前提として、遺伝子Tとt、およびそれらによって引き起こされる表現型が、生存力や繁殖力に影響しないとします(本来なら、問題文の中にこの条件が書かれていないといけません)。
集団全体の個体数(20+30+10=60)に占める
TTの頻度は20/60=2/6
Ttの頻度は30/60=3/6
ttの頻度は10/60=1/6
どの遺伝子型の個体も同数の配偶子を生じるなら、
TTからT配偶子が生じる頻度は100%(1)なので2/6 x 1 =2/6
TtからT配偶子が生じる頻度は1/2なので3/6 x 1/2 = 3/12
あわせてT配偶子の頻度は2/6 + 3/1 2= 7/12
Ttからt配偶子が生じる頻度は1/2なので3/6 x 1/2 = 3/12
ttからt配偶子を生じる頻度は1なので1/6 x 1 = 1/6
あわせてt配偶子を生じる頻度は3/12 + 1/6 = 5/12
配偶子の遺伝子型頻度から、自由交配した場合の受精卵の遺伝子型の頻度をもとめると、
_______|_7/12 T_____|_5/12 t____|
7/12 T_|_49/144 TT__|_35/144 Tt_|
5/12 t_|_35/144 Tt__|_25/144 tt_|
すなわちTT:Tt:tt = 49:70:25