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保護回路について…
過電流保護回路は大きく分けてフォールドバック型制御回路(フの字型保護回路)と定電流定電圧移行型保護回路(垂下特性)があると言うことですが、わたしが使っている回路はフの字型保護回路を用いているのですが、フの字型保護回路の利点とかはあるのですか??
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フの字型保護回路は、ショート電流を下げて、且つ電圧も低下させます。 この状態では消費電力を低下させているのも特徴ですが、復旧は、電源供給の停止から必要になり、自然復旧はありえません。 復旧自動化は、それが繰り返されるだけです。 復旧操作は、装置全体、システム全体の一時電源断が必要です。 一方、垂下特性は、ショート電流を供給し続けます。負荷端電圧は低下しますが供給電圧は維持するので、その差分で発生する電力を保護回路が負担する能力が必要です。 この特徴は、ショート原因の撤去だけで復旧し、電源供給の停止が不要なことで、システム電源断に及ばないことです。 これらは、そういう保護回路を設計すれば、自然と理解できます(設計条件の要求事項なので、逆に理解していないと設計できません)。
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- mac_res
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回答No.1
フの字型保護回路のほうが垂下特性に比べて、保護回路作動時の発熱が小さく、長時間ショートに耐えられます。 もしくは、設計時放熱器を小さく設計できます。