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小学校で鉛筆を使わせる理由
自分が小学生の頃、学校では鉛筆しか使ってはいけないと言われていました。 シャーペンを使っているのが見つかったら没収もされていたと思います(自分は持っていなかったので実際はわかりません) なぜ、学校では鉛筆を推奨している(いた)のでしょうか?うちの学校だけだったのかな?
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まぁ、これは歴史的? な経緯もあります。今でこそシャープペンはそれほど高価なものではありませんが、30年くらい前までは、安くても一本500円以上する、大人の持ち物だったのです。芯も高価でしたよ。 当時、鉛筆が50円程度でしたから、値段的に子供が持つものではありませんでした。当然、なくす・壊す・盗まれるというような事故も懸念され、学校では禁止になっていたのです。それが最近まで続いている、ということでしょう。 それ以外に、もちろん教育的な理由もあります。 一年生でひらがなを書くときには、ある程度の太さがあり、芯が柔らかい鉛筆の方が使いやすいのです。シャープペンはどうしても芯が細くて固いですから、低学年が文字の練習をするのには、余計な力が必要だったり、ノートに引っかかったりして不向きだという理由もあります。 また、子供向けのシャープペンは筆記用具と言うよりもおもちゃの要素が強く、グリップの太さや長さ、持ち具合が書字の練習には向いていないという点もあるでしょう。よく見かけますよね、変な太さや長さのもの。 もう一つは、学校から帰ったときに、ランドセルの中、筆箱の中を確認する習慣(鉛筆がおれていたら削るなど)を身に付けて欲しいという生活指導上の願いもあるだろうと思います。 まぁ、そんなこんなで小学生では禁止という学校が多かったのです。最近はあまりうるさいことは言いませんが、それでも低学年の間は使わないように注意するのが普通でしょう。
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- shiojiri
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なぜかロケットペンシルはOKだったので、使っていたのを思い出しました。 http://homepage1.nifty.com/nekocame/60s70s/bunbogu/bunbogu2.htm
- jiren
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私はまだ高校生ですが、 小学校5,6年の時に面倒を見てくださった先生はシャーペンの使用を良しとせず、鉛筆の使用を強制していました。 小学校5,6年ともなると大人しく教師の言う事を聞くわけも無く、 みんなこっそりとシャーペンを使っていた覚えがあります。 (他のクラスの担任はシャーペンOKでしたので余計に・・・) しかし、先生は授業中にシャーペンを使っている生徒を見るたびに5分程度「決められたルールは守れ!」など説教をしてくださって、鉛筆の使用の理由を以下のように言っていました。 1.鉛筆は芯が丸くなっても角度を変えれば再び鋭く書ける。 2.鉛筆は削る度に小さくなり、愛着が沸く。物を大切にする心が育つ。 3.鉛筆の減り具合により、どれくらい勉強したかがわかる。 4.筆記具を持つ際の正しい握りかた?握力?力の調整?(詳しい言葉は忘れてしまいました。)を体に覚えさせる。(シャーペンはグリップが付いていたりするので、それが覚えられないとか(汗) ような説明を受けました。 よくよく考えてみると、小学生を納得させるために先生がこじつけたのかもしれませんが、先生なりに鉛筆を使用して欲しい意図があったのだろうと思い、自分は鉛筆を使用していましたね~。 卒業式には一人一人にメッセージを添えた鉛筆を一本下さって、 今でも卒業アルバムと一緒に大切にしまっています。 何度も何度も殴られたけどいい先生でした。
お礼
経験談の回答有難うございます。 皆様の回答を見させていただくと、先生は精一杯子供たちのことを考えてくれているんだなぁと温かい気持ちになります。 そろそろ鉛筆を使う理由が分かってきました。 ありがとうございます。
- tatsu01
- ベストアンサー率18% (292/1540)
ちょっと関係ないですが、私が小学校入学当時の「かきかたえんぴつ」は2Bでした。 子供が小学校に上がって驚いたのは、それが4Bになっている事でした。 4Bなんて、図工で使った記憶があるくらいです。 しっかりとした筆圧で書けない子が増えているのでしょうね。 子供がいない家なら、鉛筆なんて無いんじゃないかな?
- Samantabha
- ベストアンサー率61% (560/916)
もうン十年も前の小学生時代、私の小学校でもシャープペンシルは禁止でした。 ただし、授業中だけ、休み時間などに遊びで使うのならばOK(学校に持ってくること自体は禁止されていなかった)という感じでした。 先の回答にもありますように、シャーペンは芯が折れますし、子どもがしっかりした字を書くのに適さないように思います。 うちのクラスではなかったのですが、誰かが折った芯が飛んで、他の子の目に入った、という事件もあったようです。 さらに、私たちの時代にはシャーペンは贅沢品で(といって、戦後すぐの世代ではありませんが^^;)、みんなが競っていいものを買って自慢するということもないわけではありませんでした。シャーペンが買えない子どもが馬鹿にされるということも、あったように記憶しています。 そんな意味からも、シャーペンは禁止されていたように思います。 とはいえ、このような理由は、最近の学校ではないことなのでしょうけれど。
- 1994bo1
- ベストアンサー率26% (52/194)
#1の方の意見に加えて、 基本は鉛筆で書くんだよってことだと思います。 例えば、センター試験等のマークテスト。アレは鉛筆で解くものです。 シャーペンだと、マークが読み取ってくれない場合があります。 それが、小学校のうちからシャーペン使ってたら違和感を覚えてとても使えたものではないってことになります。
お礼
回答有難うございます。 そうですよね!社会人になっても鉛筆じゃないといけない時がありますもんね!なるほどなるほど。
- kirara-ki
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先生が宿題のチェック、テストの採点をする時にシャープペンシルは光って見にくいと言っていたような記憶が… 確か小学校だけではなく、中学校もテストの時は駄目でした。 鉛筆は六角形なので正しく持ちやすいので正しい持ち方を覚える低学年のうちは鉛筆の方が望ましいのです。 中学年の時は鉛筆削り用にナイフを持ってくるようにいわれ、ナイフで鉛筆を削る練習もしました。 今はそういうこともないでしょうね。
お礼
回答有難うございます。 持ち方鉛筆くん(?)なんていう鉛筆につけて三本指でしっかり持つような道具もありましたね。私は残念ながら、正しく持てないんですね・・・(;-;)よく持ち方が変だと言われます。 今考えると、鉛筆を使っていたのは鉛筆削りで削りまくって遊んだり、いろいろ楽しかったなぁ...
- Toku_RX75
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どこの学校でもそうだと思います。 シャープペンシルを使う最大のデメリットは、シンが細いためおもいきり力を入れられないことだと思います。 まだまだ筋力も未発達な小学生の段階で、毎日書く字をおそるおそる力を入れて書いていると、しっかりとした字を書くことができなくなるだろうし、なによりも力を入れて書くことができなければ、ぎゃくに力を抜いて書くというスキルは身につかないでしょう。 また、ここからはあくまでも生活習慣の問題になると思いますが、シャープペンシルの芯は、おれたり短くなったモノを床に捨てたりすると、ものすごい床の汚れの原因になります。また、状況によっては刺さったりして危険なこともあるだろうし、なかにはシンをとばして遊ぶ愚か者もおります。小学校の段階で、こんなことまで事細かに指導するのはばかげていますし、それくらいなら使用そのものを止めるというのはじゅうぶんに合理的であると思います。
お礼
回答有難うございます。 >なかにはシンをとばして遊ぶ愚か者もおります。 ドキッ!なるほど、納得です(笑) やはりそれなりに子供の成長のためにと気遣いがあったんですね。
お礼
専門家の方ですね!回答有難うございます。 これを読みましたらやはり、自分の子には鉛筆をと思います。 ナイフでの鉛筆削りは様々な工作で役に立っていると思っています。 ありがとうございました。