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教職について少し悩んでます
自分は将来教員を目指しているある国立大の経済学部の一年生です 日々教員になるための単位をコツコツと取っており、順調にいけば卒業と同時に高校公民の免許を取得できます しかし、ここをみていると公民だけでは教員採用試験は大変厳しいらしく将来高校地歴でひとつ(できれば日本史)教員免許をとろうと考えています この場合(1)卒業後通信過程でとる(2)兵庫教育大や鳴門教育大などの大学院進学(3)科目等履修生となって不足分をとるなどの他に免許をとる方法はあるのでしょうか また、最近よく聞く教職大学院というところに行って免許を取得するということは可能なのでしょうか。奈良教育大学を例にすると高校の各教科の専修を取れると書いてあるのですが、これは一種を持っている前提のことなのでしょうか まだ、1年ということもあり、これから他の進路があらわれるかもしれませんが、教員という進路には大変興味ががあります また、自身の体験談なども教えてもらえると参考になります。質問ばかりで大変すいませんでした。
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- okoknonono
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Mo.2です。続きを書きます。 前回の回答の後半がわかりにくいのでまず補足しますと、 主に教員養成課程の大学院で、1種免許状を取得できるのは院の単位では無く、学部の単位です(免許法で大学院の単位では1種は取得できないことになっている)。 つまり、院に在籍しながら学部の授業を受けて1種免許を取ることを奨励しているかどうかかが1種免許を取得できるとされている大学院と他との違いです。 その奨励のために、2年分の学費で3年間在学できる長期履修学生制度を導入したり、教育実習を受講しやすいように配慮されたりされてます。 教職大学院はあくまでも1種免許状取得者がさらに高度な専門知識を得るためのものですから、このような配慮はありません。 配慮が無いだけで不可能という訳では無く、教職大学院や普通の大学院に通いながら、空いている時間を利用してその大学の学部の単位を取って他教科を免許を取ることは可能です。 私としてお勧めする方法は、 1.今の大学で公民の免許と中学校社会の1種免許状を取得する。中高一貫校も増えており、中学校の免許が無ければかなり不利になるので中学校社会は必須です。 2.時間的な余裕が有るかぎり他の学部の講義でも構わないので地歴の免許に必要な単位を取れるだけ取る。卒業までに地歴の免許も取れるなら取っておく。 3.大学院に進学して公民と中学社会の専修免許状を取得を目指す。地歴の免許してなければ科目等履修生となり、その大学院の学部の授業を受けて地歴の免許も取る。 進学する大学院は、 東大、京大>その他旧帝大、筑波、広島、一橋>国立教職大学院、私立最上位>一般の国立大大学院、私立教職大学院>私立大学院 の順に教員採用時には評価されると思いますので可能なかぎり高いところに進むのをお勧めします。 また、可能ならば大学院に在学しながら、高校の非常勤講師の勤務をして経験を積むことや、ボランティア活動などもしておいたほうが良いです。 4.卒業時に合格 となれば幸いですが、大半は一回で合格は不可能であって、通常は講師となり非常勤、常勤で高校に勤務をしながら生活をして、正採用まで何年も受験をすることになります。 5.講師勤務をしながら採用試験に挑む 正採用では無く、講師扱い(すなわちバイト扱い)で経験を積みながら何度も採用試験を受講することになると思います。正直言って多くの人が一生かかっても合格できません。 よって、人によっては教員になることを諦めたり、中学校社会に切り替えたり、他の教科の免許を通信などを利用して取得して他の教科、校種に切り替えたて受験する人もいます。 諦めないで40歳過ぎても講師という人もいます。 ここで人生の選択をする必要に迫られることになると思います。安定した身分を優先するか、希望を優先するかは人それぞれです。 番外.他の教科、校種で正採用されながら高校公民の教員を目指す とりあえず中学校社会や他の教科で採用されて、高校公民を目指す方法もあります。自治体によっては中学校から高校の移動を認めているところもありますし、高校なら都合上公民の先生が居なくなる場合もあります、このときにうまく潜りこんでしまうという手があります。 このようなことがあるので数年に一人しか採用しないということが起こるのです。(しかし可能性としては低いです) もちろん、正攻法で毎年採用試験を受けつづけるのも可能です。 以上です。がんばってみてください。
- okoknonono
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いろいろと調べられているようなので、高校公民の難易度はある程度聞いていると思います。よく言われる難易度は旧司法試験並と言われ、教員採用試験再難関であることは間違いありません。大阪府でも毎年2名程度しか採用していませんし、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県なら3~5年で1名程度しか採用してません。(奈良教育大の名前がありましたので関西地区を例にしました) このような難易度で免許状を取ってそれなりの勉強と経験を積んだ程度では到底合格できません。よって質問者様の言われる通り、地歴の免許程度は持ってないと普通は相手にされません。 地歴の免許状を取られる方法としましては(1)(2)(3)の方法で間違いありません。 質問文にはきちんと書かれていませんが、現在の経済学部では地歴の免許を取れないと判断して、他の学部で地歴の免許を取れるところは無いのでしょうか?もしある様ならば、その単位を修得できないか大学に確認しておくべきだと思います。 単位数の制限などがあるかもしれませんが、ある程度の修得を認めているところは多いと思います。 その方法で地歴の免許を在学中に取るか、取れなくてもできるかぎり単位を取っておくと後々楽になるでしょう。 教職大学院については、教職大学院自体は免許状取得とは関係がありません。何が違うかというと必要な単位を修得すれば「教職修士(専門職)」という学位を取得できるだけです。 よって、教職大学院だから取れる取れないという判断はできません。 大学院で未だ取得して無い免許状が取得できるのは、その大学院で学部の単位を取得させているかどうかです。 普通はこのようなことをすると2年では必要単位を満たすことはできないので長期履修学生制度を使って3年で取得できるようにしています。 2年で専修免許状が取れるとしているのは、既に1種を持ってることが前提です。 まだ書きたいことがありますが、時間が時間ですので今日はここで一旦終わりにしておきます。まだ締め切ってないようでしたら、続きを書くつもりです。
- buf
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まずは、まだ一年生のうちからしっかりと将来を見据えられていること、すばらしいと思いました。 高校地歴の免許は、変わっていなければ世界史・日本史・地理全部ふくまれていますから、たとえ自分が日本史を教えたいと思ってその免許をとっても、現場で何を教えるか決めるのは校長あるいは教科主任です。私も自分の興味ある分野(西洋史)ばかり単位をとって、日本史・地理の単位がほとんど足りず卒業間際にひどい目にあい、なおかつ実際に地理の授業を持ったときにはかなり苦労しました。単位取得の際には気をつけてくださいね。 それから、もし免許を取られるなら中学社会の免許を取ることをおすすめします。現在中高一貫校が多くなってきていますから、中高両方の免許は強みになると思います。そして、免許はあるにこしたことはありませんが、なくても実は教えていることがままあります。たとえば、公民の免許しか持っていないけど日本史を教えるなど、普通に行われていると思います。(「臨時免許」というものがあります) 免許取得の方法は、書かれている三つの方法しかないかと思います(留年して単位をとるのもありかもしれませんが) 個人的には、大学院進学という形がお金と時間はかかっても一番いいような気がします。専修免許があれば給料も多少はよくなりますし、私立は基本的には修士号を要求する傾向にあるようです(公立以外にも、選択肢は広いほうがいい)。 なんにせよ、人に教えるというのは並外れた知的好奇心とその教科への愛がないと、時に辛いことです。クラブ指導など通して生徒との関係を築くことはもちろん大切ですが、教員にとって一番大事なのは教科指導だと思います。自分はこれだけ勉強してきた、という自信(教えていく中で、絶対に何度も揺らぐと思いますが)をつけるためにも、修士号の取得を目指してみてはいかがでしょうか。 (教職大学院に関してはよく分かりません、ごめんなさい。) 長くなりましたが、希望の進路に進まれますことをお祈りしております。