コンデンサをつけるとどうなるのかが、 厳密には知りたいのです。 もうしわけありませんが、ご存知でしたらよろしくお願いします。
- ikkyu3
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簡単にして考えましょう。 交流分と直流分に分けて考えます。 直流については、当然位相遅れはありません。 交流については、遅れがあります。 誘導分のある負荷ということですから、インダクタンス分と抵抗分とを持っていますね。 直流分は、抵抗のみを考慮し、交流分については、誘導分と抵抗分とを考慮します。
お礼
なるほど! わかりやすい説明ありがとうございます。 たしかに一定ではないとは思っていましたが、区別すればよいわけですね。 ありがとうございました。
お礼
返事が遅れて大変申し訳ございませんでした。 私のわかりえないことをお教えしていただき大変助かりました。 ありがとうございます!!