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捕鯨について

最近問題になっている捕鯨問題についてどう思われますか?捕鯨関係組織への天下りや、国際批判など日本の捕鯨を支援する声が聞こえてないのが現状です。なぜ捕鯨は国際的に反対する人が多いのでしょう?何十年前の知識しかないもので現時点の捕鯨に関する問題を教えてください。

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回答No.5

反捕鯨運動が活発になった経緯について少し簡単に説明します。反捕鯨運動が始まった1970年代当時は、ベトナム戦争の真っ只中で、さらにアメリカの核廃物の海洋投棄なども問題になっていました。そこで、1972年にストックホルムで国連人間環境会議というものが開催され、それらのアメリカの環境破壊についても取り上げられる予定でした。しかし、それらに対する国際的な非難をかわすために、ペンタゴンからキッシンジャーなどによる支援を受けた反捕鯨団体のロビー活動によって反捕鯨運動が政治的に担ぎ上げられたという経緯があります。 「環境保護団体」を名乗る「環境過激団体」 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=164559 (ちなみに、当時、ベトナム戦争による環境破壊を非難していたオロフ・パルメ首相は四度目の首相に選ばれた1986年にストックホルムの路上で暗殺されました。) http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051215 つまり、反捕鯨運動自体が科学的な根拠に基づいているわけではなく、政治的な思惑によりスケープゴートとして担ぎ上げられたという経緯があります。反捕鯨国の多くはアメリカやグリーンピースなどの環境保護団体が加盟させたものです。その中でもセントルシア、セントビンセント、ベリーズ、アンティグア・バブーダなどのカリブの島国は、もともとイギリスの植民地です。今はイギリス連邦に属しており、イギリス本国からIWC加盟を要請され、分担金などの経費はグリーンピースが立て替え、さらに代表もアメリカ人などが務める多数派工作のための完全な傀儡メンバーとされています。 The Globe Now: クジラ戦争30年 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog097.html 捕鯨問題をスケープゴートにすることで、他の問題を隠匿するという手法は今日でも有効です。オーストラリア産の牛肉は基本的に牧草ですが、それは砂漠化などの地球環境の破壊ともつながっています。しかし、日本はオージー牛の世界最大の輸入国であり、お得意さんでもあります。そんなお得意さんが地球環境に目覚め、肉食を減らそうとしたら大変なことになってしまいます。そんな中、IPCCのパチャウリ議長は「肉の消費量を減らしてほしい。肉は二酸化炭素(CO2)を大量に排出する商品だ」と主張しています。 「温暖化防止にライフスタイルの変革を」、IPCC議長 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2338365/2536120 その他、参考サイトを下記に記します。 (財)日本鯨類研究所 http://www.icrwhale.org/index.htm IWC REPORT http://www.choujintairiku.com/iwc/ 超人食クジラ http://www.choujintairiku.com/kujira/ 反捕鯨団体あれこれ http://luna.pos.to/whale/jpn_zat_ngo.html

参考URL:
http://www.choujintairiku.com/kujira/morishitatop.html​
0102S
質問者

お礼

知らないことばかりで大変勉強になりました。動物を愛護する問題を政治的手段に用いるのは良くないですよね・・日本もかもしれませんが。ただ先祖が続けてきた捕鯨文化絶やして欲しくはないです。回答ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • aliena
  • ベストアンサー率33% (2/6)
回答No.7

まずは公海たるほぼ日本一国で使おうというのだから基本的に、国際的同意は必要な中、割と独断でやっているという点は否めません。 せめて他の捕鯨国と連携すればよさそうな物ですが(例えば韓国にも捕鯨文化はある)。 鯨が増えているという点も微妙な感じですが、魚を食い尽くす程増えているとは流石に思えません。南極のミンククジラが増えているというのは特殊な例で、他の鯨がそこそこ増えているくらいが正確なところです。 国際的にはどうなんでしょうかね、漁業に関してがそもそも日本は鯨に限らず他国と連携するのが苦手で孤軍奮闘せざるを得ない立場にあるようです。沿岸捕鯨に限定すれば実はグリーンピースですら認めています。 公海の使用という点が問題だと思うんですが、オーストラリアにしても260億円だかの利益をホエールウォッチングで得ているのに、その鯨を殺す(南極、オーストラリア間を回遊してくる)と、結果的に、その鯨を捕鯨するとオーストラリアの国益に手を出した事にもなります。

0102S
質問者

お礼

国際的同意が必要な中日本が独断的にする勇気・国力があるとはとても信じられません。確かに他国との連携をとるのは苦手みたいですよね。真の友好国がいない日本、そして友好国として迎えてもらえるようなウリがない日本ですからね。回答ありがとうございました。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.6

犯捕鯨団体に寄付をしている主な企業は、アメリカの食肉業界です。鯨を増やし魚を絶滅させて自分の肉を売りたい人たちが、潤沢な資金を活用し、宣伝ロビー活動を続けるのです。アメリカやオーストラリアでは、食肉関係は経済に影響を与えるほどの巨大産業です。その人たちの主張を素直に信じる人、国益にかなうので彼らの主張に乗る人、両方います。

0102S
質問者

お礼

欧米等では魚ブームと聞きましたが、鯨は絶対にならないでしょうね。美味しいのに。回答ありがとうございました。

回答No.4

 コミックス『美味しんぼ』第13巻に収録されている「激闘鯨合戦」という話を読むと、日本に対する捕鯨バッシングの真実?が手軽に理解できますよ。  まぁ、A○○ZONでムリに新刊を入手しなくても、B○○KOFFなり、お近くの古本やなりで手に入ると思うので、ぜひご一読をオススメします。  いちおう、あらすじ貼っときますね。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~AN4S-OKD/private/bun/man00913.htm
0102S
質問者

お礼

多分出た頃に見ました。あの頃と今は大して変化はないのですね。ありがとうございました。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.3

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%95%E9%AF%A8%E5%95%8F%E9%A1%8C 一番はクジラは絶滅が危惧されていることです。 捕鯨国はそうではない数字を提示するものの、 信憑性を証明できないため反対に合っていること。 など、上記サイトが詳しいです。 参考にして下さい。

0102S
質問者

お礼

なぜ科学的な根拠を提示しても信憑性を証明できないのでしょうかね。第三国の調査が必要といっても、捕鯨国・反捕鯨国以外にとってはどうでもいい問題なんでしょうね。ありがとうございました。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2

捕鯨族の利権の確保を目的としていることが主な理由でしょう

0102S
質問者

お礼

世界的な運動の背景には、必ず利権があるものですもんね。ありがとうございました。

  • maxmixmax
  • ベストアンサー率10% (91/908)
回答No.1

何十年前と基本的に変わりません。 「鯨さんは優しくて賢いから、それを食べるのは野蛮なんです。」 「日本の調査は信用できない。自分たちじゃ調査はしないけど、このままじゃ鯨は絶滅する!」 市民団体やシーシェパードはこんな感じです。

0102S
質問者

お礼

基本的に変わらないのですか・・・。なのになぜここまで反捕鯨を世界的な運動にできたのでしょうか?

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