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「十人十色」ならば「百人百色」と言えるか?
よく「十人いれば十人みな違うのだから、百人いれば百人みな違う」と挨拶などで述べる人がいます。 そんな時に(私は雑念の多い人間なので)妙なことを考えてしまうのですが 「十人いれば十人みな違う」ということだけを根拠に「百人いれば百人みな違う」と言うことはできるのでしょうか? 「人類の種類が10種類しかなかったら? 100種類未満だったら?」などと考えてしまうのですが…。
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数学カテゴリーですので、数学的に考察するということですね。 「十人十色」が、「十人いれば必ず十人みな違う」という意味ならば、「百人いれば百人みな違う」でないと矛盾が生じます。 「百人いれば百人みな違う」の余事象は「百人のうち少なくとも2人は同じ」です。 すると、この2人を含んだ10人は、「十人いれば必ず十人みな違う」の反例となり、「十人十色」は真の命題(常に成り立つ)とは言えません。 「十人十色」が、「十人いればたいていは十人みな違う」という意味ならば、「たいてい」に該当する確率かどうかを検証してみると良いように思います。 仮に「百人が10種類に分類できるが、そのうちの10人を選んで10種類になる確率」を計算すると、 (10^10)/(100C10)=約0.06% これが「百人が50種類に分類できそれぞれ2人ずついるが、百人のうちの10人を選んで10種類になる確率」では、 (50C10)*(2^10)/(100C10)=約60.8% だと思うので、かなり「完全百人百色」に近くないと「ほぼ十人十色」は言えない感じがします。
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>「十人十色」ならば「百人百色」.... ? 手始めに、「写像」の問題にしてしまえば楽しめまるかも。 ・人はそれぞれ違う。 ・一人一色。 とすれば、人→色の「写像」になる。 「写像」が「単射」だとすれば、「十人十色」ならば「百人百色」ですね。 話者がどんな暗黙の前提でピヨピヨさえずっているのか、推察してみるのも一興でしょう。 ------------------------------------------------- [参考] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%99%E5%83%8F >写像
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回答ありがとうございます。 写像についてよくわかっていないので 不適切な言い方をしてしまっているかもしれませんが 「『十人十色』だったら『単射』と言えるか」 という質問を私はしているのだと思うのですが そういうことにはならないのでしょうか?
- altered
- ベストアンサー率17% (64/371)
百人も集まれば、ある程度のタイプに分かれる気がしますが・・・。 十人でも、大雑把には(三つくらい)分けられるんじゃないですかねぇ。 (気が強そうとか弱そうとか) もちろん、ヴィトゲンシュタインが言うような「兄弟的相似」なんかを持ち出すと、一人一人が少しずつ違って来て 人類全員がグラデーションに塗り分けられるでしょうが。
DNAで考えると最大何種できるのでしょうかね? (回答になってませんね)笑い?!
補足
回答ありがとうございます。 少なくとも人でなければいけないですから 何通りになるのかは難しいでしょうね。
科学的にものごとを考えるなら まずは、種類わけの定義をたててから ものごとを分類しましょう。 生物の人間(ヒト)として考えてしまえば 60億人1首だし(笑い)
補足
回答ありがとうございます。 種類わけの方法は任意ではないでしょうか? 10種類以上あるものなら良いと思うのですが…。
- incd
- ベストアンサー率44% (41/92)
「十人十色」というのが言わんとしているのは 「任意の十人を選んだ時に必ず十人みな違う」ということではないでしょうか。 だとすると、百人いれば百人みな違うことになりますよね。 人類の種類が10種類しかいなかったらどうなるかというと、「十人十色」ですら成り立たないということです。無論「十人十色」をそのように解釈することが前提ですが。。。
補足
回答ありがとうございます。 仰る通り「必ず」かどうかが問題だと思います。
- koko_u_
- ベストアンサー率18% (459/2509)
帰納法だよ。 一人から十人まで出会ったすべての人が異なっていたから、 それ以降百人目までもすべて異なっていると考えたんだね。
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回答ありがとうございます。 帰納法というのは数学的帰納法のことですか? だとしたら、一般的には 「n人目までが異なっているならば、(n+1)人目も異なっている」 ことが証明できないといけないと思いますが 仰る方法では単に推測しているだけではないのでしょうか?
- Meowth
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十人十色 で十色しかないのなら、11人目は必ず10人のどれかと一致します。 引き出し論法です。 「十人いれば十人みな違う」ということだけを根拠に「百人いれば百人みな違う」と言うことはできません。 ちがうかもしれないが
補足
回答ありがとうございます。 引き出し論法というのは、いわゆる「鳩の巣原理」のことですね?
数学的に言えば 「十人十色」であっても、「百人十色」の可能性はありますよ。
補足
仰るとおり飽くまで数学的な考察で結構です。 私が抱いていた疑問に適う回答をしていただいたように思います。 「必ず」だと矛盾が生じることは薄々わかっていたのですが 「たいてい」の場合が、私の力ではどうにも解決できませんでした。 ありがとうございました。 60.8%というのが意外と多くて驚きました。