下り坂の距離と言うよりは、むしろ勾配を気にした方がいいと思います。私の大体の目安は、一般道路の立体交差位の下り勾配が200メートル以上続く様ならエンジンブレーキとフットブレーキを併用して減速します。当然、勾配がきつくなれば、距離が短くてもエンジンブレーキは欠かせません。でも、最近乗用車はブレーキの容量が大きいので、なかなか焼ける(フェード現象)は発生しませんよ。むしろ、車検代をケチってブレーキフルードを交換しないで乗り続けていると、フルードの劣化が進んで沸点が下がり、ベーパーロック現象になり易くなります。感覚的には、フェードはいくらブレーキを踏んでも、ある一定以上の制動力が発生しなくなり、ベーパーロックはペダルをいくら踏んでもフカフカで制動力が発生しないって感じです。どちらも顕著な前兆はないでしょう。むしろ、感じてからでは遅いかも。
質問に挙げられている車両の中で、焼けやすいのは軽四だと思います。特に4名乗車の軽四ワゴンタイプは最悪です。どんな下り坂でも常にエンブレをお勧めします。次が普通車ですかね・・・2000ccクラスのワンボックスはかなり辛いはずです。一番なりにくいのがトラック系です。こいつらは、エンジンブレーキより強力な排気ブレーキやリターダーを装備しているので過積載でもしない限り、あまりフットブレーキの必要がないのです。
お礼
有難うございます。 詳しいですね。 距離より、角度が大事なのですね。 トラックが一番なりにくいとは以外でした。 でもエンジンブレーキ装備を考えると納得できますね。 要は使い様という事でしょうか。