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お金をたくさん作れば景気が回復するのでは??

お金をたくさん作れば、なぜ景気は良くならないのでしょうか?? インフレになるということはわかっているのですが、それだけでは どうも納得いかず…どなたかものすごく分かりやすく教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • GAG666
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回答No.1

貨幣の数が増えるとインフレになる、までは理解できますか。 では、その先を考えてみましょう。 こういう場合、極端な例を考えた方がわかりやすいかもしれません。 例えば、給料が20万円もらえていた場合。 インフレによって、うまい棒1本1000円になったらどうでしょう? 同時に昇給が約束されない限り、下手に買物もできないですよね? しかし、建前上「貨幣価値は変わらない」という事になっているため 昇給は約束されません。 結果、消費は冷え込み 貨幣の流通量は(価値換算で)より減ることになるわけです。

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回答No.9

すでにたくさんの回答が出ていますので、違う切り口です。 基本的に日本人は「備えあれば憂い無し」をすり込まれているので、取りあえず貯金を優先しちゃうから世に回るのはぐっと減ります。 しかも、これは個人だけでなく企業にもその傾向がみられます。 不景気報道があまり流されると、大手企業に長年勤務していて十分な収入があり、貯金も相当持っているし将来生活に困らないだけの年金も保証されている人でさえ、「なんだか使っちゃ悪い気がして・・・」と買い控えます。これは実在の私の友人の言葉で、消費者心理をよく表していると思います。 つまり、お金がたくさん刷られても使われる保証はないのです。 景気が良くなるためには、 1・一番たくさんいる中間所得者層の実質手取り収入が増える。 2・それが将来にわたっても続きそうな感じ。 3・「増えた分の半分は貯金に回しても、後半分位は使っても良いかな?」と思えるくらい安心感が広がる。 ここまで来てやっとこ財布の紐が緩んでくるのですから、ハードルは高いです。 4・普段の生活には影響のない特別収入が入った。 これは世に回りやすいです。つまり臨時ボーナスみたいなのですね。 たまには贅沢したい願望はみんな持ってますから。 円をバンバン刷ると、世界の中の円の価値は薄められて安くなってしまうので、原材料を輸入しなければならない日本には不利になる一面も出てきますから、その影響も考えなければなりません。

  • _R_
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回答No.8

まず、景気とはなんでしょうか? ここでは、失業が少ない事を好景気とし 失業が多い事を不況とします。 失業を減らすには、まず需要が供給を超過している必要があります。 ・皆が色々な物を買おうとする(需要) ・皆が欲しい物を作る(供給) 物を作る(供給)には、労働者が必要です。 みんなに買う力(需要)がたくさんあれば、失業が減ります。 では、需要はどうしたら増えるのでしょうか? みんなが買う力を増やすにはどうしたらいいでしょうか? 単純にお金を刷って配ればいいんです。 そうすれば、みんなの買う力が増えて、失業は減ります。 つまり、あなたの考えは、半分正解です。 (経済用語では、お金を増やして金融緩和をする量的緩和といいます) しかし、需要が増加しても失業が減らない場合があります。 みんなの買う力が増えても、規制や、独占寡占などを原因として うまく供給が増えない場合があり、この場合お金を増やしても どんどん貨幣価値が下落=物価が上がり、止まらなくなり そんな状況じゃ、なにも買えませんし失業者も減りません。 つまり、不景気にはこの2パターン(需要不足or供給停滞)があり 需要不足には、お金を増やして景気を刺激するのは非常に有効ですが 供給停滞には、効果がありません。 ※分かりやすさを優先して書いてますので、経済学の細かい突っ込みは無しで。。

参考URL:
http://www.ichigobbs.net/economy/
  • gootttt
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回答No.7

●貨幣のシステムの基礎 ・総論 貨幣は、経済活動が必要とする分だけ供給するべきです。無闇に増やしても意味が有りません。 重要なポイントは貨幣は半無限に増やせる事に対して、モノの量には限りがあることです。 そして貨幣が増えてもモノの数は変わりません(また売り切れたからといって増産にも限界があります)。 ここで、貨幣をお小遣い、モノの量をゲームの本数、として例えさせてもらいます。 ・前提 店には60本ゲームがあるとします。 100人子供がいるとします。 100人のうち 20人は小遣いの100%を使ってでもゲームを買うくらいゲームが大大好きです。 20人は小遣いの80%を使ってでもゲームを買うくらいゲームが大好きです。 20人は小遣いの60%を使ってでもゲームを買うくらいゲームが好きです。 20人は小遣いの40%くらいなら買うくらいゲームが少し好きです。 残り20人はゲームが嫌いなのでゲームを買いません。 ここで略称を使わせてください。 小遣いの100%までゲームに使う人達をA 小遣いの80%までゲームに使う人達をB 小遣いの60%までゲームに使う人達をC 小遣いの40%までゲームに使う人達をD 例えタダでもゲームを買わない人達をE とします。 今回はゲームショップの仕入れ値は考えないでください。 また店側は出来るだけ高い値段で売りたいと思っていますが、売れ残らない値段を設定することとします。(その理由は、売れ残ると処分費が掛かるとか、あまり高いと隣のゲームショップに行かれてしまう、とでも思っていてください) 以上の前提で話をします。 ・シミュレート 子供のお小遣いが1000円だったとします。 もし 店が1000円でゲームを売った場合、Aだけしか買いません。したがって40本のソフトが売れ残ります。 店が800円でゲームを売った場合、AとBが買います。したがって20本のソフトが売れ残ります。 店が600円でゲームを売った場合、AとBとCが買います。したがって丁度ソフトを売りさばく事が出来ます。 店が400円でゲームを売った場合、AとBとCとDがゲームを欲しがります。しかしゲームは60本しかないのでそのうち20人はゲームを買えないわけです。 (以下略) この場合値段を600円にすれば、最も高い値段で丁度売り切る事が出来ます。 したがって、ゲームの価格は600円になります。 次に、子供のお小遣いが2000円に増えたとします。 しかし、店側のゲームの数は変わりません。 店は当初600円でゲームを売っています。 600円ならAとBとCとDがゲームを欲しがります。 しかしゲームは60本しかないのでそのうち20人はゲームを買えないわけです。 店は値段を上げます。 店は800円にゲームを値上げしました。 800円ならAとBとCとDがゲームを欲しがります。 しかしゲームは60本しかないのでそのうち20人はゲームを買えないわけです。 そこでまた店は値段を上げます。 店は1000円にゲームを値上げしました。 1000円ならAとBとCがゲームを買います。 その結果丁度ゲームを売りさばく事が出来ました。しかし皆もう少し高くてもゲームを買うような雰囲気があります(コレは本当は40~60%の間にまだ買えない人が居ると考えてください)。 そこでまた店は値段を上げます。店は1200円にゲームを値上げしました。 1200円でもAとBとCがゲームを買います。その結果丁度ゲームを売りさばく事が出来ました。 調子に乗った店側は値段を1400円に上げるかもしれません。 しかし1400円ではゲームは売れ残るので、再び値段を下げるでしょう。 お小遣いを2倍の2000円すると、ゲームの値段も2倍の1200円になります。 ・結論 このような繰り返しの過程で、お小遣いが増えたときゲームの値段も上がります。 同じように、ただ単に不換紙幣を増やしただけでは、品物の価格が上がるだけなのです。 またデフレとはこの逆の現象です。 (お小遣いを半分に減らしてみてください、ゲームの値段も半分になるはずです) これが貨幣による価格メカニズムの基礎理論です。 つまり、貨幣の量を増やせば貨幣の価値が下がり、貨幣の量を減らせば貨幣の価値が変わるので、『貨幣の量は多くても少なくても影響はない』というのが基礎の基礎の理論です。 しかし現実にはそうではありませんよね?多すぎても少なすぎても困るから日銀が一生懸命貨幣の量を調節しているのです。 当然上では説明しきれていない様々な要素(応用編)があります。 質問者さんの疑問は最もなのです。 ●インフレの問題点 インフレとは貨幣の価値が下がる、同じ額で買えるものが減ること、分かりやすく言えば物の値段が上がるという事です。 基礎理論で言えば、物の値段も上がれば給料も上がる筈だから+-0で問題ないということになります。 現実でもこれがゆっくりしたものならばさほど問題がありません。ゲームだって服だって食べ物だって給料だって値段は日々刻々と変わっています。 しかし、一年に二倍も三倍も変わると困る筈です。値段には『モノの価値を測る』役割が有ります。それがあまりに急激に動き回られるとモノの価値を測れなくなるわけです。 自分の給料が1万円で、米を100円で買ったあと、肉を300円買えたとします。すると肉は米の三倍の価値があり、一日の給料の3%分の価値があると分かるわけです。 しかし、次の日米が200円になっていたらどうでしょうか?態々肉屋に肉の値段を確認しに行かなければ肉と米の価値を知る事が出来ません。一々面倒で非常に不効率です。 その他にも物の値段は日々刻々と変わるのに対し、労働の値段つまり給料の変化は早くても月単位でしょう。このギャップも問題になります。 またお金を貸している人たちは大変です。自分の給料一年分のお金を貸していた人がいても返されるお金の額は同じでも価値は全く異なります。貸してた当時は高級外車を買えていた筈の価値だったのに、返された時には中古車し抱えない程度の価値にしかなくなってしまうこともありえるわけです。(逆に借りてた人は得をしている) さらには、それだけ急速なインフレが進めば人々は便乗値上げを始めるでしょう。そうしてインフレがインフレを呼び、経済は大きく混乱し、大きなダメージを受けます。 ●しかし、質問者さんと同じような意見を持つ人も多くいます。 即ち急速なインフレは問題があるけれど、ゆっくりなインフレならばむしろ経済活動の円滑化に役立つのではないかという考えです。 この考えは『リフレ』と呼ばれています。 インフレには消費を加速する効果が有ります。つまり皆が『価値が下がる前にモノに変えてしまえ』と思うわけです。そうするとちょっとだけ伸びた消費が生産活動を刺激して経済発展に貢献するのではないかというわけです。 また硬直化しやすい価格に若干の柔軟性を与える事で、経済の効率化を図る事も出来るのではないかと言われています。

回答No.6

日本政府は年間30兆円の赤字国債を発行しているようです。ということは、年間30兆円のお金を印刷し作っているのですが景気は期待どうりに回復せず、頭を抱え込んでいます。ということは、政府高級官僚・自民党の経済的知識レベルは質問者さんと同程度です。ご安心ください(笑) 質問者さんの疑問は経済学の本質にかかわる疑問です。この疑問に対する回答は幾つかありますが、「貨幣数量説」がその答になるでしょう。この解説は経済学者でない私があれこれ言うより、参考URLをお読みください。 私は「お金をたくさん作れば、なぜ景気は良くならないのでしょうか??」ではなく「お金を沢山つくる行為そのものが、景気を悪くしている原因である」と考えざるを得ないと思っています。貨幣数量説によれば「生産・供給能力の効率化」が本質であって無駄な政府支出・公共投資のために赤字国債を発行し貨幣供給しても景気は良くならず、規制緩和、公共投資の削減、政府の無駄使い・不正支出の撲滅、個人法人税減税の方が景気対策になると、貨幣数量説を解釈をしています。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E6%95%B0%E9%87%8F%E8%AA%AC
noname#96023
noname#96023
回答No.5

いま沢山作っているのですけどね。(公定歩合を低く抑えるとの意味で) 貴方は利息が0%で借りられるとして、お金を借りて無計画な散財をしますか?(利息が0%でも借りた額は返す必要がありますよ)

  • horuhisu
  • ベストアンサー率66% (8/12)
回答No.4

 horuhisuです。ヒットも打つけどホームランも打ちます。    結論からいうと、なりません。  失礼ですが、なぜインフレになるか、そもそもインフレとはなにかおわかりでしょうか。  インフレとは簡単に言うと金余りの状態です。たとえば今¥100で買えるボールペンが¥200になってしまうかもしれません。お金をたくさん作ってしまうと、当然こういう状態になりますよね?  インフレで何が悪いかというと、賃金や預貯金が目減りしてしまうわけです。わかりやすく言うと、たとえばあなたが¥1000預金していたとします。あなたが歳をとったとして、若い頃には10本買えていたボールペンが5本しか買えない、なんて事態が発生するわけです。これは一大事です。    また、好景気とはお金がある状態のことを必ずしも指すわけではありません。(1)有効需要(=支払い能力を伴った需要)が持続的に拡大し、(2)企業の生産活動が活発になり、→失業者の減少(3)商品への需要が供給を上回り、→物価の上昇、となる状態のことをいいます。    何かわからないことがありましたらまた聞いてください。

  • UTwTU
  • ベストアンサー率24% (218/879)
回答No.3

お金を沢山作れば、消費が増えて好景気になる、という考えでしょうか? お金を異常に沢山作ったとします。 するとどうなるでしょう。 安い給料では人は働かなくなります。 じゃあ、どうなるか。 人件費が上がって、製品の値段が上がる、もしくは、作り手がいなくなったことで、様々な製品の流通量が減り、値段が上がります。 値段が上がれば、額面として高い給料を貰っても、結局買うのを控えるようになるでしょう。 お金の価値が変わっただけで、収入に対する支出の比率が変わらない状態になる可能性があるわけです。 それどころか、個人の貯蓄の価値が減り、不満が噴出するだけでしょう。 「紙幣」「乱発」辺りで検索をかければ、過去にお金を沢山作ることでどのような事態が起こったか知ることができると思います。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.2

紙幣を刷れば刷るほど、一枚一枚の信用力がなくなっていくからです。

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