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教職課程科目履修生制度について詳しく教えてください
- 教職課程科目履修生制度とは、四大の卒業生が教育職員免許状取得に必要な単位を履修するための制度です。
- この制度は通信で教員免許を取得できる場合もあり、1~2年程度のスクーリングで済むこともあります。
- 首都圏ではいくつかの大学で教職課程科目履修生制度を実施しています。
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質問者が選んだベストアンサー
私の知ってるかぎりでご説明します。専門家ではありませんので用語等の間違いがあるかもしれませんが大まかで当ってると思います。 予め申し上げますが、質問者様の条件の場合、科目等履修生を利用するだけでは教員免許の取得はできません。その理由と、それ以外の取得方法も質問の順にお答えします。 >少し調べてみたところ、四大の卒業生が教育職員免許状取得に必要な単位を履修するための制度があることを知りました。 >この制度は具体的にはどういう制度なのでしょうか(例えば、時間や金はどのくらいかかるものなのでしょうか)。 これは科目等履修生の制度です。本科生以外の人間が大学の授業を受けて、その単位を正式に認められるものです。それに対して聴講生は単位取得を目的としないで受講を認められたものになります。よって、これにて単位を認められれば学生時代の単位と合算されて教員免許等の資格を取得することができます。 時間は本科生と同じように授業を受けるので変わりません、お金は、大学や卒業生か否か、通学か通信かでかなり変わります、普通の講義が対象なら入学金等1万~10万、1単位取得(3千~3万)あたりじゃないでしょうか。 *** ただし、この科目等履修生はすべての単位が取得できるとはかぎりません。ごく一部の大学を除いて、実験、実習などは受講をさせてくれません。この実習には教員免許に必須の教育実習等が含まれており、そのためにすでに実習系の単位を取得できてないものは科目履修生での教員免許取得はほとんど不可能です。質問者様のように教育課程を取っていない場合は、本科生になる必要があります。よって質問者様が、教員免許を取得するには、大学に再度入学して一般の学生として単位を取得する必要あります、その場合卒業の必要はありません。その大学は通信の大学でも可能です。 >また、首都圏ではどこの大学でこのような制度を実施しているのでしょうか。 ほとんどの大学で実施してると思います。 >通信で教員免許を取得できる制度もあるようですが、それと比べた場合のメリット・デメリットも知りたいです。 教員免許取得することに関してのみなら以下になります。 科目等履修生 メリット 数単位程度の単位取得の場合に便利、入学試験は無いに等しいので希望の大学で学ぶことができる。 単位取得難易度は一般学生と変わらないので比較的簡単 デメリット 本科生ではないので受講できる授業が一般講義のみとされる。 通信より1単位あたりの金額が高い傾向にある。 通信 メリット 本科生になることによってまったく教職課程をもってないものでも免許取得が可能。 仕事を続けながらや、自分のライフスタイルに合わせて受講できる。 通学の本科生になるのと比べて、本科生になるのが簡単(入学試験は無いに等しい)。 デメリット 単位取得難易度は通学と比べると難しい傾向にある。 通信といっても一部スクリーングがあり意外と仕事と両立するのは難しい。 >ちなみに、1~2年程度のスクーリングで済むならば 最低2年かかると思います。あと教育実習は丸々一ヶ月は潰れます。 最後に私からのアドバイス 正直、社会系の免許の取得のために今の仕事をお止めになるのはお勧めしません。その理由は難易度が非常に高いためです。中学校で最低10倍程度、高校で30倍は覚悟しておく必要があり、旧帝大院卒程度の能力でも1次すら通過できない難易度のところもあります。 最近の教員不足の報道は、その大半は小学校教師にあります。小学校ならば2倍台の自治体がいくつかあります。それ以外は理系が多少不足しています。
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- okoknonono
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No.1です ↓ No.1の最後のほうに勘違いさせやすい書き方をしていたので補足します。 >正直、社会系の免許の取得のために今の仕事をお止めになるのはお勧めしません。その理由は難易度が非常に高いためです。 というのは、採用試験が難しいという意味です。 免許を取るだけらなば社会は最も取りやすいと言われてます。 つまり免許を取りやすい分、取得者が多く、そのため採用試験の倍率が高くなるということです。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 裏ワザとしては大学に再度入学して一般の学生となり、教員科目だけ履修して中退するというアイデアが一応あるわけですね。 これはさすがに現実的ではないとは思いますが…。 教員免許の実情がよく分かりました。 ご回答ありがとうございました。