• ベストアンサー

ユーロにした意味と日本への影響

 もうユーロが出回ってからずいぶん時間が経つんですけれど、何でまたヨーロッパの 共通紙幣なんてものを作ったんでしょうか。どうもそれがまったくピンと来ません。 「ドルに対抗するためだろう」と友達が言っていたのですが、そこから先が飲み込めま せん。これはどういうことなのでしょうか。  また、ユーロという紙幣が日本に登場したことでどのような影響が出てきたのか、と いうところについてもご指南いただけるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ssiinn
  • ベストアンサー率31% (22/70)
回答No.3

結論からいうと、「(ドルや円に対抗できる)経済の結びつきを強めて、新たなヨーロッパ社会の形成。」っていうとこですかね。 そもそも、私達が「お金」と言っているのは、「日本銀行券」のように、個々の国が発行して、その国の信用により、「価値」というものがあるわけで、もし信用がないと「ただの紙切れ」ですよね。 もし日本国が(また日本の経済が)世界から信用を失えば、「円」の価値は下がります。 西欧は今まで、当然、個々の国で通貨があった訳ですが、それぞれの個々の国毎の通貨は不安定でした。(例えばeu加盟国全ての通貨単位をどれほどの人がいえるか?) また西欧は、経済面で個々の国が協力や依存し合ってる面は少なからずあり、多分にあるといえます。そこで、たとえば A国とB国とC国があり、互いに強い経済の繋がりがあるとします。もしA国が経済的に苦しくなったら、その影響でB国も、そしてC国もというように連鎖的になりかねません。 そういう不安定要素を無くすという事。 共通通貨でもって、西欧の経済圏を一体化して、ドルに負けないぐらいの世界的な 貨幣作ると言う事。(信用が強いと世界の人が欲して、価値が高まるし、またドルや円の経済が不況等で弱くなっても、今までの小さな個々の国の通貨より、影響を受けにくい可能性。) また、西欧社会間の貿易や交流を新たに、さらに(今まで以上に)振興させるということ。 肯定的、前向きに考えると、いい事づくめですが…。 また、そのような事を可能にした、「西欧社会の社会の一体」という文化的要因(キリスト教社会等)は、新たに「ユーロ」社会として、さらに強い結び付きを生む事でしょう。

koutatoreikun
質問者

お礼

詳細な御解答どうもありがとうございました。 「通貨に信用」というのがあるって事を考えれば、ユーロを作った理由が飲み込めます。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • Evianus
  • ベストアンサー率26% (18/69)
回答No.4

これまでの世界大戦がほぼヨーロッパ内ではじまっているから、もっとヨーロッパの国々で仲良くしましょうや。 ということで始まった、欧州統合。 その流れのひとつだと聞きました。

koutatoreikun
質問者

お礼

シンプルな御解答ありがとうございました。

noname#24736
noname#24736
回答No.2

第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けた、欧州諸国は各国間のつながりを強化するために、1950年代に欧州経済共同体(EEC)を発足させました。 更に、欧州の貿易を妨害してきた各国の法律の統一を進めました。 ところが、EEC加盟15ヶ国が14の異なる通貨を使っていることが、貿易の面で大きな障害となっていました。 そこで、米国や日本のように1つの通貨で取引をするために、ユーロを発足させたのです。 ユーロの出現で、円の競争力と存在感は薄れる心配があります。 参考urlをご覧ください。

参考URL:
http://jpn.cec.eu.int/frame.asp?frame=/japanese/general-info/5-5-4-0.htm
koutatoreikun
質問者

お礼

経済の側面からのご意見ですね。 どうもありがとうございます。 URL参考にして勉強してみます。

  • neko2100
  • ベストアンサー率27% (90/333)
回答No.1

ヨーロッパ共通通貨形成の裏側には、ユーロをドルに対抗できる「世界の基軸通貨」に育てたいという思惑があるようです。 日本についての影響はといえば、ドルだけだった世界の基軸通貨にユーロという競争相手が現れたことで、日本円の存在感が薄れ、地位低下が危惧されます。

参考URL:
http://about.reuters.com/japan/trader/backnumber/td_980910_64/p4.html
koutatoreikun
質問者

お礼

早速の御解答ありがとうございました。 参考URLのページを見て勉強してみたいと思います。

関連するQ&A