• 締切済み

because の前の否定詞がある場合

ふと、1992年重番発行の「英文法標準問題精講」をぱらぱら めくっていたら、掲題の様にかいてあり、 【She didn't marry him because he was selfish=「彼女は彼が利己的であったので彼と結婚しなかった」 は正しい】が、 【She didn't marry him because he was rich.=「彼女は彼が金持ちであったから結婚したのではない」となる】 と書いてありました。 本当でしょうか? また、本当に 「彼女は彼が金持ちだったので結婚しなかった」と 言いたい場合はどうなるのでしょうか? 文章は一緒で、前後に 説明を入れるのでしょうか? 初歩的な質問だったらすいません。これでも10年程前にはTOEIC 920あったんですが。。。

みんなの回答

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.6

はじめまして。 原仙作の今もベストセラーの名著ですね。私もこれで受験勉強しました。 ご質問1: <本当でしょうか?> 1.この参考書は正確には「常識的には~となる」と補足すれば、今回の疑問も生じないでしょう。 2.文法書は基本的に「常識」を前提に、例題を作ります。 3.この例文の前提は、 「利己的な人とは、ふつう、結婚しない」 「金持ちという理由で、結婚する人もいる」 という「一般常識」があります。 4.この一般常識を前提にしないと、全ての例文に今回のようなクレームがついてしまうのです。 例: As I am poor, I can’t buy it. →Being poor, I can’t buy it. 「貧乏なので買えない」 といった、分詞構文の書き換え問題がありますが、これを一般常識の枠外で考える人だと、「この例文本当にあってる?貧乏だから買えない?そんなこともないだろ、貧乏なら物乞いしてお金稼げば買えるでしょ?」といったつっこみが入るのです。 5.今回のご質問はそのテのつっこみと同種のものです。 No.4の方が言われるように、話し手が「わがままな人が好きな人」なら、「彼がわがままだからという理由で結婚したんじゃない」とも言えますし、「金持ちが嫌いな人」なら、「彼が金持ちだから結婚しなかった」とも訳することができるのです。 どちらも文法的に可能です。また、そういう人が実際にいれば、そう訳していいのです。と、原仙作氏も答えるでしょう。 ご質問2: <また、本当に 「彼女は彼が金持ちだったので結婚しなかった」と言いたい場合はどうなるのでしょうか? 文章は一緒で、前後に説明を入れるのでしょうか?> 1.既に回答が出ていますが、理由を先に持ってくる、という方法があります。 例: Because he was rich, she didn’t marry him. Since he was rich,~ As he was rich, so~ He being rich,~ 「彼は金持ちなので、彼女は彼と結婚しなかった」 2.また、コンマで区切るというテもありますが、会話だとわかりにくいので、以下のように区切りを表明する方法があります。 例: She didn't marry him, it’s because he was rich She didn't marry him, for he was rich 「彼女は彼と結婚しなかった。というのも彼は金持ちだから」 3.通常この最後の一文を言えば、「えっ?なんで?金持ちなのに?」という反応があるのが常識です。そこで「彼女金持ちが嫌いなの」という説明を加えることができます。 もちろん、先に、「彼女金持ち嫌いなの。それで~」と本文を続けることもできます。ご指摘のように、前後に補足説明を入れると、ご質問にある例文でも「彼が金持ちなので彼女は彼と結婚しなかった」のも納得いく英文になるということです。 以上ご参考までに。

ryo6090
質問者

お礼

ありがとうございます。すっきりしました。

回答No.5

アメリカに住んで40年目になりました。 私なりに書いてみますね。 私も皆さんのご説明に参堂するものですし、文法的説明も本当に英語を知っているなと思わせる文法知識をお持ちだと思います。 ただ、英語の表現とはこの文章だけが意味を「作り上げる」者ではない、と言う考え方を持っているので、これをはっきり解釈して理解できるには、当然ながら、彼女は結婚したのかしなかったのかがこの文章の前後する表現ではっきりでてきているはずだと信じるわけです。 結婚式を挙げたんだってよ。 だけど、彼が金持ちだからと言う理由ではしなかった(と思うよ)と言う感じですね。 つまり、普通の人で結婚と言うことがそういうものでありどういう理由が考えられるか、と言うことを知っている人(ほとんどの大人)であれば状況から判断できるわけですね。 つまり、利己主義だから結婚する? 金持ちだったら結婚する事もあるな、と言う子供じゃ分からない可能性がある知識があるからこそ、この二つの解釈をけ別で切るのです。 出来ない場合だってあることを知ってください。 She did not marry him because he was so cute.だったらどうなりますか? 非常にかっこいいから(かっこいいとみんなから言われているから)しなかった(結婚した後で苦労するかもと彼女が考えたから) なのか、かっこいいから結婚したわけじゃない(他にいろいろ納得いける理由があったから結婚した)と言う二つの解釈がこの文章だけを頼りにすると出来てしまうわけです。 だから、言葉には「前触れ」「布石的」表現を持ってくる必要があったり、誤解されないような表現を作るようにしたり、するわけです。 その逆が分かりやすい英文を作るときの「秘訣」ともなるわけです。 これが、私が言う社会文法であり、話術でもあるわけです。 今回の二つの文章だけの理解しようとするのではなく、反対の意味合いになる可能性をもった表現方法何じゃないかと感じる、知るだけで終わるのではなく、もし自分がこの様に「否定節プラスbecause」の表現を使いたいとき、あるいは、この「だったのでした」「だったからしたけじゃない」と言うフィーリングを表現したいと思ったときに、今回の事を思いだして欲しいと私は感じるわけです。 こうする事で、自分に理解力がつくだけでなく表現力も一緒に身につけることが出来るわけです。 こういう習得方法を使えば結局英語を理解し英語を使える実力を徐々にではあるけど確実に身につけることが出来る土台を今日から自分に植え付けて欲しいのです。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。

ryo6090
質問者

お礼

ありがとうございます。すっきりしました。今タイにすんでいるのでなおさら、「彼(彼女)が金持ちだから結婚しない(出来ないのというのが本当でしょうが)」というケースが 結構あるので(もちろんその逆も)この例文を読んだときに、?が浮かびました。

回答No.4

TOEIC920点の方にアドバイスなどできようもない私ですが... 他の方たちの回答ももっともなのですが、私としてはもっと会話の展開から自然に考えるべきではないかと思います。 これらの会話がなされている状況を推測するとごく自然に答えにたどり着くような気がします。 例えば She didn't marry him because he was rich. の場合、この会話をしている双方が「彼女が実際は彼と結婚している」ということを知っていたらどうでしょう。自然と「彼女は彼が金持ちであったから結婚したのではない」という解釈になりますよね。逆に「彼女が実際に結婚していなかった」場合は「彼女は彼が金持ちだから結婚しなかった」と訳して良いのではないでしょうか。 同様にShe didn't marry him because he was selfish.についても「彼女はわがままな人がとっても好きだった」というような話が事前にされていて且つ「実際彼女は彼と結婚している」という事実がわかっていれば「(だからといって)彼女は彼がわがままだったから結婚したわけではない」という解釈もできなくはないと思うのですがいかがでしょうか。 参考書の場合はごく一般的な状況下での話として訳しているためにそのような役になっているものと考えられます。いずれにせよ説明不足であるとは思いますが。 いかがでしょうか。

  • googoo1956
  • ベストアンサー率47% (623/1316)
回答No.3

>【She didn't marry him because he was selfish=「彼女は彼が利己的であったので彼と結婚しなかった」 は正しい】 ○ この場合には、文末を「下降調」で読み終えます。普通の読み方です。 >【She didn't marry him because he was rich.=「彼女は彼が金持ちであったから結婚したのではない」となる】 ○ 解説はすでに前の回答者の方が述べられている通りだと思います。 ○ この英文を発話する場合には、文末を「下降調子+上昇調」で読み終えます。Nativeであれば自然にできるのでしょうが、日本人の英語学習者にはハードルが高いように思います。 ○ 誤解を避けるためには、下記のように言う方が(特に日本人にとっては)良いのではないでしょうか。  →It was not because he was rich that she married him.  →He was rich indeed, but it was not the reason she married him.  →She married him not because he was rich but because ... >また、本当に 「彼女は彼が金持ちだったので結婚しなかった」と 言いたい場合はどうなるのでしょうか?  ○ No.1の方が述べられているように、becauseの前に「,」をつけるかbecause節を文頭に出すかのどちらかが良いと思いますが、下記のように英文自体を変える方法もあります。  → She didn't marry him. That's because he was rich, though you can't believe it.  → It's true that he was rich. But, strange to say, that's the very reason she didn't marry him.

回答No.2

【She didn't marry him because he was selfish=「彼女は彼が利己的であったので彼と結婚しなかった」 は正しい】が、 【She didn't marry him because he was rich.=「彼女は彼が金持ちであったから結婚したのではない」となる】 と書いてありました。 本当でしょうか? 【回答】 【She didn't marry him because he was selfish=「彼女は彼が利己的であったので彼と結婚しなかった」 She didn't marry him, because he was selfish. とbecause の前にコンマを置くと紛らわしさがなくなります。 【She didn't marry him because he was rich.=「彼女は彼が金持ちであったから結婚したのではない」となる】 この場合は、because の前にコンマは置けません。 会話の時は、二つの文のリズムやイントネーションが微妙に違うので、ネイティブには理解できると思います。 また、本当に 「彼女は彼が金持ちだったので結婚しなかった」と 言いたい場合はどうなるのでしょうか? 文章は一緒で、前後に 説明を入れるのでしょうか? 【回答】 because ではなく、though を使うのが自然です Though he was rich, she didn't marry him.

回答No.1

She didn't marry him because he was selfish.「彼女は彼が利己的であったので彼と結婚しなかった」というのは, not という否定は marry にかかっていて, She didn't marry him という否定の理由が because he was selfish であることを表しています。 She didn't marry him because he was rich.「彼女は彼が金持ちであったから結婚したのではない」というのは, not という否定は She married him because he was rich. という because 節まで含めた全体ににかかっていて, 「彼女は彼が金持ちだから結婚した」を否定し, 「金持ちだから結婚したのでなく,別の理由で結婚した」ことを表しています。 このような後者のパターンは,別の理由であることを表す場合の他, You shouldn't look down on a person because he is poor. 「貧しいからと言って,人を見下すべきではない」 のように,しがちなことを否定する教訓的な表現になる場合もよく知られています。 話し言葉ではイントネーションで区別することができますが, 書き言葉の場合は結局,文脈で判断することになります。 「金持ちだから結婚しなかった」というのはあまりあり得る場面ではないということです。 もちろん,「彼女は彼が金持ちだったので結婚しなかった」という場合もありますので, She didn't marry him, because he was rich. とコンマをはさむか, Because he was rich, she didn't marry him. という語順にするとそのような意味になります。 逆に, She didn't marry him just because he was rich. のように just のような語をはさめば 「ただ彼が金持ちだから結婚したのでない」という意味合いがはっきりします。