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学者と出版社の関係

テスト勉強中に湧いた素朴な疑問です(^ω^) 出版社さんによって学者さんの力量…というか、そういうものがわかっちゃったりするものなんでしょうか。 私は正直、資料探しの時、有名な出版社だとなんとなーく「信用できるかな」って思っちゃってたりします(笑)

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  • A-Tanaka
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回答No.2

こんばんは。 つづけます。 需要とか言う以前の問題として、論文などの場合にはある問題。これを謎と呼んだり、矛盾とか言いますが・・・。その解決策を明示したものが、大抵の場合には査読を通過します。 例をあげますと、フェルマーの大定理の場合には、日本の京都大学の教授が解決策を明示しています。しかしながら、非常に難しい数式を駆使していたため普通の人には分からないケースが多いのです。それを、ワイルズが応用して解決したなんて言う例もあります。 他の例を挙げますと、超新星爆発におけるニュートリノ凝縮と呼ばれる現象も、小林・益川の両氏によって、核物理学における弱い相互作用の解決策として明示されていたのですが、これを実験的に確かめたのが、ご存知小柴氏であったりします。 つまり、査読を受けた基本論文の場合には、そこから応用例が見いだされるという事実によって、高いポテンシャルを持っていると言えるのです。

qida
質問者

お礼

なるほど!なんだか別世界のお話のようです……すごい..!(><) つまり、ポテンシャル=可能性として受け取ればいいのですね! 実例を引用しながらの詳しい説明、どうもありがとうございました^^

その他の回答 (1)

  • A-Tanaka
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回答No.1

こんばんは。 学者の力量というより、出版社の編集者の方が優秀な例が多いですよ。 例えば、海外の有名な学者さんの書籍の場合には、大抵編集者の方への賛辞なども入っています。 日本の大学の場合には、研究室から出版依頼を出す以前に、論文などを読み込んでおられてから、研究室を訪ねてくる例が多いのです。 有名な方では、立花隆さんがその最たる例でしょう。他には、講談社さんのブルーバックス、ペレ出版の方など・・本当に編集者の方、もしくはサイエンスライターと呼ばれる方の力量に依るものだと思います。 よって、学会誌などでもそうですし、査読を受けた資料というのは、非常に高いポテンシャルを持っているのです。

qida
質問者

お礼

すごい、なるほど!目からウロコ!恥ずかしながら全然知りませんでした(@ω@;) 私はてっきり、大半の出版物が研究室からの出版依頼で出されているものだと思っていました。逆なんですね! ということは、優秀な編集者がいればいるほど出版社側の株が上がるのかぁ。 分母が多いという意味では 有名な大手出版社ほど優秀な編集者が多い→編集者が良質な論文を発掘→当該出版社で出版 という構図になるのかな。 それだとやっぱり、有名な出版社から出された研究書ほど権威のあるものになるような気がしますね。 ポテンシャルというのは、この場合有用性とか需要とかと同義であると考えてもよいのですか?(・ω・)