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がんの後遺症について
主人(52歳)は2006年に喉頭がんと診断され放射線治療で切除する部分を小さくしてから手術をする予定でしたが、放射線治療の効果がありがんが消えてしまい手術をすることなく退院することができました。しかし、1年で再発し今度は放射線治療はできないということで手術をしました。結果は良好で術後3週間たらずで退院し、今は仕事にも復帰していますが放射線治療の後遺症なのか痰がでなくなり、話すことがあまりできなくなり、食事のときも飲み込みにくくなりました。もとのようになるにはどうしたらいいでしょうか。
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喉頭癌を始めとする頭頸部領域の悪性腫瘍の組織型は扁平上皮癌が最多で、この扁平上皮癌は放射線に対して感受性が高い=良く効く組織型です。 さて、現在のご主人の術後後遺症には、(1)放射線照射が原因となる症状。(2)手術が原因となる後遺症。(3)上記(1)と(2)が合併した原因となる症状が考えられます。 先ず、放射線治療の後遺症としては、術後一年経過していますので早期障害ではなく、不可逆的障害と言って治らない晩期障害として、「唾液腺分泌能の低下」と「骨壊死」が上げられます。手術による後遺症としては、切除した部位と程度によって異なります。 痰が出ない後遺症は、唾液腺分泌能低下と同様の放射線による晩期障害が原因と、手術の際に痰を排泄する筋肉の動きを司る神経を傷付けてしまったことが相乗した原因が考えられますので、両方の治療を担った主治医にお尋ねください。 話すことが出来なくなった=発語障害または構音障害は、摘出手術が原因と思われますが、音声聴覚士によるリハビリ(英会話における音声学的な発声訓練です)によって、かなり改善されますので、主治医にご相談してみてください。
お礼
癌の後遺症について、に回答くださいましてありがとうございます。 いろいろな事情でPCを見る時間がなくお礼がおそくなってしまい申し訳ありませんでした。主人はガムを噛んで対処していますが、仕事で人に会う時は困っています。手術を担当してくださった先生は術後私達に説明して下さったかもしれません。今は転院しているようですが所在を尋ねることもなく今の状況を受け止めているようです。私はもっと積極的に症状を伝えていろいろな方向から治してはと思っていますが仕事のことや無口なこともあってなかなか相談がむずかしいようです。しかしこの回答によりやはり病院に相談すべきだということがわかりました。本当にありがとうございました。