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鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザについてですが、研究施設などで人工的に人・人型のインフルエンザを作り出してワクチンを作り出すことは出来ないのでしょうか?もし出来ないとしたらそれは実験台になる人の人権的な問題?または倫理的な問題でしょうか?技術的には可能だと思うのですが・・・昔はそうやって医学が進歩してきたと思うのですが皆さんはどう思いますか?

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noname#160718
noname#160718
回答No.4

 Jagar39です。 >鳥インフルエンザ発生後は新患の受け入れを見合わせるようです  鳥インフルエンザでですか??「新型インフルエンザ」の間違いではなくて??  まあどちらにしても、医療機関の自己否定に等しい措置という印象はありますが・・・こういう時に、感染症にきちんと対応できる病院がどれだけ少ないか判ります。 >これと同じで効くかどうか分からないけどいろいろな組み合わせのワクチンを製造しておいて効く型のワクチンを増産できるような体制をとっておくだけでも違うと思うのですが・・・  ワクチンの製造は機械ではありませんから、型だけ取っておいていざ量産・・・というわけにはいかないです。量産そのものに多大な手間と時間がかかります。  シードウイルスとしてありとあらゆるウイルス株のストックは持っているでしょうが、どちらにしても大量生産に時間がかかるのであれば、「新型インフルエンザ発生後」に発生した株でワクチンを生産するのが最も確実な方法でしょう。  結局、例えば10万人分のワクチンが完成する時期は、「あらかじめ効くか効かないか判らないワクチンを製造しておいて、新型発生後に増産」するのと「新型発生後にその発生したウイルスでワクチン製造」で同じでしょう。それで効果は、前者はまず期待できないのに対し、後者はほぼ確実に、一定の効果は期待できます。  こういう時の日本の対応が遅い方とは決して思いませんが、どちらにしても新型インフルエンザ発生というような事態は全世界的な危機ですから、アメリカにしても自国民のワクチン製造で手一杯でしょう。数はあちらの方が多いし。 >獣医師の方なども医療ボランティアなどに参加されるのですか?  職務で関わる獣医師は多いでしょう。  別に獣医って動物だけでなく、ヒトの医療に関わるセクションも多いですし。伝染病発生時に現地入りして消毒や隔離作業をする人の中にも獣医はたくさんいますし、衛生研究所などでウイルスの検査をしたり研究をしていたりする人にも獣医は多いです。人間の診察行為以外にはたいていどこかで関与していたりします。  私も、「鶏インフルエンザ」なら職務ど真ん中ですが、人の新型インフルエンザならどうでしょうかね。まあ忙しくなるのは確実でしょうね。

aki-kaneko
質問者

お礼

すいません「新型」ですね・・・やはり総合病院でもない限り必要以上に人工呼吸器を備蓄したり院内感染を防ぐ対応には限度があるようです。そうじゃなくても体育館や集会所などにあふれた患者が集まった場合その対応にかり出されるでしょうから逃げることはできないでしょうね・・・結局は自分の身は自分で守ると言うことでしょうか?・・・移されない努力と移さない努力の徹底が最大の防御でしょうね。

その他の回答 (3)

noname#160718
noname#160718
回答No.3

 獣医師です。ウイルスに専門的知識を有しています。  先2つの回答は、微妙に「質問」から外れているようですが・・・  「ヒト→ヒト」型のウイルスを実験的に造り出すことはできます。もちろん、その造り出したウイルスからワクチンを製造することもできます。  ただし。その造り出したヒト→ヒト型ウイルスが、将来発生する新型インフルエンザウイルスと同じものであるとは限らないです。  ワクチンが効くとかヒトに感染するとか鳥にしか感染しないとかいうのは、全てウイルスのHAという部位の「形」がそれを決めています。  この「形」によってH1からH16の16種類に分類しているのですが、この中で現在ヒトの間で流行しているのはH1(ソ連型)とH3(香港型)というわけです。  でも、このH1やH3の間でも、ほとんど無限の「形」のバリエーションがあって、同じH3であってもワクチンが効いたり効かなかったりしているわけです。  というわけなので、新型インフルエンザが出現する時、それがどんな「形」となって出てくるのか、それて誰にも予想できません。新しい「形」だから「新型」なのですから。  実験的に「新型」を造ることはいくらでもできますが、その「形」が実際に出現する新型と一致する確率は、1/無限、というわけです。  ということなので、実験的に新型を造ってワクチンを造る、ということは「できるけどやってもムダ」ということです。だから誰もやらないのです。

aki-kaneko
質問者

お礼

専門的な回答有り難うございます。プレパンデミックワクチンは知っていましたが、こちらも効くかどうか未知だと言うことですが、現在相当数製造予定で医療機関などから優先的に配布されるようですね、これと同じで効くかどうか分からないけどいろいろな組み合わせのワクチンを製造しておいて効く型のワクチンを増産できるような体制をとっておくだけでも違うと思うのですが・・・(でもそんな無駄なことでもやっている機関が合ってくれると信じたいですね。)うちのかみさんの病院でも昨日講習会に参加してきたようですが鳥インフルエンザ発生後は新患の受け入れを見合わせるようです。みんなが真剣に取り組んでいかなければ社会自体が混沌に陥る自体になりそうですね。日本の対応はあまり期待出来なさそうなのでアメリカなどの研究機関の対応の早さに期待するしかないのかな・・・

aki-kaneko
質問者

補足

個人的な質問で申し訳ありませんが、あなたなら発生の報道があったらどうしますか?また、獣医師の方なども医療ボランティアなどに参加されるのですか?

  • USB99
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回答No.2

普通のインフルエンザでもころころ変わるので毎年流行するであろう株を予想して毎年ワクチンを作っています。が、特にBはワクチン株と流行株ははずれます。 特定の過去に人に罹患した株に対するワクチンはつくれますが、それが将来流行した場合の株に有効であるかは誰もわかりません。

aki-kaneko
質問者

お礼

未知のタイプのウィルスでしょうからやはり近いタイプのワクチンで予防だけはしたいところですよね・・・

  • nayu-nayu
  • ベストアンサー率25% (967/3805)
回答No.1

新型インフルエンザに対しては鳥→人で採取されたウイルスを元にH5N1のプレパンデミックワクチンの開発が進んでいます。 しかし、あくまで予備的なもので本当に人→人となった場合に効果があるかどうかの保証はありません。 医師や警察官などへの接種を想定しているそうです。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200712/505032.html

aki-kaneko
質問者

お礼

有り難うございます。効くかどうか分からないプレパンデミックワクチンを接種して地雷原の中に飛び込んでいかなければならない状態の医療関係者には切実ですよね。近いタイプのワクチンなら症状が軽くなる可能性が高いかもしれないのでやはり民間人にも接種できる状態が来ればよいのですが・・・

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