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博士進学か就職か

現在、某3流大学院に通うM1です。専攻は認知科学です。 就職活動の最中ですが、このまま就職活動を続けるとどこかの企業から内定をいただけそうな気がしています。 しかし、今博士課程にいくべきか迷っています。 博士課程に行くとしたら今の大学院にそのまま進学しようと考えています。 本当にやりたいことは学問を究めることなのですが、一方で博士課程進学者の現状や博士号取得までの学費、 研究自体が地味であり普段の研究がそこまで楽しいわけではない(みんなそうだと思いますが)ことを考えると、リスキーな気がしてなかなか決断するに至りません。 就職も悪くはないし、お金を稼いでいくことに興味もあります。 就職したらそれなりに頑張る意気込みはあるのですが、漠然と人生の目標が消えてしまいます。 似たような経験がある方や、博士の方などどなたでもご助言お願い致します。

みんなの回答

  • tekcycle
  • ベストアンサー率34% (1839/5289)
回答No.8

>普段の研究がそこまで楽しいわけではない たぶんキャリアの割には色々な研究室を見ている方だと思いますが、 そんなドクターは見たこと無いですね。

foffi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 客観的な私自身のモチベーションを知ることができました。 ご意見ありがとうございました。

  • piyoco123
  • ベストアンサー率15% (124/794)
回答No.7

理系ではここ1,2年の間に就職事情は大幅に変わってきています。 具体的には、まず就職氷河期は全くなくなりました。 もう一点は、博士修了者がかなり企業に就職し易くなりました。 今後、特に後者は官民両者とも促進しようとしていますので、 博士号持ちが会社に増えていくでしょう。 今まで言われていたように、あと10年後にはアメリカのように理系専門職は博士が普通になるでしょう。 ただ、質問者さんの場合、研究に対するモチベーションが非常に低いので、博士進学は止めましょう。 能力うんぬんよりも、研究が楽しくない人間には博士課程は無理です。

foffi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 研究が楽しくない人間には博士課程は無理です。<嫌いでは決してありません。でも私は今のところ中毒になるほど日々の研究自体が楽しいと感じることができませんでした。 今後の参考にさせてください。 ご意見、ありがとうございました。

回答No.6

>普段の研究がそこまで楽しいわけではない(みんなそうだと思いますが) うーん。。なら博士課程に行くかどうかなんて迷う必要が無いのでは??博士課程に行っても無理ですよ。やっていけないと思います。寝ても覚めても研究が大好きな人がウジャウジャいる世界ですよ。東大院で研究が趣味みたいな人ですら、その後の就職が大変なのに・・・・。そのような世界で、研究があまり楽しくない三流大学院の人がどうやって太刀打ちするのですか?

foffi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 寝ても覚めても研究が大好きな人が…<確かに。納得です。 三流大学院の人がどうやって太刀打ちするのですか?<今の大学は教授陣が超一流です。施設も日本有数だと思います。私は大学名ではなく教授に憧れて修士から今の研究室を選びました。当時は研究者になることしか考えていませんでした。 的確なご意見ありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.5

理系でさえ博士の就職は困難です。二年間の任期付きポスドクを何年続けたら本採用して貰えるのか優秀な人でも悩みます。その場合アメリカへ行く方が良いです。 文系の場合、博士課程を出るのは研究に没頭するためだけで、その後の就職は全くの砂漠(ないし氷河)、その上学位を取るためには働きながら仕事を仕上げるので何十年もかかります。大学の「やっかい助手」になれない以上、地を這いずり回って「一流の論文」を書く覚悟がありますか。 就職して必死に働いてみると得ることが多いと思います。特に先輩後輩の中に優れた人が必ず居ます。その様な人との交流の中で大きくなって下さい。

foffi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 地を這いずり回って「一流の論文」を書く覚悟がありますか。<あります。しかし不安です。不安なのですでに失格かもしれません。 特に先輩後輩の中に優れた人が必ず居ます。<確かに、就職をして、そのような人と一緒に仕事をさせてもらえれば、新しい価値観も生まれてくるかもしれません。 ご意見ありがとうございました。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.4

私は哲学の修士にして企業就職したので、ものすごい苦労をしました。人事には全然理解してもらえないし、役員には「哲学の修士などというヘナチョコがビジネスの役に立つわけがない」と言われるは、散々な思いをしました。 そもそも、文部科学省が修士の枠ばかり増やし、教職の枠を増やさないから、こんな人間が出てくるんですけど。 企業就職するなら、今年だけがチャンスです。世界経済の雲行きが怪しくなってきたので、私の時と同じく、就職氷河期に突入してしまう危険性があります。 勉強は、大学の教職にこだわるのでなければ、将来、再開することが可能です。引退した人たちが学生に戻って勉強している姿は良く見かけますが、一般の学生より、よほど勉強に熱心だし、社会人経験を通じて得たものが良い影響を与えているように見えます(まあ、これは、哲学の分野だから、そういう現象が発生するのかもしれませんが…)。ブッダが出家したのは29歳の時です。デカルトが哲学研究を始めたのは30歳の時です。現代とは平均寿命が全然ことなることを考えれば、50歳くらいで早期退職して、自分の道に進んだようなものです。

foffi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今企業が採用に積極的なこともあり、私のような直接社会に貢献しにくい分野の院生でも就職するには確かにチャンスだと思います。 勉強は将来、再開することが可能です。<ぜひ参考にさせてください。 ご意見ありがとうございました。

noname#54559
noname#54559
回答No.3

私も「高学歴ワーキングプア」を読むことをおすすめします。 三流大学、どころではありません。一流大学でさえも、最高学府でさえも、博士たちの将来は相当にきびしいです。 就職したら消えてしまう人生の目標とは何でしょうか。漠然とではなく、そこをしっかり考える必要があると思います。

foffi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 人生の目標とは何でしょうか。<夢は研究者になることもそのうちの一つですが、心とは何か?を解明したいとずっと思ってきました。 わずかですが研究に触れているなかで、今の科学に疑問も持つようになりました。 いろいろな人にこの夢や興味について語ってきましたし、このことについては24時間でも話し続けることができるくらい科学が好きです。 一方で、今の研究室の先輩を見るとすでに医師や薬剤師免許を持っていたりして、今までの自分のキャリア設計の甘さを痛感している次第です。 すぐに「高学歴ワーキングプア」を読ませていただきます。 ご意見、ありがとうございました。

回答No.2

新卒一年目で会社を辞めて博士に戻る者です. 工学系なので参考になるかわかりませんが… 自分も悩んだ末に覚悟を決めて戻ります.あなたの気持ちは 痛いほどわかるくらいです. 私から言えるのは… 一度就職してみてはどうでしょう? 私はここ一年,二週にいっぺんは土日のどちらかに研究室に通い 論文も和文×2をだし,海外論文1本作成中です. 加えて将来に備えて(関係あるかわかりませんが) toeicの点数を200点上げました. かなり,体力的にも精神的にもきつく何度か体調も壊しました. それでも,私は研究をしたいと心から思い帰ることを決意しました. 人によっては「一年無駄にしてるじゃん」と思う人もいます. でも,本当に充実した一年でした. 時間、コスト、コミュニケーション能力,教えを請うほうから見た指導の仕方etc…のんべんだらりと博士に 向かう人より確実に成長できたといえます. もし,一年やってお金の誘惑に負けるようなら あなたの研究への思いはその程度だと思います. 一年or二年やってみてはどうでしょう? (ただし、辞めるときは度胸と体力が必要になりますよ) あと,脅迫ではありませんが, 「高学歴ワーキングプア」っていう本を読んでみてください. "3流大学院の博士課程の現状"が書いてあります. (私は別に偏差値で判断するつもりも軽蔑するつもりはないですが 未だに日本は学歴でわけているのであえて"3流"と使用させて いただきました.)

foffi
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 hero-ki_oさんの研究に対する熱意と姿勢を尊敬します。 経験談を聞かせていただき、本当に参考になります。 私は一度は就職しようと決心しました。 しかし、すでにはじめている就職活動のなかで、どこの会社に行ってもセミナーで人事の方から言われることは 「仕事は本当に好きなことをやったほうがいい、そうでないと一生後悔するし続かない」 という言葉です。 本当に好きなことは別にあるのに、それを見ないふりして就職をしようとしていることに自分は矛盾を感じています。 「高学歴ワーキングプア」、すぐに読んでみたいと思います。 hero-ki_oさんの体験をぜひ私の今後の参考にさせてください。 ご意見、ありがとうございました。

  • chirubou
  • ベストアンサー率37% (189/502)
回答No.1

社会で生きて行くにはお金は必要です。「お金を稼いでいくことに興味」がある程度という考えが問題な気がします。お金は稼がないと生きて行けないのです。 博士になって学界で生計を立てるには、今の研究がそれなりに評価され、教授にも認められ、ゆくゆくは大学教授になる事です。そうでないなら、細々とポスドクで生きて行くのはかなり大変だと思います。 もし本当に「人生の目標が消えてしまいます」と言わしめる程、研究が好きならば、悩む必要なく博士課程に進めばいいんだと思います。 気分を一新して新しい仕事に就いてみるのもいいのではないでしょうか。新しい社会に飛び出すのを怖がっている、という印象を受けました。会社に入ったからといって、今までの研究生活で学んだことが全く無駄になるとは思いませんよ。

foffi
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 生きていくにはお金が必要であることは承知しているつもりです。 それゆえ、博士に進んで年収が0になってしまう可能性がどうしても気になってしまいます。 そこを強気に「絶対に教授になるんだ!」と押し切れればいいのですが、そういい切れない自分に弱さを感じています。 研究生活で学んだことが全く無駄になるとは思いませんよ。<とても参考になりました。 貴重なご意見、ありがとうございました。