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消費税の仕訳入力について
勘定奉行を使用して会計処理をしております。 そこで教えていただきたいのですが、勘定奉行において、費税の経理処理は 1.税抜き別段入力処理 2.税抜き自動計算処理 3.税込み自動計算処理 の3通りの方法が用意されています。 この中で、どの方法を用いて経理処理をすることがより一般的なのでしょうか? それぞれの会社により処理方法は異なるものだとは思うのですが、例えば上場会社の処理の際などは、どのような処理方法をとっているのか教えていただければ助かります。 宜しくお願いします。
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税込方式での経理ではなく、税込金額での入力に基いて、内税消費税額を自動計算するということですね。それであれば、基本的にはほとんど影響は無いです。 仕入先・得意先の端数切捨て/切り上げによって実際の先方よりの請求書等と多少の差額は出るかと思いますが、問題の無い範囲と言えます。 なお、合算して売上・仕入を計上する様な場合は差額が大きくなるため、税抜別段で消費税額を入力する方がより適しているかとは思います。 一例を挙げますと、ある月の売上について、 税込35,000円(内税消費税1,666円)×5社である場合、売上の合計は175,000円、仮受消費税の合計は8,330円(差引売上高計上額は166,670円)となるのですが、月末に売上を一本の仕訳で175,000円計上すると、自動計算の場合消費税は8,333円(売上高計上額は166,667円)となり、売上高がずれることとなります。 もちろん実際は件数が多いでしょうから、誤差が広がることになります。 とはいえ、消費税の計算上は合算して175,000円から計算するため影響しませんし、損益計算上も消費税精算損益で調整されるため税法上の問題は生じません。
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- hatamachi
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消費税は税込・税抜のどちらの処理も認められています。 税込処理の方が処理が簡単ではありますが、税抜処理の方が基本的には有利です。 というのも、法人の税金計算上は費用と認められない交際費の金額は税込処理の場合は税込金額で計算することになりますし、固定資産/経費の判定、少額資産・一括償却資産の処理が可能か否かも同様となるためです。 このため税抜処理を採用している会社が多いです。 自動計算か否かについてですが、取引によっては必ずしも取引金額×5%が消費税額となっていなかったり、合算で入力する場合、切上・切捨の関係で誤差が生じたりすることがあります。 こういった場合に税抜き別段処理を使うことによって正しく入力を行うことが可能となります。 例えば売上・売掛金を販売管理システムで管理しており、月末に一括で売上を計上するような場合では、売上金額の5%と消費税額に誤差が生じます。 消費税の計算上・当期純損益の計算上は影響しないのですが、合算で税込入力を行うと売上がずれることとなってしまいます。(その分消費税の精算損益で調整がかかるので、最終損益は変動しませんが) 別段処理を使用することにより、これを避けることができます。
補足
回答ありがとうございます。 説明頂いた税込処理とは、例えば 売掛金 105,000/売上 105,000 仕入 84,000/買掛金 84,000 という仕訳を行った際にP/L上の売上に105,000、仕入に84,000の金額が計上され、B/S上では仮受消費税、仮払消費税の金額が記載されない(仮受消費税・仮払消費税の科目をそもそも使用しない)という処理という認識で大丈夫でしょうか? そうであれば、現在は税抜処理をしています。 現状では、仕訳入力を行う際に領収書に記載されている金額から消費税額を手計算し、税抜きの金額を勘定奉行に入力し、消費税額を自動計算させているという状態です。 そこで、来期より勘定奉行への入力方法を税込の金額で入力を行う方法へ変更したい(手計算を行う手間をなくしたい)と考え質問させていただきました。 税込金額での入力に変更をした場合、 売掛金 105,000/売上 105,000(税5,000) といった表記がなされるので、別段処理は行われていることになるのではと考えています。 前任者との引継ぎの過程で、来期から入力方法の変更を検討したいと思い質問させていただきましたが、私の言葉が足りなかったようです。 差し支えなければ意見を聞かせてください。 よろしくお願いします
- twentyfirs
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私はJDLを使ってますが税込み自動計算で処理してます。 多分これが一般的と思いますよ。
お礼
早速の回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 勉強になりました。 また何かありましたら、よろしくお願いいたします。